50代の男性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲
本稿執筆の2023年現在で50代の方と言えば、70年代後半のニューミュージックから90年代のJ-POPまで、まさに日本の音楽業界の黄金期をリアルタイムで10代~20代の多感な時期を過ごされてきたのではないでしょうか。
それだけにそれぞれの方にそれぞれの思い出の曲があると思います。
今回の特集では、そんな皆さんにオススメの楽曲、おそらく感動を共感していただけるであろう楽曲を集めてみました。
若かりし日々を思い出してお楽しみいただければ幸いです。
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50代の男性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲(71〜80)
夢の途中来生たかお

別れと再会のテーマを繊細に描いた叙情的なラブソングで、穏やかでメロディアスな曲調が印象的です。
来生たかおさんの独特な歌唱法と、姉の来生えつこさんによる詩的な歌詞が見事に調和しており、聴く人の心に深く響く名曲として知られています。
1981年11月にリリースされ、同年12月発売のアルバム『夢の途中』に収録。
同アルバムはLPが第2位、カセットテープが第1位を記録し、1982年の年間売上では第11位にランクインする大ヒットとなりました。
本作は映画『セーラー服と機関銃』の主題歌として薬師丸ひろ子さんがカバーしたことでも有名です。
仲間や同僚との飲み会で、大切な人との思い出を振り返りながら、ゆっくりと歌いたい1曲です。
君のハートはマリンブルー杉山清貴 & オメガトライブ

海沿いを走る車の中で、別れの後の疲れた女性の涙を優しく受け止めようとする男性の切ない思いを丁寧に描いた楽曲です。
哀愁と優しさがあふれる歌詞は、かけがえのない相手との関係を取り戻そうとする男性の心情を印象的に表現しています。
8月の夏の思い出に戻りたいという願いが胸に迫る、切なくも温かみのある物語が心に響きます。
杉山清貴&オメガトライブが1984年1月にリリースした本作は、ドラマ『年ごろ家族』の主題歌として起用され、音楽番組『ザ・ベストテン』でも最高9位を記録しました。
アルバム『River’s Island』にも収録され、多くの人々の心をつかみました。
失恋の痛手を癒やしたいとき、大切な人との関係を見つめ直したいときに、寄り添うように聴いてほしい1曲です。
やっぱ好きやねんやしきたかじん

やしきたかじんの13枚目のシングルとして1986年に発売されました。
作曲家の鹿紋太郎が初めて手掛けた、やしきたかじんの曲で東京都出身の鹿が関西の文化に憧れて書いた歌であったため、歌詞は正確な大阪弁ではありませんでしたが、女性の心を歌いたいと希望し、そのままリリースされたという逸話のあるやしきたかじんの代表曲の一つです。
グッドバイからはじめよう佐野元春

別れの瞬間を切なく歌ったストリングスが優雅に響くスローバラード。
佐野元春さんが高校時代に作詞作曲したという1曲です。
手を振る相手と手を振れない主人公の対比が、別れを受け入れ難い孤独な心情を見事に浮かび上がらせていますね。
1983年3月に10枚目のシングルとしてリリースされ、同年4月発売のアルバム『No Damage』に収録されました。
淡々と進行する叙情的なメロディは、旅立ちや別れを経験した人の心に静かに寄り添い、深い共感を呼び起こすはずです。
Friend安全地帯

安全地帯が1986年10月に発表し、『夜のヒットスタジオ』で人気を博した1曲は、大王製紙のCMソングに起用されました。
アルバム『安全地帯V』の収録曲として、オリコンチャート7位、『ザ・ベストテン』で最高2位にランクインする反響を呼びました。
玉置浩二さんの表現力豊かな歌声が、恋人から友人へと変わりゆく関係性の微妙な心模様を情感たっぷりに歌い上げています。
ピアノの切ないイントロから壮大なオーケストラアレンジへと展開する美しい旋律は、大切な人との関係が変化していく寂しさを抱える人の心に、そっと寄り添ってくれることでしょう。
太陽と埃の中でCHAGE and ASKA

青春のきらめきと人生の苦悩を描いた力強いポップナンバーです。
CHAGE and ASKAの1991年1月のシングルとなった本作は、夢や希望を抱きながらも、なかなか思い通りにはいかない現実に直面する若者の姿を、温かいまなざしで描いています。
生きることの喜びと切なさが織りなす歌詞は、心に響く美しいメロディーとシンセサイザーの効果的な使用によって、より一層深い印象を与えます。
アルバム『SEE YA』からのリカットシングルとして選ばれた本作は、日清食品のCMソングやフジテレビ系番組『TIME3』のエンディング曲として起用され、幅広い層から支持を集めました。
仕事や生活に追われる中で、時には立ち止まって自分の心と向き合いたいとき、本作があなたの心に寄り添ってくれることでしょう。
前略、道の上より一世風靡セピア

祭りのようなにぎやかな太鼓と笛の音色が印象的な楽曲は、自然の情景を通じて人生の意味や価値観を深く見つめる内容が込められています。
生きる意味や存在意義を問いかけながらも、困難に立ち向かう勇気と希望のメッセージを力強く発信しています。
一世風靡セピアのデビュー曲として1984年6月にリリースされた本作は、オリコンチャート5位を記録。
SUZUKIのスクーター『Love THREE』やキリンビールの『麒麟焼酎 淡麗ストレート』のCMソングとしても使用され、幅広い層に愛されました。
人生の岐路に立たされたとき、迷いや不安を感じているとき、まっすぐ前を向いて歩んでいくパワーをくれる曲です。





