デイサービスでの工作の時間は、心と体を豊かにする大切な活動です。
モールで作る愛らしい花束や、使い勝手の良い小物入れなど、一つひとつの作品に個性が光ります。
ご自分で使うものとしてもすてきですが、大切な人のプレゼントとしても喜ばれそうですね!
どの作品も複雑な工程は少なく、ゆっくりとマイペースで取り組めますよ。
他の利用者の方とお話を楽しみながら作ると、コミュニケーションの輪も広がりますね。
お気に入りの素材や色を選んで、世界でたった一つだけの手作り作品を作ってみませんか?
【高齢者向け】デイサービスにオススメ!簡単かわいい小物作りアイデア(1〜10)
コットンボトルライト

糸で作られた真ん中に空間があいている球体、ライトをとおしたその球体がならんでいるのがコットンボールライトです。
まずは風船を作りたい球体のサイズまで膨らませて、そこに糸を巻きつけてから接着剤をぬって乾かします。
あとは乾いてから中の風船をゆっくりと取り出せばコットンボールの完成、ここにライトをとおしてつなげていきましょう。
どの色の糸を使うのか、それをどの順番でならべるのかが、カラフルに見せるためには大切ですね。
バルーンフラワー

風船の中でお花が咲いているという、透明感も伝わってくる不思議な見た目の飾り付けです。
本物のお花だと、入れる際に崩れやすいので、形を保ちやすい造花を使うのがオススメですよ。
まずは風船をペットボトルの口をカットしたパーツにセット、その隙間を利用してお花を中に差し込みます。
あとはお花の位置をチェックしつつ風船を膨らませば完成です。
中身が見えるような風船のチョイスや膨らませ方の工夫も大切かもしれませんね。
風船の表面に中身がより美しく見えるような装飾を加えるのもオススメですよ。
ラグマット

針やハサミを使う手芸は少し不安という方でも、安全に楽しめる手作りラグマットのアイデアを紹介します。
材料は身近なトイレットペーパーの芯と毛糸だけ。
2つの芯に毛糸を巻きつけていきます。
ふんわりとボリュームが出るまで巻いたら、中心部分を別の毛糸でしっかり結びましょう。
芯を外して毛糸のループをカットして形を整えます。
これをいくつも作り、滑り止めシートに結びつければ、ふわふわのラグマットが完成。
針を使わずにできるため指先の負担が少なく、リラックスしながら作業できます。
好きな色の毛糸を組み合わせれば、オリジナルのデザインも楽しめるのが魅力です。
手軽にできて、室内のインテリアにもぴったりな手芸をぜひ楽しんでみてください。
プラバンイニシャルキーホルダー

プラスチックの板、通称プラバンを使ってイニシャルキーホルダーを作ってみましょう。
プラバンをイニシャルの形にカットし、オーブントースターで熱を加えます。
すると、だいたい4分の1の大きさに縮みますよ。
焼き方を工夫すると、プラバンが焦げずに出来るそうですよ。
加熱する前に下絵を描いて油性ペンやポスカで色を塗ったり、焼き終えてからシールを貼ってみましょう。
高齢者の方も、楽しみながら作れそうですね。
世界でたった一つのプラバンのイニシャルキーホルダー。
完成品は、自宅の鍵やバッグに付けてみてくださいね。
ふくまもり

ふくろうという音から同じ読みの「不苦労」となり、ふくろうは縁起物として捉えられています。
縁起物のふくろうをモチーフにしたお守りを作ってみましょう。
ふくろうの体の部分はフェルトを使い、特徴のある目はボタンを使って作りますよ。
材料は100均でもそろえられるので、お手軽に作れますね。
和柄の生地も使用すると、さらにお守りらしくなりますよ。
作り方もシンプルな工程が多く、高齢者の方も作りやすいのではないでしょうか?
もちろんお守りなので、持ち帰って部屋に飾ってもいいですしバッグなどに付けてもいいですね。
ちなみにふくろうは、福老とも書けます。
幸せに年齢を重ねるといった意味にもなるそうなので、高齢者の方へのプレゼントとしてオススメですよ。