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【両手が苦手でも弾きやすいッ!】超初心者向けの簡単なピアノ曲。おすすめのピアノ曲

ピアノを始めたての方にとって、「両手で弾くこと」は最初に立ちふさがる大きな障壁ではないでしょうか?

特に違う動きが出た時は困惑しますよね…。

難易度の高い楽曲は左手でオクターブ押さえることは当たり前で、速いパッセージも頻繁に登場します。

もちろん、最初からそういった楽曲に挑戦する方は少ないと思いますが、それでも最初に取り組む楽曲を間違えてしまう人は多く居ます。

今回はそんな初心者の方に向けてピアノ曲のなかでも、特に簡単な作品をピックアップしました。

もくじ

【両手が苦手でも弾きやすいッ!】超初心者向けの簡単なピアノ曲。おすすめのピアノ曲(41〜60)

子犬のワルツFrederic Chopin

【ピアノ】子犬のワルツ/ショパン/Minute Waltz/Chopin/Piano/CANACANA
子犬のワルツFrederic Chopin

速いパッセージが印象的なフレデリック・ショパンの名曲『子犬のワルツ』。

メディアなどでも頻繁に使用される楽曲なので、多くの方は聞き覚えがあると思います。

そんなこの楽曲の難易度は中級者に相当するといったところ。

あくまで右手のパッセージによって難易度が上がっているだけであって、左手の伴奏は特に難しいわけではありません。

速いパッセージに自信がある初心者の方は、ぜひこの楽曲の伴奏部分にも意識を向けながら演奏してみてください。

トランペットのメヌエットWilliam Duncombe

「トランペットのメヌエット」W.ダンカム作曲(先生が選んだ ピアノ発表会名曲集1より)
トランペットのメヌエットWilliam Duncombe

ウィリアム・ダンカムの名曲『トランペットのメヌエット』。

子どもたちが出場するピアノ発表会で、頻繁に演奏される楽曲ですね。

この楽曲の難易度は超初心者向けといったところでしょうか。

伴奏の難易度が非常に低く、1週間もあれば誰でも形にはできるでしょう。

この楽曲を弾ければ他の楽曲も演奏できるというものではありませんが、左手の体操にはなるので、超初心者の方はとりあえず、この楽曲に取り組んでみると良いでしょう。

「四季」第1曲「春」Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディ:四季より「春」 ピアニスト 近藤由貴/Vivaldi: “Spring” from the Four Seasons Piano Solo, Yuki Kondo
「四季」第1曲「春」Antonio Vivaldi

バロック時代の作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディの代表作である『四季』。

なかでも第1曲『春』は、春の訪れを感じさせる華やかで温かみあふれる雰囲気が魅力的な作品で、テレビCMをはじめとするさまざまな場面で使用されています。

もとは管弦楽作品ですので、ピアノの楽譜はアレンジによって雰囲気も難易度もかなり異なります。

今回ご紹介しているものは、なかでも非常にシンプルな編曲ですので、やや寂しい印象に聴こえてしまうかも……。

より原曲に近いアレンジにも積極的に挑戦してみてくださいね。

ダニー・ボーイアイルランド民謡

『ロンドンデリーの歌』として知られるアイルランド民謡のメロディに、戦地へ向かう息子を送り出す母親の心情を描いたともいわれる切ない歌詞が付けられた名曲『ダニー・ボーイ』。

現在では歌詞付きで歌われるだけでなく、さまざまな楽器で演奏され世界中で愛されている1曲です。

とにかくゆったりとした曲のため、ピアノを始めたばかりの方でも、落ち着いて音符を追いながら演奏できるでしょう。

手元に余裕が出てきたら、メロディや伴奏が途切れないようペダルも入れてみてくださいね。

海の見える街久石譲

海の見える街 ピアノ スタジオジブリ『魔女の宅急便』より
海の見える街久石譲

ジブリ映画『魔女の宅急便』の挿入歌としておなじみの、久石譲さんの名曲『海の見える街』。

映画のワンシーンが思い浮かぶような素朴で親しみやすいメロディが魅力的な楽曲ですよね。

ピアノ楽譜もたくさん出版されているため、音名がかかれていたり、単旋律とベース音などで構成されたシンプルなアレンジに編曲されていたりする楽譜を選べば、初心者の方でも気軽にチャレンジできます。

もちろん、音に厚みがあるほど原曲の雰囲気に近づけられますので、ある程度弾けるようになったら、中級や上級のアレンジにも挑戦してみましょう!

聖者の行進黒人霊歌

「聖者の行進」(ピアノステップ導入2課題曲)アメリカ民謡/橋本晃一編曲 演奏:中田 雄一朗
聖者の行進黒人霊歌

もとは黒人霊歌として演奏されていた楽曲であり、ジャズナンバーとしても知られる『聖者の行進』。

現在では、スポーツの応援歌として起用されているほか、テレビやCMの挿入曲としてもたびたび使用されています。

また、メロディの音域が狭いことや、同じフレーズの繰り返しで覚えやすいことから、初級レベルのピアノ教本にもやさしいアレンジの楽譜が採用されています。

メロディを演奏するのに必要な音は、たったの5つ!

歌いながら練習すれば、音名と鍵盤を結びつける練習にもなりますよ。