ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで
ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。
とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!
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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(71〜80)
Boogie Chillen’John Lee Hooker

ミシシッピ州のプランテーションで育ったJohn lee Hokkerは、1948年にデトロイトのレコードストア兼レーベルのBernard Besmanのオフィスに現れデモを行ったことから、本格的なキャリアをスタートさせています。
このヒット曲のボーカル、ギターなどは全てJohn自身がひとりでパフォーマンスしており、足踏みのタッピング音は、彼の靴の裏に付けられたボトルキャップから出されています。
Choo choo ch’boogieLouis Jordan

ルイ・ジョーダンは、アーカンソー州生まれのビッグバンド・ジャズとブルース要素を併せ持つ音楽のサックス奏者。
ジャンプ・ブルースに分類される。
「Choo choo ch’boogie」は、スウィング感あふれるジャンプ・ブルースの名曲です。
Just Want To Make Love To YouMuddy Waters

マディ・ウォーターズは、シカゴ・ブルースの基礎を作った功績をたたえて「シカゴ・ブルースの父」と称されています。
「I Just Want To Make Love To You」は、ウィリーディクスン作曲。
初レコーディングはマディ・ウォーターズで、1954年4月。
バンドスタイルで演奏されるシカゴ・ブルースで、渋いピアノにハーモニカソロが雰囲気満点。
お酒が飲みたくなってきます。
Smoking GunRobert Cray

悪魔的な魅力を放つブルース・ロックの金字塔として知られる本作。
1986年に発表されたロバート・クレイさんの名盤『Strong Persuader』からのリード・シングルとして、ビルボード・チャートを席巻しました。
不倫をテーマに据え、疑惑と裏切りの狭間で揺れ動く心情を鮮やかに描き出しています。
クレイさんの魂を揺さぶるボーカルと卓越したギター・スキルが、浮気をしたパートナーの後を追う人物の葛藤を見事に表現。
アルバート・キングさんやマディ・ウォーターズさんといった伝説的ブルースマンの影響を感じさせつつ、現代的な解釈を加えた意欲作です。
恋愛の苦悩を味わっている方や、ブルースの奥深さに触れたい方にぜひおすすめしたい1曲です。
Pride and JoyStevie Ray Vaughan

テキサスのシンガー兼ギタリストの、Stevie Ray Vaughanが、バックアップ・バンドのDouble Troubleとともに1983年にリリースした曲。
彼の最も有名な曲のひとつです。
彼は2015年に、ロックンロールの殿堂入りを果たしています。
Hoochie Coochie ManWillie Dixon

ウィリー・ディクスンはミシシッピ州ヴィックスバーグ生まれの、ソングライター、プロデューサー、ベーシスト、歌手。
ブルースの有名曲の多くを作曲。
Hoochie Coochie Manは、マディ・ウォーターズが歌って大ヒットした曲ですが、元はウィリー・ディクスンの作品です。
I’d Rather Go BlindEtta James
エタ・ジェイムズが1967年に、彼女の友人であるエリントン・フギ・ジョーダンを刑務所に訪れたことをきっかけに書いたサザンブルース。
英国のブルースバンド、Chicken Shackをはじめ多くのアーティストによってカバーされています。





