【高齢者向け】認知症の方にもオススメ!簡単レクリエーション
介護施設などで行われるレクリエーションは、脳や体の機能向上を目指す目的があります。
脳を活性化させ認知症予防や進行を遅らせることが期待できるそうです。
ですがレクリエーションは「楽しい、幸せだと思う気持ち」「ほかの方とのコミュニケーション」といった心の安定が重要だそうですよ。
機能向上のために頑張りすぎて「できないこと」がストレスになってしまっては、楽しんでいただけませんよね。
そこで今回は「簡単 レクリエーション」を紹介します!
高齢者の方に楽しんでいただけるような、簡単で取り組みやすいレクリエーションです。
ぜひ、活用してみてくださいね。
【高齢者向け】認知症の方にもオススメ!簡単レクリエーション(21〜30)
スティッキー

「スティッキー」というゲームはご存じでしょうか?
輪の中に太さの異なる3色のスティックを入れ、専用のサイコロを振って出た色のスティックを引きます。
最終的に倒した人の負けになり、その他はそれまでひいたスティックの色で点数をつけて順位が決まります。
順番が進むごとにスティックが無くなるため、徐々にバランスが崩れ、後半はスリリングな展開に。
ゲームとしての面白さもそうですが、どのスティックを引くかを考え、繊細な操作で引き抜く動きは脳トレとしての効果も期待できますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
ピンポン玉カップインゲーム

気軽に楽しめるテーブルゲームのご紹介です。
テーブルの上に紙コップや、プラスチックのコップなどを置きます。
後は椅子に座った高齢者の方に、ピンポン玉をコップをめがけて入れていただきましょう。
もちろん、ピンポン玉を投げてもいいですし、バウンドさせてもいいですよ。
どうやったらピンポン玉がコップに入るかを考えて、ゲームに取り組むのもいいですね。
ピンポン玉をつかむことも、指の力のトレーニングに効果にもなりそうです。
シンプルなゲームですが、コップにピンポン玉が入ると嬉しいですし、気持ちもリフレッシュできるのではないでしょうか?
ぜひ、お試しくださいね。
【高齢者向け】認知症の方にもオススメ!簡単レクリエーション(31〜40)
キャップグラグラゲーム

年齢を重ねると、指先の動きが低下します。
実は脳の半分以上の領域が、手を動かしたり感覚に使われているそうです。
そのため、加齢になるとともに、脳から手や指に指令が滞ってしまい、スムーズに伝わらなくなります。
指の体操をすると、手や指の動きがスムーズになりますよ。
そこで空のペットボトルの容器を使った、ゲームで指先をトレーニングしていきましょう。
ペットボトルの飲み口から上半分ぐらいを残してカットします。
切り口にビニールテープを貼って、完成です。
飲み口にフタをした部分を下にして、ペットボトルを立たせてペットボトルのキャップを入れます。
ゆらゆらグラグラと揺れるペットボトルに、フタを入れるゲームは、みんなでワイワイと楽しめそうですね。
反射神経が鍛えられる脳トレ

お手本の人が手をたたいたら、それとなるべく同じタイミングになるように拍手をまねするという、反射神経を鍛えるゲームです。
手をたたくリズムをしっかりとつかむのが、楽しく進めていくためのポイントではあるものの、このリズムに集中しすぎるとひっかけに惑わされてしまいます。
お手本の手元を観察しつつ、それを自分の動きにも反映させるという一連の流れは、集中力や反射神経が試されますね。
リズムの変化やたたきかたのアレンジなども途中で加えると、より手元への集中力に意識が向くのでオススメですよ。
テーマの言葉を見つけよう

バラバラになった言葉の中から指定されたテーマの答えを見つけましょう。
くだもの、花の名前、野菜の名前、動物の名前、食べ物の名前、日本の行事、あいさつの言葉をテーマに、見つけ出す答えも数もだんだんと増えていきます。
後半になるにつれて文字数が増え、制限時間も相まって難易度があがっていきます。
落ち着いて問題をよく読むことが大切ですよ。
動画で見るのも良いですし、ホワイトボードやプリントにすることで、少人数でも、グループでも楽しめますよ。
高齢者施設のレクリエーションにもオススメです。
おじゃみグラグラゲーム

お手玉で遊んだことがある高齢者の方も、多いのではないでしょうか?
2個3個とお手玉を、手や指を器用に使って空中で回すこともあったことでしょう。
高齢者の方になじみのある、お手玉を使って指先を使う、おもしろいゲームをしましょう。
短くカットしたラップやホイルの芯の上に紙皿を置きます。
その紙皿の上に、お手玉を置いていきますよ。
紙皿が不安定なので、お手玉を置くたびにゆらゆら揺れてハラハラドキドキ。
高齢者の方も、ちょっとした緊張感を味わいながらゲームに取り組めそうですね。
ちなみにおじゃみとは、お手玉の関西地方での呼び方だそうですよ。
まきまきりんごゲーム

手と手首を大いに活用するレクリエーション、まきまきりんごゲームをご紹介します。
棒と紙をテープでつなぎ、紙の上にリンゴを置きます。
棒を巻く動作だけでりんごを足元まで運んできましょう。
ひっぱったりはできませんので、棒を巻く動きが大切になります。
指先や手首を使う必要があり、早く巻くとりんごが落ちるので、速さを重視するか、りんごを落とさないよう注意を払うかの判断も求められます。
りんごが運ばれていく過程が見ていても楽しいため、見ている側もついつい応援してしまいますね。
楽しみながら指先や手の訓練にもなるため、高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメです。