【高齢者向け】認知症の方にもオススメ!簡単レクリエーション
介護施設などで行われるレクリエーションは、脳や体の機能向上を目指す目的があります。
脳を活性化させ認知症予防や進行を遅らせることが期待できるそうです。
ですがレクリエーションは「楽しい、幸せだと思う気持ち」「ほかの方とのコミュニケーション」といった心の安定が重要だそうですよ。
機能向上のために頑張りすぎて「できないこと」がストレスになってしまっては、楽しんでいただけませんよね。
そこで今回は「簡単 レクリエーション」を紹介します!
高齢者の方に楽しんでいただけるような、簡単で取り組みやすいレクリエーションです。
ぜひ、活用してみてくださいね。
【高齢者向け】認知症の方にもオススメ!簡単レクリエーション(71〜80)
文字色カードゲーム

カードに書かれた文字の読みと色に注目して、読み上げられたカードと同じものを探してもらうカルタのようなカードゲームです。
文字なのか色なのかを判断する力、それを目の前のカードから探し出す判断力など、考えるスピードが試される内容ですね。
読み上げる側のわかりやすい表現も大切で、「文字は赤で色は緑」などの簡潔な表現をしっかりと意識しましょう。
色の違う同じ文字のカードが多く混ざっているほど、正解かどうかの判断も難しくなるため、慣れてきたタイミングで徐々に枚数を増やしていくパターンがオススメですよ。
牛乳パック利用!言葉探し脳トレゲーム

場にならべられたひらがなのカードから、テーマに合わせた言葉を作ってもらうゲームです。
牛乳パックをカットしたものに50音を貼り付けていくだけなので、準備の段階から気軽に参加してもらえますね。
50音のセットが増えると、作れる言葉の幅も広がりますし、文字を探す工程に手間がかかるので脳トレの効果も高まりますね。
協力して複数の言葉を作るパターンで進行して、コミュニケーションにつなげていく内容でも盛り上がるのではないでしょうか。
簡単!牛乳パックで都道府県ビンゴカード

山札から配られた都道府県の名前が書かれたカードを9枚ならべておこなう、シンプルなビンゴゲームです。
牛乳パックをカットしたカードに都道府県の名前を書き、ふたつの同じセットを作ります。
配られるカードはランダムなので、列がそろうことを願いつつ、読み上げられた都道府県が手元にあるのかを一回ずつチェックする流れを繰り返していきます。
目線は手元のカードにしっかりと向けながら、読み上げられた都道府県のイメージや思い出などを振り返ってみても盛り上るかもしれませんよ。
【高齢者向け】認知症の方にもオススメ!簡単レクリエーション(81〜90)
紙コップビンゴ

大中小の3種類の紙コップを交互にマス目に置いていき、自分の色の紙コップが3つならんだ列を目指してもらうゲームです。
マス目はたてと横が3マスずつの9マスで、相手の列がそろわないようにしつつ列をそろえていきます。
相手の紙コップが置かれた場所に自分の紙コップを重ねることも可能なルールなので、どのサイズをチョイスするかも重要なポイントですね。
この紙コップを重ねる要素によって戦略の幅も広がり、より高度な駆け引きが楽しめます。
相手の手と自分の進め方を考えて、しっかりと脳を活性化させていきましょう。
絵合わせカード

カードの裏面に描かれたイラストを一致させることを目指す、シンプルなカードゲームです。
裏に何が描かれているかが予想できないように、表面は同じ色と同じ形を意識しましょう。
イラストはペアにさえなっていればどのようなイラストでも大丈夫ですが、「フルーツ」などのテーマが設けられていると、どのようなイラストが混ざっているかの期待感も楽しんでもらえますよ。
枚数を増やせば難易度が上がっていきますので、参加する人数などに合わせて枚数を調整するのがオススメです。
落語鑑賞

普段から暇つぶしに落語鑑賞している高齢者の方は多いはず!
落語を聴くことには、暇つぶしだけでなく、笑いによるリラックス効果や認知症予防効果も期待できるんです!
また、落語は一度聴いただけでは理解しにくい作品も多く、何度も聴くことで理解力や記憶力の強化にもつながります。
「内容が難しい」「言葉の意味がわからず楽しめない」という方には、新作落語や創作落語などの現代人でも理解しやすい話がオススメ。
試しに一度聴いてみたら、どっぷりはまってしまうかもしれませんね。
認知症リハビリにペットボトルビンゴ

ペットボトルのキャップを専用の台にさし込んでいき、同じ色で列を作ることを目指してもらうゲームです。
専用の台は板に棒が取り付けられたもので、ここに差し込めるようにキャップには穴をあけておきます。
2色のキャップを交互にさしていくルールで、自分の列へ意識を向けつつ相手の列がそろわないようにする、立体的な五目並べのようなイメージです。
相手との駆け引きで思考力や判断力を鍛えていく内容ではありますが、キャップの穴なども工夫して棒にキャップをとおす指先の力も同時に鍛えていきましょう。