ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで
ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。
とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!
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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(61〜80)
Pride and JoyStevie Ray Vaughan

テキサスのシンガー兼ギタリストの、Stevie Ray Vaughanが、バックアップ・バンドのDouble Troubleとともに1983年にリリースした曲。
彼の最も有名な曲のひとつです。
彼は2015年に、ロックンロールの殿堂入りを果たしています。
Hoochie Coochie ManWillie Dixon

ウィリー・ディクスンはミシシッピ州ヴィックスバーグ生まれの、ソングライター、プロデューサー、ベーシスト、歌手。
ブルースの有名曲の多くを作曲。
Hoochie Coochie Manは、マディ・ウォーターズが歌って大ヒットした曲ですが、元はウィリー・ディクスンの作品です。
JUKELittle Walter

ブルースという音楽ジャンルの中で、ハーモニカは欠かせない楽器です。
その中でも、リトル・ウォルターさんは革新的な演奏スタイルで知られています。
本作は、1952年5月にレコーディングされた彼の代表曲。
ハーモニカの音色が主役となり、言葉を使わずに感情やエネルギーを伝える魅力的な楽曲です。
ビルボードのR&Bチャートで8週間1位を記録し、ハーモニカのインストゥルメンタル曲としては異例の大ヒットとなりました。
ブルースファンはもちろん、ハーモニカの新たな可能性に興味がある方にもおすすめの1曲です。
Tell it like it isAARON NEVILLE

真の愛への嘆願を歌っている曲。
市民権の賛歌となり、当時、ベトナムで戦っていたアメリカ兵士にも人気があった曲です。
50年代と60年代に最も生産的だったスタジオ、ニューオーリンズのJ&M Studiosでレコーディングされた最後のヒットソングです。
おわりに
一口にブルースといっても、アコースティックギターの弾き語りからノリの良いバンド・サウンド、インストゥルメンタル曲にいたるまで、ブルースを基調とした多くの名曲が存在しています。
実は皆さんが聴いていた曲が、ブルースのスタンダードナンバーのカバーだった、といった発見もあったのではないでしょうか。
今回の記事が、ブルースという音楽の素晴らしさを知るきっかけとなったのであれば幸いです!