ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで
ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。
とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!
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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(31〜40)
Green OnionsBooker T&The MG’s

Booker T. & MG’sは、Memphis Soulの音楽レーベル、Stax Recordsのハウスバンドでした。
彼らはWilson Pickett、Otis Redding、Isaac Hayesを含む多くのアーティストとともにレコーディングを行っています。
この曲は、イギリスではダンスクラブで人気があり、その後にStingなどが出演した映画「クアドロフェニア」で使用され、話題になりました。
Hey HeyEric Clapton

エリック・クラプトンは、イギリス出身のギタリスト、シンガーソングライター。
ブルース・ミュージシャンというより、ロックミュージシャンとして成功を収めたイギリスのブルース・ロックミュージシャンといった感じでしょうか。
「Hey Hey」では、落ちついた演奏を聴かせてくれます。
I GotchaJoe Tex

ジョー・テックスが、Billboard Hot 100で最高のチャートを記録した曲。
1972年にリリースされました。
彼はラップ・ミュージックの先駆者の一人としても知られています。
クエンティン・タランティーノの映画「Reservoir Dogs」でも使用されている楽曲です。
Memphis BluesW.C. Handy

W.C. Handyが、Bluesの父として知られるきっかけとなった曲。
1910年から1916年までMemphis市長を務めた、Edward H. Crumpのキャンペーン曲として、1909年に書かれました。
デューク・エリントンやナット・キング・コールなど、多くのアーティストによってカバーされている楽曲です。
Have you ever loved a womanFreddie King

フレディ・キングは、テキサス州ギルマー出身のB.B.キング、アルバート・キングと並ぶブルース・三大キングと称されています。
「Have you ever loved a woman」エリック・クラプトンはじめ多くのブルース・ロックのミュージシャンが取り上げている名曲です。
ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(41〜50)
I’m a ManBo Diddley

力強いリズムと男性の自信に満ちた歌声が、聴く人の心に響く一曲です。
曲中に登場する「M-A-N」のスペルアウトは、男らしさを誇示する象徴的なフレーズとして印象的ですね。
1955年4月にChecker Recordsからリリースされたこの楽曲は、Bo Diddleyさんのデビューアルバム『Bo Diddley』にも収録されており、彼の代表曲として多くのコンピレーションアルバムにも収められています。
2011年に全米録音資料登録簿に登録されるなど、その歴史的価値も高く評価されているんですよ。
自信に満ちあふれた歌詞の世界観を楽しみたい方や、ブルースの根源的な魅力を感じたい方にぜひおすすめしたい一曲です。
Statesboro BluesThe Allman Brothers Band

もともと、人気があったブルースのミュージシャン、ブラインド・ウィリー・マクテルによってレコーディングされた曲。
Duane Allmanはこの曲を何度も練習し、ボトルネックスライドギターを演奏することを学びました。
彼の葬儀では、Dickey Bettsのギターによってこの曲が演奏されています。





