【両手が苦手でも弾きやすいッ!】超初心者向けの簡単なピアノ曲。おすすめのピアノ曲
ピアノを始めたての方にとって、「両手で弾くこと」は最初に立ちふさがる大きな障壁ではないでしょうか?
特に違う動きが出た時は困惑しますよね…。
難易度の高い楽曲は左手でオクターブ押さえることは当たり前で、速いパッセージも頻繁に登場します。
もちろん、最初からそういった楽曲に挑戦する方は少ないと思いますが、それでも最初に取り組む楽曲を間違えてしまう人は多く居ます。
今回はそんな初心者の方に向けてピアノ曲のなかでも、特に簡単な作品をピックアップしました。
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【両手が苦手でも弾きやすいッ!】超初心者向けの簡単なピアノ曲。おすすめのピアノ曲(21〜30)
メインテーマ星勝

主人公の胸に蘇る遠い日の思い出が目に浮かぶような、映画『おもひでぽろぽろ』の音楽です。
1991年7月に公開されたこの作品では、27歳の主人公が10歳の頃を回想する心象風景に寄り添うように、この美しいメロディが使われています。
アルバム『おもひでぽろぽろ オリジナル・サウンド・トラック』に収録された本作は、ピアノのアルペジオが中心の静かでノスタルジックな曲調が特徴です。
ゆったりとしたテンポで音の動きも穏やかなため、ピアノに初めて挑戦する方にも取り組みがしやすいでしょう。
記憶の断片がキラキラと光るような、透明感のある響きを大切に、一音一音を丁寧に弾いてみてくださいね。
7つのレントラー WoO 11 第4番Ludwig van Beethoven

明るく軽快な3拍子のダンス音楽で、かつてのオーストリアの農民たちの素朴な踊りが楽しく表現されています。
本作は約1分ほどの短い曲ながら、ベートーヴェンならではの和声の工夫とリズムの変化が随所に見られ、聴いていて飽きることがありません。
1799年に作曲された当時のウィーンの舞踏文化を垣間見られて、柔らかい雰囲気と親しみやすい旋律が魅力的です。
ピアノの表現力を活かしつつ、シンプルな中にも芸術性の高い仕上がりとなっています。
ピアノの発表会やコンクールでも演奏される機会が多い曲で、リズム感を大切にしながら、明るく快活な気持ちで演奏すると、聴く人にも楽しさが伝わることでしょう。
【両手が苦手でも弾きやすいッ!】超初心者向けの簡単なピアノ曲。おすすめのピアノ曲(31〜40)
思い出Wolfgang Amadeus Mozart

ト長調の穏やかな雰囲気と流れるような旋律が印象的なピアノ小品です。
アルベルティ・バスと呼ばれる伴奏型を用いた美しい旋律は、シンプルながらも古典派の様式美が感じられ、聴く人の心を癒してくれます。
分散和音による流れるような伴奏は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの多くのピアノ作品に見られる特徴で、本作でもその魅力が存分に発揮されています。
演奏に取り組みやすい構成でありながら、表現力を引き出すことのできる作品です。
基本的な演奏技術を身につけた方や、クラシック音楽に親しみたい方におすすめの1曲といえるでしょう。
花の歌Gustav Lange

ドイツを代表するピアニストの1人、グスタフ・ランゲ。
いくつもの名曲を生み出してきた演奏家ですね。
そんなランゲの作品のなかでも、特に初心者の方にオススメしたい作品が、こちらの『花の歌』。
初心者にとっては登竜門のような存在として知られている作品で、左手の基礎的な技術が盛り込まれています。
もちろん、難しい作品ではありませんが、8個にもおよぶ表現指示があるので、表現力をきたえるにはもってこいの作品と言えるでしょう。
『謝肉祭』Op.9 第12曲 ショパンRobert Schumann
変イ長調で書かれたこの作品は、シューマンがショパンに捧げた音楽的な肖像画です。
1834年から1835年にかけて作曲され、ショパンへの深い敬意と愛情が表現されています。
繊細で詩的な旋律が特徴で、ショパンらしい優雅なピアノの響きを感じられる魅力的な一曲です。
初心者ピアニストでも比較的取り組みがしやすく、ショパンの音楽的特徴を学びたい方にぴったり。
ロベルト・シューマン自らが『新音楽時報』を通じて同時代の音楽家を紹介したように、本作はショパンの魅力を伝える音楽的対話とも言えるでしょう。
ゆったりとした曲調でありながら、情感が豊かな表現を楽しめる一曲です。
カントリー・ロードJohn Denver

教科書などでもなじみ深いジョン・テンバーの名曲『カントリー・ロード』。
日本ではジブリの映画『耳をすませば』のテーマソングとしても使用されているので、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
そんなこの楽曲の難易度は、上級に相当します。
もちろん、最高レベルの楽譜がそうなるだけであって、動画のように初心者向けの楽譜もあります。
そういったものは単音での伴奏も多いため、左手が苦手な初心者の方にとっては非常に演奏しやすいでしょう。
G線上のアリアJ.S.Bach

バッハの作品のなかでも特に有名な名曲、『G線上のアリア』。
多くの方が一度は耳にしたことがある楽曲だと思います。
チェロやバイオリンの課題曲として演奏されることが多い楽曲ですが、ピアノ曲としても頻繁に演奏されます。
そんな『G線上のアリア』の難易度は中級者程度。
中級者といってもあくまで難しいのは後半の部分だけです。
前半部分であれば、メロディーに聞き覚えがありますし、左手の難易度も低いので初心者でも演奏しやすいと思います。






