2人並んでピアノの前に座り、息を合わせて4本の手で奏でる「ピアノ連弾」。
連弾では、1人での演奏とは異なる音の厚みやゴージャス感を味わえます。
また、2人で一つの演奏を作り上げる「アンサンブル」の楽しさを味わえるのも、連弾の大きな魅力といえるでしょう。
今回はそんなピアノ連弾曲の中から、盛り上がること間違いなしのオススメ楽曲をピックアップ!
弾いている人も聴いている人も魅了されるかっこいい作品を集めましたので、ぜひ最後までお楽しみください!
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【ピアノ連弾曲】盛り上がること間違いなし!オススメ作品を一挙紹介(1〜10)
銀河鉄道999ゴダイゴ

プログレッシブ・ロックバンドのゴダイゴが手掛けたこちらの名曲は、アニメ映画『銀河鉄道999』の主題歌として広く親しまれています。
タケカワユキヒデの作曲、ミッキー吉野の編曲による本作は、わずか12時間という短時間で完成させたというエピソードも。
歌詞には、新たな冒険への旅立ちを促すメッセージが込められており、過去の困難を乗り越え、未来を切り開く勇気と決意を象徴しています。
そんな思いを感じながら、ぜひピアノ連弾で楽しんで演奏してみてください!
ルパン三世のテーマ大野雄二

ジャズピアニストで作曲家の大野雄二が手掛けた名曲。
1978年に放送されたアニメ『ルパン三世(第2シリーズ)』の主題歌として使用され、以来多くのファンに愛され続けています。
原曲は、軽快なジャズのビッグバンドサウンドが特徴的で、華やかでダイナミックな演奏が印象的。
サックスやトランペット、キーボード、ギターなどが躍動感あふれるアレンジで使用され、スリリングな冒険心を音楽的に表現しています。
そんな本作の魅力は、ピアノ連弾でも感じられます。
原曲で奏でられている楽器をイメージして弾くことでより楽しめるので、ぜひ弾いてみてくださいね。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より 彼こそが海賊Klaus Badelt/Hans Zimmer

ディズニー作品の音楽はピアノの界隈でも非常に人気です。
ゆるめの発表会であれば、ディズニーの作品を演奏している子供もそれなりに見かけますよね。
そんなディズニー作品のなかでも、特にオススメしたい作品が、こちらの『映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より 彼こそが海賊』。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマソングで、連弾とはバツグンの相性をほこり、非常に聴き映えします。
力強い演奏が得意な方は、ぜひ挑戦してみてください。
ハンガリー舞曲 第1番Johannes Brahms

ロマン派を代表する作曲家、ヨハネス・ブラームスが手掛けた作品の中でもとくに人気の高い曲。
4手のピアノのために作られた本作は、生き生きとしたリズムと情熱的なメロディが魅力的です。
ブラームスがドイツ演奏旅行中にロマの民族音楽に触れた経験が反映されているとされ、ハンガリーの民俗音楽を基にしつつも、ブラームス独自の解釈が加えられています。
1869年に出版されると大好評を博し、ピアノ独奏版やオーケストラ版への編曲も行われました。
2人で息を合わせて奏でるピアノ連弾ならではの音の厚みやゴージャス感を存分に味わえる、盛り上がること間違いなしの1曲です。
4手のためのピアノソナタ ニ長調 作品6Ludwig van Beethoven

クラシック音楽の巨匠ベートーヴェンが1797年に発表したピアノ連弾のための作品。
2楽章構成の比較的短いソナタで、明るく軽快な調子が特徴です。
第1楽章は活発でエネルギッシュなテンポ感、第2楽章は穏やかで優雅な旋律が印象的。
技術的な難易度が比較的低いため、プロの演奏者だけでなく、幅広いピアニストに親しまれてきました。
また、当時のサロン文化や家庭での音楽会など、小規模な場で演奏されることを想定して作られた本作。
演奏の楽しさを共有することに重点が置かれており、2人で息を合わせて一つの演奏を作り上げる楽しさを味わえます。
ピアノを楽しむ人々のレパートリーとしてもオススメの1曲です。
組曲「くるみ割り人形」Op.71aトレパークNEW!Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・チャイコフスキーによる組曲「くるみ割り人形」はいかがでしょうか。
本曲はバレエ『くるみ割り人形』からの作品で、原曲はオーケストラで演奏されるものが知られているものですが、ピアノ連弾となっている楽譜も存在します。
その中から人気が高く、華やかな作品といえばロシアの踊りこと「トレパーク」でしょう。
映画「ホームアローン」のイメージもある方もいますが、映画で使われている曲はとても意識して作られている似たような曲想の別の曲です。
冒頭からはつらつとしたメロディで疾走感があふれています。
華やかな曲想で楽しげであることから発表会で弾く連弾曲としておすすめです。
ティコ・ティコ・ノ・フーバZequinha Abreu

ソロでは初心者にもなじみ深い作品、『ティコ・ティコ・ノ・フーバ』。
なじみ深いといっても、あくまで簡単な楽譜なだけであって、楽譜によっては上級に位置する難易度をほこるものも存在します。
連弾における『ティコ・ティコ・ノ・フーバ』が、それほど難しいというわけではありません。
しかし、演奏家の息がピッタリと合っていないと途端に変な聞こえ方をしてしまうので、そういった意味では難しいでしょう。
ぜひチェックしてみてください。