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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで

ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。

とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!

もくじ

ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(21〜40)

Dust My BroomElmore James

エレキギターをボトルネック・スタイルで演奏するギタリストとして人気を集めた、エルモア・ジェームスさん。

ロバート・ジョンソンさんから手ほどきを受けており、彼から教わった高いギターテクニックを武器に、いくつかの名曲を世に残してきました。

1951年に非常に遅咲きのヒットを記録したのですが、約10年後である1963年に病気により亡くなってしまいました。

こちらの『Dust My Broom』は、そんな彼の名曲として知られている作品で、短い活動機関のなかで強烈なインパクトを残しました。

On The Road AgainCanned Heat

フロイド・ジョーンズとアラン “ブラインド・フール” ウィルソンによって書かれた曲。

ウィルソンは、UCLAでVeena(インドの弦楽器)を勉強した後、東部の音楽に関する知識を得た人物です。

1968年にリリースされたこの曲は、Canned Heatの最も有名な曲のひとつとなっています。

Traveling Riverside BluesLed Zeppelin

Led Zeppelin – Travelling Riverside Blues (Official Music Video)
Traveling Riverside BluesLed Zeppelin

もともとRobert Johnsonによって書かれ、レコーディングされた曲です。

Led Zeppelinは1969年に、BBCセッションのために初めて演奏しました。

ジミー・ペイジは12弦のアコースティック・ギターを使ってこの曲を演奏しています。

If trouble was moneyAlbert Collins

ブルースの伝統を受け継ぎながら、独自のサウンドで魅了するアルバート・コリンズさん。

困難や苦しみを金銭に例えて、人生の苦労を乗り越える強さを歌い上げる本作は、ブルース音楽の真髄を感じさせます。

1989年にリリースされたアルバム『Jazzvisions: Jump The Blues Away』に収録された楽曲で、コリンズさんの特徴的なテキサスブルースのギタースタイルが存分に発揮されています。

人生の難しさを経験したことのある方、困難を乗り越える勇気が欲しい方にぜひ聴いていただきたい一曲です。

First Time I Met The BluesBuddy Guy

シカゴ・ブルースの代表的なギタリスト、バディ・ガイさん。

ギターのスタイルは非常にテンションが高いもので、多くのロック・ファンからも非常に高い評価を受けています。

ギターのテクニックはもちろんのこと、ボーカリストとしての実力も非常に高く、とくに中音域から高音域のシャウトに関しては、一級品の実力を持ちます。

そんな彼の名曲が、こちらの『First Time I Met The Blues』。

ハイレベルなボーカルとギターの両方の味わえる作品です。

Hide AwayFreddie King

ブルース・ギタリストの3大キングと呼ばれている、フレディ・キングさん。

42歳という若さでこの世を去ってしまいましたが、その影響は非常に大きく、あのエリック・クラプトンさんも非常に強い影響を受けたと公言しています。

こちらの『Hide Away』は、そんな彼の名曲として名高い作品です。

開放弦の使い方が印象的なメロディーに要チェック!

ギターをたしなんでいる方は、彼の演奏を参考にしてみるといいかもしれませんね。