ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
ピアノ曲といえば、クラシック作品をイメージされる方が多いのではないでしょうか?
しかし現代ではクラシックだけでなくJ-POPやアニソンなどいろいろな楽曲がピアノで演奏され、SNSや動画サイトで「弾いてみた」動画が注目を浴びています。
「こんな曲もピアノと相性が良いんだ!」と驚きながら、毎日動画視聴を楽しんでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、ピアノで弾けたらかっこいいなと思える楽曲をピックアップ!
クラシックの名曲はもちろん、ピアノでかっこよく弾ける最新ヒット曲などもご紹介しますので、ピアノ演奏を披露してみんなをあっと言わせたい!と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ(31〜40)
ミュージカル「レ・ミゼラブル」より「夢やぶれて」Claude-Michel Schönberg

ミュージカルの金字塔を代表する名曲として知られる本作は、フランスの作曲家クロード=ミシェル・シェーンベルクさんの傑作です。
シェーンベルクさんは、ポップスターとしてのキャリアをスタートさせ、後にミュージカル界で大成功を収めた人物。
本作は、主人公の内なる葛藤と希望を表現した壮大なバラードで、人生の苦難と再生をテーマとする、聴く人の心に深く響く感動的な楽曲となっています。
2003年には、イギリスのバレリーナ、シャーロット・タルボットと結婚したシェーンベルク。
シェーンベルクさんの音楽は、人間の感情と生のドラマを描く力強さで、今なお多くの人々を魅了し続けているのです。
クライスレリアーナ Op.16 第7曲Robert Schumann

非常に情熱的で劇的な表現が特徴的なこの曲。
急速なテンポとハ短調の調性が融合し、聴く者の心をつかみます。
約2分30秒の短い演奏時間ながら、ロベルト・シューマンの内面的な葛藤や情熱が凝縮されています。
激しいアクセントを持つアルペッジョの繰り返しが緊張感を高め、中間部のフガートとの対比が印象的です。
1838年に作曲された本作は、シューマンがクララ・ヴィークとの結婚に反対され苦悩していた時期の作品。
ロマン派音楽の特徴である感情表現の豊かさが存分に発揮されており、ピアノ演奏の技術と表現力が試される1曲です。
クラシック音楽の深い感動を味わいたい方におすすめの名曲です。
ピアノソナタ 第14番「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンのピアノソナタ第14番は、『月光』の名で知られている、三大ピアノソナタの1つ。
多くの人々を魅了する作品です。
中でも第1楽章はクラシックファンのみならず、一般の人でも耳にする機会の多い有名曲ですよね。
イントロの繊細なアルペジオから琴線に触れるメロディが登場する冒頭は、聴く人を引き込むパワーを持っています。
和声の移り変わりの美しさを存分に感じながら、静寂を守り抜くように丁寧に演奏しましょう。
森にてAlbert Ketèlbey

暑い夏の午後に、まるで木陰で涼んでいるかのような心地よさを運んでくれる、アルバート・ケテルビーのピアノ独奏曲はいかがでしょうか。
この楽曲を聴いていると、森の奥深く、木々の間から射し込む柔らかな光や、そよ風に葉が揺れる音までもが聞こえてくるような、そんな情景が目に浮かびます。
優しく親しみやすい旋律は、とても穏やかな時間の流れを感じさせてくれることでしょう。
本作は、1920年代に形になったと考えられているピアノ曲です。
アルバム『A Dream Picture』には1993年に録音されたローズマリー・タックの演奏が収められています。
日常の喧騒から離れてほっと一息つきたい時や、優しいピアノの音色に包まれて心静かに過ごしたい方に、ぜひ聴いていただきたい一曲です。
幻想曲さくらさくら平井康三郎

日本の伝統音楽を現代に蘇らせたピアノ独奏曲をご紹介します。
本作は、古くから親しまれている旋律を基に、日本の作曲家平井康三郎さんがピアノソロでも楽しめる幻想曲として生まれ変わりました。
冒頭の穏やかな序奏から始まり、中盤では太鼓のようなリズムが加わり、祭りの賑わいを感じさせます。
そして最後は、静かに幕を閉じます。
日本の春の情景が音楽で描かれているかのようですね。
日本の伝統音楽に興味がある方や、日本発のクラシック音楽を楽しみたい方におすすめです。
ぜひ一度耳を傾けてみてください。