ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで
ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。
とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!
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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(41〜50)
How Long, How Long BluesLeroy Carr

1928年、ブルースの未来を切り開いた一曲が誕生しました。
ブルースの歴史に残る名曲と呼ばれるこの楽曲は、レロイ・カーさんとスクラッパー・ブラックウェルさんによって録音されました。
心に染みる悲しみの歌詞と、都会的で洗練されたサウンドが特徴的です。
恋人との別れを列車にたとえた歌詞は、失恋の痛みや孤独感を見事に表現しており、多くのリスナーの心を捉えました。
本作は、後のブルースやR&Bの発展に大きな影響を与え、1988年にはブルースの殿堂入りを果たしています。
失恋の痛みを癒したい時や、心に響く本格的なブルースを楽しみたい時におすすめの一曲です。
What›d I sayLightnin’ Hopkins

「稲妻」と呼ばれ、黒のサングラスと葉巻がトレードマークのライトニン・ホプキンスさんは、まさに南部出身の不良おやじといった雰囲気が最高にカッコいいテキサス・ブルースのカリスマ的な存在です。
本作は、1969年にカリフォルニアで録音され、アルバム『Lightnin’!』に収録されたRay Charlesの楽曲のカバーです。
独特のフィンガースタイルによるギター演奏と、力強く自信に満ちた歌声が印象的で、恋愛関係の機微を捉えた歌詞が心に響きます。
1973年7月にリリースされたこの曲は、ブルースの奥深さと魅力を存分に味わえる一曲となっています。
I’m a King BeeSlim Harpo

スワンプ・ブルースの名曲として知られる本作は、ミツバチのメタファーを用いた強烈な性的暗示が特徴的です。
シンプルな楽器編成とリズムで、Slim Harpoさんの独特なハーモニカとボーカルが際立ちます。
1957年にリリースされた本作は、後にローリング・ストーンズなど多くのアーティストにカバーされ、ブルースの代表曲としての地位を確立。
2008年にはグラミー・ホール・オブ・フェイムに登録されるなど、その影響力は計り知れません。
ブルースの魅力を存分に味わいたい方や、ロックの源流に触れたい方にお勧めの一曲です。
Mustang SallyWilson Pickett

新しいMustangに乗って、ワイルドな生き方をしている少女について歌われている曲。
”サー・マック・ライス”としても知られているBonny Riceによって書かれました。
アイルランドのソウルバンドを描いた1991年の映画「The Commitments」で使用された楽曲です。
Me and the Devil BluesRobert Johnson

1937年6月20日の日曜日、ダラスでレコーディングされた曲。
ピーター・グリーン・スプリント・グループやカウボーイ・ジャンキーズ、エリック・クラプトン、ソープ・アンド・スキンなど、多くのアーティストによってカバーされている楽曲です。
Bell Bottom BluesDerek and the Dominos

Eric Clapton、Bobby Whitlockによって書かれた曲。
Derek And Dominosがレコーディングした唯一のスタジオ・アルバム「Layla and Other Assorted Love Songs」に収録され、1971年にシングル・リリースされた曲です。
The Things That I Used to DoGuitar Slim

Guitar Slimによって”悪魔の歌”とされている曲。
当時のほとんどのヒットソングは、特定の地域に限定されていましたが、この曲は米国の北と南で人気のあった珍しいR&Bソングです。
R&BチャートでのNo.1は6週間続きました。