シティポップの名曲ベスト。おすすめの人気曲【定番&現代】
竹内まりやさんの『Plastic Love』がYouTubeで爆発的に再生され、海外を中心に盛り上がりを見せているシティポップ。
もともとは1970年代後半~1980年代の都会的な雰囲気を押し出した楽曲のことを指していましたが、時が経つに連れてその定義や解釈もじょじょに広がっていきました。
2000年代以降はおしゃれでムードのあるイメージの面から語られることもあり、人によってもそれぞれの感じ方があります。
この記事では、現代のポップスを礎を築いてきた古き良きシティポップから、現代の新しい雰囲気を感じられる楽曲までたくさんご紹介していきますね!
シティポップの名曲ベスト。おすすめの人気曲【定番&現代】(61〜80)
素直になりたい DON’T YOU TELL HIM?ハイファイセット

1984年にリリースされたシングル曲。
歌詞と作曲は杉真理(すぎまさみち)です。
ハイファイセットの曲にしてはポップな感覚が強く出ているのは、ビートルズが大好きな杉真理の感覚がにじみ出ているからでしょうか。
転調するサビ部分には、恋する女性の気持ちがめいっぱい込められていてとてもキュートです。
色彩都市大貫妙子

個性派シンガーとして知られる大貫妙子さんが1982年にリリースしたアルバム『クリシェ』に収録されている楽曲です。
彼女の声には、独特の浮遊感があります。
なので、同じように不思議な浮遊感を醸し出す雰囲気を持った原田知世さんが、この曲をカバーしているのもうなずけます。
Calling You安部恭弘

日本の名作AORとして、記憶される作品。
コード進行に、当時の流行が反映されています。
アレンジ面でも歌と歌の途中でインサートされるサックス演奏などに、例えばボズ・スキャッグスの楽曲からの影響を見ることができますね。
切ない空気感は、シティ派ラブストーリーに不可欠なものでもありました。
1991年リリース。
COBALT HOUR荒井由実

軽快なフュージョンタッチの楽曲。
「コバルト」という単語が曲全体に与えるオシャレ感と、躍動感に満ちあふれたサウンドは今聴いても新鮮。
1975年リリースの同名タイトルアルバムに収められていました。
ベースに細野晴臣、ギターに鈴木茂、コーラスに山下達郎、吉田美奈子、ハイファイセットなどが参加、という豪華な取り合わせも話題を呼びました。
スローなブギにしてくれ南佳孝

ニューミュージック系の歌手である南佳孝は、郷ひろみの「セクシーユー」(原曲タイトルは「モンローウォーク」)、薬師丸ひろ子の「メインテーマ」などの作家としても知られている。
1981年1月にリリースされた「スローなブギにしてくれ」は本人による歌唱のシングル曲であり代表作。
1983年に放映された同名タイトルの映画の主題歌であり、90年代にホンダのシビックのCMソングとして起用されている。
印象的な出だしから始まる都会的な雰囲気の曲である。
オリコンでは最高6位、トータルセールは28.4万枚でした。
おわりに
いろいろな曲がある中で、どの曲も聴いているだけで心地よくなったり、ゆったりとした時間が過ごせるような雰囲気がしますよね。
そんな時間も意識して大切にしていきたいなと感じました。
改めてシティポップを聴いてみると、今のポップスがまた違って聴こえたり、新しい発見があるかもしれません。