【ピアノ連弾曲】盛り上がること間違いなし!オススメ作品を一挙紹介
2人並んでピアノの前に座り、息を合わせて4本の手で奏でる「ピアノ連弾」。
連弾では、1人での演奏とは異なる音の厚みやゴージャス感を味わえます。
また、2人で一つの演奏を作り上げる「アンサンブル」の楽しさを味わえるのも、連弾の大きな魅力といえるでしょう。
今回はそんなピアノ連弾曲の中から、盛り上がること間違いなしのオススメ楽曲をピックアップ!
弾いている人も聴いている人も魅了されるかっこいい作品を集めましたので、ぜひ最後までお楽しみください!
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【ピアノ連弾曲】盛り上がること間違いなし!オススメ作品を一挙紹介(71〜80)
道化の行進Emmanuel Chabrier

フランスの作曲家エマニュエル・シャブリエの死後に遺作として出版された連弾曲『道化の行進』。
予測のつかない動きで見るものを惑わせる道化師の姿を描いたような、変化に富んだ華やかな作品です。
観客をまったく飽きさせないほど次々と移り変わる曲調は、まさにコンサートピースにピッタリ!
難易度が高くテクニックや合わせることに意識が向きがちですが、演奏者自身が楽しんでいなければ、この曲のおもしろさは伝わりません。
ぜひ、観客を楽しませる道化師になりきって演奏してみてくださいね!
動物の謝肉祭Camille Saint-Saëns

フランスのロマン派作曲家カミーユ・サン・サーンスが手掛けたユーモアあふれる組曲。
オーケストラや室内楽など、さままざまな編成で演奏されている人気の楽曲です。
14の楽章からなり、象の重々しい足取りや亀のゆっくりとした動きなど、動物たちの特徴を音楽で表現しています。
サン・サーンスは子供たちのために作曲したそうですが、大人も楽しめる魅力的な作品。
1886年に完成しましたが、作曲家の意向で公開演奏は控えられ、広く知られるようになったのは彼の死後の1922年でした。
ピアノ連弾でも演奏できる本作は、息を合わせて奏でる楽しさと、ピアノ1台で表現できる幅の広さを教えてくれます。
動物をイメージして、楽しんで弾いてみてくださいね。
組曲「ドリー」 Op.56 第1曲 子守歌Gabriel Faure

個性的な音楽性で高い評価を集めた作曲家、ガブリエル・フォーレ。
こちらの組曲『ドリー』は、フォーレを代表する作品の一つで、バルダック家の娘、エレーヌにささげられた作品です。
全6曲あるうちの第1曲『子守唄』は、組曲をかざる最初の作品ということもあり、ゆったりとした分散和音にまとめられています。
子守唄らしい繰り返されるリズムはありますが、明るく聴きやすい曲調のため、子供から大人まで楽しめる作品です。
ぜひ発表会や演奏会で取り上げてみてくださいね。
【ピアノ連弾曲】盛り上がること間違いなし!オススメ作品を一挙紹介(81〜90)
管弦楽のための狂詩曲「スペイン」Emmanuel Chabrier

エマニュエル・シャブリエを象徴する作品である『管弦楽のための狂詩曲「スペイン」』。
シャブリエがスペインを旅行した際に、現地で聴いた情熱的な音楽からインスピレーションを受け、生まれた作品といわれています。
そのパッションあふれる曲調は、ピアノ連弾にアレンジされてもそのまま!
情熱的なスペインのイメージを4本の手で最大限表せるよう、勢いよく進んでいく箇所と流れるような旋律の箇所との緩急を明確に表現しながら、メリハリのある演奏に仕上げましょう!
「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46 第3曲「アニトラの踊り」Edvard Grieg

ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグの代表作である劇付随音楽『ペール・ギュント』。
これをもとにした2つの管弦楽組曲が広く親しまれており、その中の数曲はグリーグ自身によってピアノ独奏曲や歌曲にアレンジされ出版されています。
連弾でも演奏される機会が多く、軽快なリズムと怪しげなメロディが印象的な第1組曲の第3曲『アニトラの踊り』も、発表会や演奏会でたびたび取り上げられています。
プリモとセコンドのリズムがそろう部分や、掛け合いになる部分が多いため、音を出すタイミングだけでなく、呼吸で間を取るタイミングまでピッタリ合わせられるよう、丁寧に練習しましょう。
おわりに
弾いている人も聴いている人もテンションが上がってしまう、かっこいいピアノ連弾曲をご紹介しました!
どれも華やかな作品なので、発表会で演奏するのもオススメです。
ご紹介した曲の中には、さまざまなレベルの方が演奏できるようアレンジ楽譜が多数出版されているものもあります。
ぜひご自分にあった楽譜を見つけて、一人の演奏とはまた違った連弾の楽しさを味わってみてください!