夏の暑い日のレクリエーションに、室内で快適に過ごせるクイズはいかがでしょうか?
近年の日本は暑さが年々増していますよね。
クイズは体を動かさずに脳トレができるため、真夏の高齢者施設でのレクリエーションにオススメですよ。
夏がお題のテーマになっているので、季節を感じたり過去を思いだすきっかけになるかもしれません。
高齢者の方にとって過去を振り返り話すことは、心の安定につながり認知機能にも効果的。
また、話すことで周りの方とのコミュニケーションが生まれやすくなりますよ。
クイズで脳トレをしながら、楽しい夏のひとときを過ごしてくださいね!
【高齢者向け】夏にまつわるクイズ。レクで盛り上がる面白問題まとめ(1〜10)
冷やし中華の発祥国はどこでしょうか?

暑い季節にピッタリな、さっぱり冷たい麺料理「冷やし中華」。
皆さんご存じの、暑さを乗り切るために工夫されたメニューです。
さて、この人気の冷たい麺料理ですが、どこの国で生まれたのでしょうか?
答えは……「日本」です。
名前から中国の料理かと思う人も多いかもしれませんが、答えを知ると驚きの声が上がることでしょう。
冷やし中華を食べるときに思い出すと、夏の味わいがちょっとだけ特別な味わいに感じられるかもしれませんよ。
蚊は人間の血以外にも吸うものがあります。それは何でしょうか?

蚊といえば「血を吸う」イメージが強いですよね。
しかし実は血以外にも吸うものがあります。
さてそれは何でしょう?
ヒントは「甘いもの」。
答えは……「花の蜜」です。
実は蚊、普段から花の蜜を吸ってエネルギーを補給しています。
血を吸うのは卵を育てる必要があるメスだけで、オスは最初から密しか吸いません。
身近な生き物の新しい一面を知ることで、季節感を楽しみながら脳の活性化やコミュニケーションにもつながります。
夏の間にあの音が聞こえてきたら、思い出したくなる問題です。
瓶ラムネの中に入っている、玉の正式名称を何と言うでしょうか?

夏の風物詩でもある、瓶ラムネ。
よく冷えた瓶ラムネを夏の暑い日に飲むと、暑さも吹き飛びますよね。
瓶ラムネと言えば、中にガラスの玉が入っていることが特徴です。
このガラスの玉は正式名称を、エー玉と言いますよ。
瓶のフタに利用できるゆがみみがない規格に合格した玉をA玉と呼んだそうです。
規格に合格しなかった玉を、B玉と呼び遊び道具のビー玉になりました。
瓶ラムネの販売当時たくさんできてしまったビー玉。
ビー玉は、瓶ラムネを販売していたお店で、子供たちに配られたそうですよ。
電話中に後ろでセミが鳴いていると、相手にはどのように聞こえるでしょうか?

電話中に後ろでセミが鳴いていると相手にはどのように聞こえるでしょうか?
ヒントは「電話のしくみ」。
従来の電話は人の声に合わせた周波数だけを通すように設計されており、セミのような高い音はカットされる仕組みになっています。
つまり、正解は「聞こえない」。
意外な答えに「ヘぇ~!」と声が上がり、会話も盛り上がることでしょう。
ちなみに最近のスマートフォンでは、マイクの性能や通話アプリの影響でセミの声が聞こえる場合もあるそうです。
夏らしい音が話題になれば、走り回った少年時代や田舎の風景を思い出す人もいるかもしれませんね。
セミの声一つで心がふっと夏に戻る、そんな温かいクイズです。
ホタルはどうして光るでしょうか?

ホタルがふわっと光る姿は、夏の夜の風物詩。
見ていて美しい光景ですが、ホタルが何のために光るのか、皆さんは知っていますか?
ヒントは「出会うためのサイン」。
光りかたにも意味があり、点滅のリズムやタイミングでメッセージを送っているとされています。
夜の静けさの中で交わされる合図。
その答えは……「求愛」です。
蛍は光を使って恋の相手を探し、自分の存在を伝えています。
そんなロマンチックな理由を知ると、夜の光景がちょっぴり特別に見えてくるかもしれませんね。
元々朝顔のタネは薬として日本に入ってきました。何の薬だったでしょう?

意外に知られていない話ではありますが、「朝顔の種」はもともと薬として日本に伝わってきました。
ここで問題です。
それは何の薬だったでしょう?
ヒントは「おなかの調子を整える薬」。
実は、朝顔の種は便通を促す「下剤」として使われていたのです。
この驚きの事実に「え?
そうだったの?」と参加者同士の会話も弾みます。
昔の知恵を知ることで、健康や季節の話題も広がり、脳トレにもぴったりです。
花の美しさだけじゃない、朝顔のもう1つの顔を感じられるクイズです。
昔のスイカは現在のスイカと違い、あるものがありませんでした。何がなかったでしょうか?

夏の風物詩スイカ。
今では縞模様が入った丸姿がすっかりおなじみですが、実は昔のスイカには今とはちょっと違い、「あるもの」がありませんでした。
それはなんでしょうか?
「赤くなかった?」「種が多かった?」「甘くなかった?」いろいろな声が聞こえてきそうですね。
答えが分かるまでの間も、みんなであれこれ話しながら楽しめる、夏らしい一問です。
さて、正解はというと……「縦じま模様」です。
今ではすっかり定番の模様も、かつては存在しなかったんです。
時代とともにスイカも見た目も進化してきたんですね。