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シティポップの名曲ベスト。おすすめの人気曲【定番&現代】

竹内まりやさんの『Plastic Love』がYouTubeで爆発的に再生され、海外を中心に盛り上がりを見せているシティポップ。

もともとは1970年代後半~1980年代の都会的な雰囲気を押し出した楽曲のことを指していましたが、時が経つに連れてその定義や解釈もじょじょに広がっていきました。

2000年代以降はおしゃれでムードのあるイメージの面から語られることもあり、人によってもそれぞれの感じ方があります。

この記事では、現代のポップスを礎を築いてきた古き良きシティポップから、現代の新しい雰囲気を感じられる楽曲までたくさんご紹介していきますね!

シティポップの名曲ベスト。おすすめの人気曲【定番&現代】(71〜80)

悲しい色やね上田正樹

上田正樹 悲しい色やね ~OSAKA BAY BLUES.MP4
悲しい色やね上田正樹

1982年にリリースされた上田正樹最大のヒット曲。

彼の本領はソウル、R&Bといった、シティポップスというよりはもっと泥臭い音楽で発揮されるのだと思います。

しかし、この曲に関してだけ言えば、大阪を舞台にし、関西弁の歌詞であるにもかかわらず、シティナイズされた感覚が強く出ているので、例外的にシティ・ポップの名曲と言ってまちがいないでしょう。

ノーフューチャーバカンス上坂すみれ

上坂すみれ「ノーフューチャーバカンス」YouTube ver. | MV
ノーフューチャーバカンス上坂すみれ

80年代のアニメソングはシティポップの起源ともいわれている、ニューミュージックの影響も大きく、そういった観点で聴けばとても興味深いものが多く、非常に聴きごたえがあります。

そして、声優の上坂すみれさんが2018年にリリースしたこちらの『ノーフューチャーバカンス』は、まさにそんな80年代アニソンのような雰囲気のあるニューミュージックな楽曲です。

キレのあるリズムにこのベース、ギター!ちょっとにやけてしまうくらいの素晴らしいシティポップナンバーです。

パープルタウン八神純子

1980年7月にリリースされた八神純子の9枚目のシングル。

JALのニューヨークキャンペーンに起用され、誰もがあこがれるニューヨークをイメージした歌詞は人気を博しました。

オリコンでは最高2位となりこの曲で紅白歌合戦にも出場、彼女の代表作となりました。

トータルセールは56.4万枚。

素直になりたい DON’T YOU TELL HIM?ハイファイセット

1984年にリリースされたシングル曲。

歌詞と作曲は杉真理(すぎまさみち)です。

ハイファイセットの曲にしてはポップな感覚が強く出ているのは、ビートルズが大好きな杉真理の感覚がにじみ出ているからでしょうか。

転調するサビ部分には、恋する女性の気持ちがめいっぱい込められていてとてもキュートです。

色彩都市大貫妙子

個性派シンガーとして知られる大貫妙子さんが1982年にリリースしたアルバム『クリシェ』に収録されている楽曲です。

彼女の声には、独特の浮遊感があります。

なので、同じように不思議な浮遊感を醸し出す雰囲気を持った原田知世さんが、この曲をカバーしているのもうなずけます。

COBALT HOUR荒井由実

軽快なフュージョンタッチの楽曲。

「コバルト」という単語が曲全体に与えるオシャレ感と、躍動感に満ちあふれたサウンドは今聴いても新鮮。

1975年リリースの同名タイトルアルバムに収められていました。

ベースに細野晴臣、ギターに鈴木茂、コーラスに山下達郎、吉田美奈子、ハイファイセットなどが参加、という豪華な取り合わせも話題を呼びました。

High Line土岐麻子

シンガーソングライター土岐麻子さん、CM曲やナレーションなどその活動の幅はかなり広く、くるりなど著名なアーティストの楽曲へのゲスト参加も多いことで有名です。

キャリアも長くたくさんの作品がある中、こちらの『High Line』は2019年にリリースされた素晴らしいサウンドの楽曲です。

メロディラインやムードはシティポップなのですが、そのリズムや音色は全くもって新しく、打ち込みの楽曲として最高の境地に達しています。

この曲がシティポップかどうかは、ぜひあなたなりに解釈してみてください。