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ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ

ある程度叩けるようになってきたドラム演奏って、楽しいですよね!

しかしまだまだ、難しいフレーズが登場する曲でつまずいてしまったり、シンプルなフレーズでもグルーヴや曲に合わせた表現ができなかったりと、課題を抱えている方も多いはず。

そこでこの記事では、そうしたドラム初心者を脱したばかりの方やさらなるステップアップを目指す方にオススメの練習曲を紹介していきます!

最近人気の曲もたくさん選びましたので、ぜひ練習曲選びの参考にしてください。

ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ(1〜20)

Bye-Bye to youNEW!UVERworld

UVERworld『Bye-Bye to you』(Official Music Video)
Bye-Bye to youNEW!UVERworld

疾走感と重厚感が共存したドラムフレーズが魅力的なUVERworldの1曲。

BPMは180前後とアップテンポでありながら、ビートの移り変わりによって緩急のある展開が印象的です。

この曲の中で注目したいのはAメロのフレーズです。

右手でハイハットを叩いて組み立てるビートではなく、バスドラムとスネアを軸にタムやクラッシュシンバルなどで隙間を埋めたビートで、初見では叩けない方も多いかもしれません。

ただしビートの内容をしっかりと理解すれば気持ちよく叩けると思います。

その他にも、ラストサビ前の少し静かになる部分で登場するフロアタムを絡めたビートや、クローズドリムショットなど、バリエーション豊富で、1曲通して叩けるようになるととても楽しい曲だと思います。

超えるNEW![Alexandros]

[Alexandros] – 超える (MV) (アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』第1クールオープニング主題歌)
超えるNEW![Alexandros]

[Alexndros]らしい疾走感が特徴的なこの曲は、BPM200のアップテンポなロックチューンです。

このテンポで8ビートをブレずに刻み続けることや、16分音符や3連符を用いたフィルインをキレイに叩くためにはスティックコントロールを自在にできるようになっておく必要がありますね。

またこの曲の課題はスピードだけでなく、サビ前の間奏に見られるテクニカルなフレーズもポイント。

ライドシンバルのカップやスプラッシュなども活かしながら、スタイリッシュなフレーズに仕上げられています。

ただ速いだけ、ただ複雑なだけといった曲とは異なり、幅広い技術が必要となる1曲といえるでしょう。

アウトNEW!ポルカドットスティングレイ

ポルカドットスティングレイ「アウト」MV
アウトNEW!ポルカドットスティングレイ

BPM190前後とアップテンポでありながら、次々とフレーズが切り替わったり、派手なフィルインが登場する曲で、ドラマーとしては見せ場の多い1曲といえるでしょう。

とはいえ、登場しているビートはシンプルなものが多く、個々のフィルインやそれらをスムーズにつなぎ合わせることに気を配りたいですね。

また、他の楽器と同じリズムを辿る部分やブレイクなどをキッチリ合わせることが、バンドで演奏する際の最大のポイントです。

こうした部分をキッチリとそろえられれば、より迫力や一体感のある演奏になるでしょう。

LeylineNEW!go!go!vanillas

go!go!vanillas – Leyline [Music Video]
LeylineNEW!go!go!vanillas

こちらは非常にゆったりとしたテンポで進行していく1曲。

楽曲の後半では少し盛り上がりを見せますが、とくに楽曲の中盤までは複雑なビートや派手なフィルインは登場しませんね。

しかし、こうした穏やかでシンプルな楽曲ほど、バンドで合わせたときにドラムの違和感が際立ってしまいます。

前半部分では他の楽器やボーカルのリズムと合わせる場面も多く、バンドとしての魅力を引き立てるドラミングが求められますね。

これは他のメンバーとリズムを合わせることもそうですし、楽曲の展開に合わせて強弱を付けたりノリを作っていくという意味でもあります。

楽譜通りに叩くだけではうまくいかないという、新たなドラムの難しさを経験できるかもしれません。

スピード – SpeedNEW!yutori

yutori「スピード – Speed」Official Music Video(TVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』エンディングテーマ)
スピード - SpeedNEW!yutori

タイトルの通り、疾走感と曲の展開に合わせて変化するビートが印象的な1曲です。

ただ単にスピード感があるだけではなく、Aメロではゴーストノートを取り入れているなど、細かいところまで聴き込んで再現したいですね。

そんなこの曲におけるドラム目線での最大の見せ場は、楽曲後半で登場するジェットコースターのように緩急のある展開です。

疾走感たっぷりな2番のサビから落ちサビに入るとハーフビートに移行、そしてその後スネアの連打でギアアップして再び疾走感のあるラストサビに突入。

この一連の流れを叩き切った時、ドラマーならその血がたぎるはず。

ノリが変わる部分でテンポやリズムが崩れないようにバンドで繰り返し練習を重ねてくださいね。