ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで
ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。
とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!
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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(1〜10)
CrossroadRobert Johnson

異次元のギターテクニックを持つことで有名な、伝説のブルース・ミュージシャン、ロバート・ジョンソンさん。
その高いギターテクニックから生前、ファンや関係者の間で「十字路で悪魔に魂を売り渡して、その引き換えにテクニックを身につけた」というウワサが広まっていたそうです。
こちらの『Crossroad』は、そんな彼のギターテクニックや音楽性がつまった作品で、弾き語りでありながら、狂いのないパーフェクトなギターテクニックを味わえます。
Match Box BluesBlind Lemon Jefferson

カントリー・ブルースや戦前ブルースの代表的なアーティストとして知られている、ブルース・シンガーのブラインド・レモン・ジェファーソンさん。
ライトニン・ホプキンスさんやT-ボーン・ウォーカーさんなども強い影響を受けたと言われており、のちのモダン・ジャズやブルース・ロックへの礎を築きました。
そんな彼の名曲として名高い作品が、こちらの『Match Box Blues』。
1920年代のブルースなので、歴史を知りたい方にオススメです。
Sunshine Of Your LoveCream

イングランド出身のスリーピース・ロックバンド、クリーム。
ハードロックの先がけとして知られているグループで、ブルース・ロックとサイケデリック・ロックをミックスさせたような、独特のサウンドで1960年代のロックシーンを盛り上げました。
こちらの『Sunshine Of Your Love』は、そんな彼らの曲のなかでも、とくにブルースとしての特色が強い作品です。
ロックが好きな方も、ブルースが好きな方も楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。
ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(11〜20)
My BabeLittle Walter

ブルース・ハーモニカの代表的な演奏者として知られている、ルイジアナ州出身のアーティスト、リトル・ウォルターさん。
マディ・ウォーターズさんのバンドとして活動しており、ソロとしての活動もR&Bチャートで1位を獲得するなど、大きな成功を収めました。
こちらの『My Babe』は、そんな彼の名曲として名高い作品で、女性の素朴な美しさを描いたリリックが人気を集めました。
アンニュイなブルースが好きな方にオススメです。
SpoonfulIHowlin’ Wolf

偉大なブルース・シンガー、ハウリン・ウルフさん。
芸名からわかる通り、太く、しゃがれた声を持ち味としており、現在でも多くのブルース・ファンの間で愛されているシンガーです。
そのボーカルテクニックは、ブルース界はもちろんのこと、ロック界にも影響を与えたと言われています。
こちらの『SpoonfulI』は、そんな彼の名曲として語りつがれています。
荒々しい歌い方と繊細な演奏が、味のある雰囲気を作り上げています。
ダミ声が好きな方は、要チェックの作品です!
Nobody Knows You When You’re Down And OutBessie Smith

ブルースの女帝と呼ばれたベッシー・スミスさんの代表曲といえば、この作品がまず挙げられるでしょう。
かつての栄華を失い、孤独と絶望に陥った主人公の心境を描いた歌詞は、ブルースならではの人生の機微を余すところなく表現。
1929年5月15日にニューヨークで録音された本作は、ベッシー・スミスさんが自身の人生を重ね合わせて歌い上げたことで、より一層深みのある名演となりました。
栄華と転落、友情の儚さ、人生の不条理というブルースの真髄に触れられる一曲は、ブルースを深く知りたい方にはもちろん、人生に思うところのある方にもおすすめです。
Call It Stormy MondayT-Bone Walker

ブルースというジャンルは、もともとはアコースティックギターで演奏されていました。
こちらのT-ボーン・ウォーカーさんは、そんなブルースにエレキギターを初めて持ち込んだアーティストとして知られています。
彼がいなければ、現在のブルースのスタンダードなスタイルはなかったといっても過言ではありません。
そんな彼の名曲が、こちらの『Call It Stormy Monday』。
モダン・ブルースの始まりを知りたい方にとっては、必見の作品です。





