本稿執筆の2023年現在で50代の方と言えば、70年代後半のニューミュージックから90年代のJ-POPまで、まさに日本の音楽業界の黄金期をリアルタイムで10代~20代の多感な時期を過ごされてきたのではないでしょうか。
それだけにそれぞれの方にそれぞれの思い出の曲があると思います。
今回の特集では、そんな皆さんにオススメの楽曲、おそらく感動を共感していただけるであろう楽曲を集めてみました。
若かりし日々を思い出してお楽しみいただければ幸いです。
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50代の男性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲(1〜10)
悲しみは雪のように浜田省吾

浜田省吾のシングルで1981年に発表されたオリジナル・ヴァージョンと、1992年にドラマ主題歌としてリリースされたリメイクヴァージョンがある曲です。
浜田の母親が脳閉塞という病に倒れて意識不明の重体になった際、深い悲しみと絶望に暮れながらも、ふと人に対して優しい気持ちになれた、というエピソードを基にして書かれている感動ソングです。
Rainy Blue德永英明

徳永英明のデビューシングルとして1986年に発売されました。
徳永がバイト先の軽井沢で知り合った大木誠と共に作り上げた楽曲で、1997年11月1日に再発売されました。
男女問わず多くのアーティストによってカバーされている名曲で、徳永英明の切ない歌声が心に染みる名バラードになっています。
言葉にできないオフコース

オフコースの通算23作目のシングルで、1982年2月リリース。
これもまたボーカルの小田和正さんの澄んだ甲高い歌声がきれいに響く、バラードの名曲ですね。
「ラララ〜」と歌われるサビ頭の部分が、タイトル通りの言葉にできない気持ちを最大限に表現しているように感じます。
今回ここでご紹介しているのはオフコースによるバージョンですが、小田さん自身のセルフカバーアルバムによるリメイクバージョンをはじめ、多くのアーティストによるカバーバージョンも存在しているバラードの名曲です。
ご興味ある方はぜひカバーバージョンも検索してみてくださいね。
やさしさ紙芝居水谷豊

日本の歌手、俳優である水谷豊さんの7作目のシングルで、1980年7月21日リリース。
当時の大人気ドラマで水谷さんご本人が主演された『熱中時代・教師編』第二シリーズの主題歌でした。
先述の通り、当時大人気のドラマでしたので、本稿執筆時点の2022年現在で50代の方の中には、このドラマを夢中になってご覧になっていた方も少なくないのではないでしょうか。
少し切ないメロディと歌詞も相まって、幼き日の郷愁とともに今、あらためて聴いてみるのにオススメの一曲です!
ご自身の少年時代と重ね合わせてお楽しみください。
乾杯長渕剛

長渕剛の3枚目のスタジオ・アルバム「乾杯」に収録されている曲で、1980年に発売されました。
地元の友人が結婚すると聴いた長渕が、友人への祝福のために書いた、人生の大きな節目に置かれた人間に対する応援歌になっています。
心が震える名曲として多くの男性に愛されている曲です。
卒業尾崎豊

尾崎豊さんの通算4作目のシングルで、1985年1月21日。
2枚目のアルバム『回帰線』(1985年)からの先行シングルであり、尾崎としては初の12インチシングルでした。
この曲のリリースされた1980年代と言えば、今よりもずっと校則などによる学校の締め付けがキツかった時代で、本稿執筆の2022年現在で50代の方なら、そんな学校、校則によって締め付けられて抑圧された毎日に窮屈な思いをしながら過ごされた方も多かったのではないでしょうか。
そんな毎日だっただけに、この曲の歌詞に共感された方もたくさんおられたことでしょう。
歌詞の中にも刺激的な言葉が多くちりばめられながら、楽曲メロディはとても美しいフォークバラードになっており、このバランス感覚は絶妙!!と感じてしまう名曲ですね!
尾崎さんの、まさに「等身大の自分」を表現されているような歌唱も秀逸な名曲です。
壊れかけのRadio德永英明

2000年代以降は、J-POPの歴史に残る名曲をカバーした『VOCALIST』シリーズを大ヒットさせ、歌い手としての本質を問い続けるようなキャリアを歩み続けるベテランのシンガーソングライター、徳永英明さん。
1990年にシングル曲としてリリースされた『壊れかけのRadio』は、徳永さんの代表曲の1つであり、90年代が生んだ名バラードの1つです。
美しいメロディと優しさと切なさとが交差する歌唱はもちろん、若き日の思い出をノスタルジックに描きながら、大人になるにつれて忘れてしまう大切なもの、本当の幸せとは何なのかをラジオに問いかける徳永さん自身が手掛けた歌詞があまりにも素晴らしい。
私の個人的な話ではありますが、小学生の時に初めてこの楽曲を聴いて味わった感動は、むしろ歳を重ねるにつれていっそうその輝きを増していると感じます。
何歳になっても、人生という名の道に迷った時に、ふと立ち止まってこの曲を聴くことで前に進む勇気をもらえますね。