RAG MusicBlues
素敵なブルース
search

ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで

ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。

とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!

ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(31〜40)

Double TroubleStevie Ray Vaughan

Stevie Ray Vaughan & Double Trouble – Pride And Joy (Live at Montreux 1982)
Double TroubleStevie Ray Vaughan

ジョニー・ウィンターさんの後継者として、ブルース界に大きな影響を与えたギタリスト、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさん。

彼のサウンドはエルモア・ジェームスさんやアルバート・キングさんから強い影響を受けているため、シカゴ・ブルースの雰囲気がただよっています。

そんな彼の名曲である、こちらの『Double Trouble』は前述したギタリストたちの特色を感じる、王道のブルースに仕上げられています。

ぜひチェックしてみてください。

Green OnionsBooker T&The MG’s

Booker T. & The MG’s – Green Onions (Official Audio)
Green OnionsBooker T&The MG's

Booker T. & MG’sは、Memphis Soulの音楽レーベル、Stax Recordsのハウスバンドでした。

彼らはWilson Pickett、Otis Redding、Isaac Hayesを含む多くのアーティストとともにレコーディングを行っています。

この曲は、イギリスではダンスクラブで人気があり、その後にStingなどが出演した映画「クアドロフェニア」で使用され、話題になりました。

Hey HeyEric Clapton

エリック・クラプトンは、イギリス出身のギタリスト、シンガーソングライター。

ブルース・ミュージシャンというより、ロックミュージシャンとして成功を収めたイギリスのブルース・ロックミュージシャンといった感じでしょうか。

「Hey Hey」では、落ちついた演奏を聴かせてくれます。

I GotchaJoe Tex

ジョー・テックスが、Billboard Hot 100で最高のチャートを記録した曲。

1972年にリリースされました。

彼はラップ・ミュージックの先駆者の一人としても知られています。

クエンティン・タランティーノの映画「Reservoir Dogs」でも使用されている楽曲です。

Have you ever loved a womanFreddie King

FREDDY KING – Have you ever loved a woman – Texas Sensation
Have you ever loved a womanFreddie King

フレディ・キングは、テキサス州ギルマー出身のB.B.キング、アルバート・キングと並ぶブルース・三大キングと称されています。

「Have you ever loved a woman」エリック・クラプトンはじめ多くのブルース・ロックのミュージシャンが取り上げている名曲です。

ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(41〜50)

Devil Got My WomanSkip James

デルタ・ブルースの伝説的シンガーとして知られるスキップ・ジェームスさんの代表曲といえば、この作品でしょう。

誠実さに満ちたデルタ・ブルースの特徴が随所に表れ、個人的な苦悩や絶望、善悪の葛藤を描いた歌詞が心に響きます。

独特のフィンガーピッキングと魂を揺さぶるボーカルが織りなす音世界は、ブルースファンならずとも必聴の一曲です。

1968年にリリースされたアルバム『Devil Got My Woman』に収録され、2001年の映画『ゴースト・ワールド』でも使用されました。

ブルースの真髄に触れたい方や、人間の内なる葛藤を描いた楽曲をお探しの方におすすめです。

James Cotton – Rocket 88James Cotton

ブルースの伝統を体現する一曲として、ジェームス・コットンさんがカバーしたこの楽曲は、リズム・アンド・ブルースからロックンロールへの橋渡しを象徴する作品です。

1951年に初めて録音された本作は、当時のアメリカ社会における自動車文化や若者の価値観を鮮やかに描き出しています。

2007年にリリースされたコットンさんのバージョンは、彼独自のブルースハーモニカの響きで、曲の持つ歴史的重要性を再確認させてくれます。

ドライブの際のBGMとしてはもちろん、アメリカの音楽史に興味がある方にもおすすめの一曲です。