【高齢者向け】認知症の方にもオススメ!簡単レクリエーション
介護施設などで行われるレクリエーションは、脳や体の機能向上を目指す目的があります。
脳を活性化させ認知症予防や進行を遅らせることが期待できるそうです。
ですがレクリエーションは「楽しい、幸せだと思う気持ち」「ほかの方とのコミュニケーション」といった心の安定が重要だそうですよ。
機能向上のために頑張りすぎて「できないこと」がストレスになってしまっては、楽しんでいただけませんよね。
そこで今回は「簡単 レクリエーション」を紹介します!
高齢者の方に楽しんでいただけるような、簡単で取り組みやすいレクリエーションです。
ぜひ、活用してみてくださいね。
【高齢者向け】認知症の方にもオススメ!簡単レクリエーション(11〜15)
色ゲーム

ホワイトボードを使ったレクリエーションに、色ゲームはいかがでしょうか。
こちらのゲームでは色の書いた紙を用意します。
ただし、漢字と文字の色が異なるように作るのがポイント。
参加する高齢者の方にはホワイトボードに貼られた紙の文字を読むのではなく、文字の色を答えていただきましょう。
簡単に思えますが、意外とひっかかりやすく、爆笑を生むゲームですね。
目で見て頭で考えるため、反射神経や脳トレに効果的。
最初はゆっくりと考えながら回答していただき、少しずつペースをあげていきましょう。
塗り絵

近年では大人からの人気度も高いぬり絵。
書店では大人に向けた本格的なぬり絵の本なども売っているのも目にします。
そんなぬり絵は、認知症の方のレクリエーションとしてもオススメ。
大きな3つの理由としては、脳の活性化、手指のリハビリ、そしてストレス解消ができることです。
脳が活性化すれば認知症進行の予防になりますし、手指の器用さを楽しく鍛えられます。
また、完成した後の達成感でストレスが解消されることもあるのでオススメですよ!
折り紙

折り紙は用意するものが折り紙のみ、ということで取り入れやすく、高齢者の方にも親しみやすいレクリエーションではないでしょうか。
折り紙とひとことで言ってもいろんな楽しみ方があり、とても簡単にすぐ折れるものから複雑で立体的なものまで、いろんな折り方があります。
折っていく順番を考えたり、細かく指先を使うことによって脳トレの効果も期待でき、認知症の方にも効果的です。
できあがった作品を壁に飾るのもオススメです。
映画鑑賞

映画鑑賞は、認知症の方にオススメのレクリエーションです。
上映時間がわりと短く、気持ちをラクにしてみられるものがオススメです。
時代劇や昭和時代に流行したもの、ミュージカル、季節感を感じられるものなど、好まれる映画をリサーチしてみましょう。
懐かしい映画を見ると、高齢者にとって回想法の効果があり、脳が活性化されて認知症の進行予防につながります。
新聞紙タワーで体幹と指先のトレーニング

遊びながら体幹トレーニングができる新聞紙タワーです!
ルールは、新聞紙を折りたたんで作った三角形の筒を積み上げるだけととってもシンプル。
椅子に座ったまま床に置くところから始めることで体幹筋が鍛えられ、上に積み上げるために背筋を伸ばすことで背筋の強化や姿勢の改善にも役立ちます。
ゴールは手が届くところまで、あるいは立ち上がれる場合は立った状態で新聞紙を積み上げられるところまでなど、体の状態に合わせて設定してみてくださいね。
タイムをはかってみんなで競争するのも楽しいですよ!