【高齢者向け】手遊びや指遊びまとめ。脳トレにつながる手指の体操
高齢者の方にとって、手先を動かすことは脳の活性化につながるためとても大切です。
そのため、認知症予防として手遊びや指遊びを取り入れている高齢者施設も多いですよね。
中でも脳トレにつながるような手遊びや指遊びは、最初は難しいと思われるかもしれませんが「できた」「これはどうするの?」などと、高齢者の方同士で話し合い考えながらおこなえるので、コミュニケーションを取りつつ楽しめますよ。
手指の左右が異なる動きや、歌を歌いながら手指を動かすものなどもありますので、高齢者の方の心身の状態に合わせておこなってくださいね。
【高齢者向け】手遊びや指遊びまとめ。脳トレにつながる手指の体操(51〜60)
ピタっとボール

テーブルでできるボールを使ったゲームのご紹介です。
テーブルの片方の端から、点数と粘着側を上にしたテープを設置します。
点数を設置した反対側のテーブルの端から、高齢者の方にゴムボールを転がしていただきましょう。
うまくボールが点数の近くにいくと、接着面のテープで止まる仕掛けです。
転がす方から遠いところで、高得点にするとゲームが面白くなりますよ。
ゴムボールをつかんで転がすことで、指や手のトレーニング効果があります。
楽しみながら、手や指を鍛えられそうですね。
ペットボトルキャップつかみゲーム

ペットボトルのキャップを使った、指先を使うゲームのご紹介です。
紙コップにつかんだペットボトルのキャップを入れていきます。
ですが、ペットボトルのキャップをつかむのは、洗濯バサミを使います。
洗濯バサミを扱うにはある程度力も必要です。
洗濯バサミを使うだけで、指先を器用に動かす巧緻性も高めることができるそうですよ。
指先を使って脳トレ効果だけではなく、指や手の力も鍛えていきましょう。
ゲームにすることで、楽しみながら高齢者の方も、トレーニングができるのではないでしょうか?
ぜひお試しくださいね。
恵方巻ゲーム

節分のときにいただく恵方巻を、ゲームにしてみましょう。
恵方巻には、たくさんの具材が入っていますよね。
紙の海苔とご飯の上に、細長くカットした画用紙や布で具材をおきます。
具材には、赤や緑といった恵方巻に入っていそうなものの色を用意するのがポイントですよ。
そして両手を使って、くるくると海苔巻きを作るように巻いていきましょう。
完成したら、その年の方角を向いてパクッとかぶりつきましょう。
恵方巻を紙や布で作るアイディアに、高齢者の方も楽しんでいただけそうですね。
2月におこなうのにもピッタリなゲームです。
洗濯バサミつなぎ

高齢者の方の筋力はどこから落ちていくかご存じでしょうか?
正解は、筋力は指先から落ちていくそうですよ。
指先の筋力が落ちると、着替えができなくなったり食べこぼしが多くなるなど日常生活に影響が出ます。
洗濯バサミを使って、指先のトレーニングをしてみましょう。
高齢者の方が座ったときの頭の高さよりも高めに、ヒモをセットします。
そのヒモに、洗濯バサミをつなげていきますよ。
シンプルなルールですが、高齢者の方も体に負担が少なく指先を動かすトレーニングになりそうです。
周りの方とお話をしながらできるゲームですね。
洗濯バサミ取り放題

家にあるものだけでできるレクリエーション、洗濯ばさみ取り放題をご紹介します。
用意するものは洗濯ばさみとスプーン、洗濯ばさみを入れる箱です。
箱はボウルなどでも代用できますよ。
テーブルの上に洗濯ばさみを置き、両手にスプーンを持ちます。
このスプーンだけを使って洗濯ばさみを箱へ移していきます。
両手を使っても構いません。
簡単なように見えますが、左右の手を同時に使う活動は脳への刺激がそれだけ増えることになり、楽しみながら脳トレをおこなっていることになるんです。
テーブルの上だけでなく、床に置いておこなうと高さが変わりますし、しゃがんで行うと、バランス維持や下肢の運動も並行しておこなえますよ。
【高齢者向け】手遊びや指遊びまとめ。脳トレにつながる手指の体操(61〜70)
牛乳パック積み積みゲーム

簡単な準備だけで楽しめる、牛乳パック積み積みゲームをご紹介します。
用意するものは牛乳パックです。
牛乳パックを数センチ間隔で輪切りにしたものをたくさん用意しましょう。
口の字になった牛乳パックを倒れないように、なるべく高く積み上げます。
ヨーイドン!
ではじめても良いですし、自分のペースで積み上げても楽しめますよ。
どこをもつか、どう置くか、バランスを見ながら調整することで、上肢の運動や思考、判断力の活用にもなるため、脳トレとしてもオススメです。
手軽に準備できることと、少人数からグループまで、さまざまな人数でも楽しめる点が魅力ですね。
脳トレ指遊び

準備のいらないレクリエーション、脳トレ指遊びをご紹介します。
やり方は簡単!
まず自分に手のひらを向けるようして手を握ります。
右手は親指だけ開き、左手は小指だけ開き、次は反対に右手は小指、左手は親指を開きましょう。
繰り返しておこなってみてください。
簡単に聞こえますが、意外に難しいんです。
いち、に、いち、に、と、リズムに合わせておこなってみると、あまりのできなさについつい笑ってしまいます。
しかし安心してください。
できることが目的ではなく、2つの別々の動作を同時におこなうこと自体が脳への刺激となるので、それだけで脳トレの効果を発揮します。
練習すればできるようにもなりますし、達成感も感じられますよ。
ぜひ試してみてくださいね。