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【闘志】熱い!ファイター・格闘家たちの入場曲に注目

格闘技の試合が始まる直前の、あのジリジリ、ヒリヒリとした緊張感……たまりませんよね。

「今からあのリング上でどんな試合が展開されるのか」と想像せずにはいられなくなります。

そしてその気分をさらに盛り上げてくれるのが、格闘家たちの入場曲!

一流のファイターたちが音楽にノって登場すれば、会場のボルテージはMAXに!

この記事では、人気格闘家たちの入場曲を集めました。

「この選手とこの曲の組み合わせは意外だな」など、格闘技の新しい魅力を発見できるかも?

【闘志】熱い!ファイター・格闘家たちの入場曲に注目(21〜30)

征矢貴選手

Money浜田省吾

Money (WE ARE STILL ON THE ROAD.)
Money浜田省吾

RIZINで活躍する征矢貴選手の入場曲として知られる楽曲は、浜田省吾さんが1984年にアルバム『DOWN BY THE MAINSTREET』の収録曲。

日本の音楽シーンでは珍しく、金銭欲をストレートに表現した力強いロックナンバーで、純白のメルセデスやドン・ペリニヨンといった高級品への憧れを歌った歌詞が印象的ですね。

バブル経済に向かう当時の日本社会に対して、あえて「金が欲しい」という欲望を正面から描いた浜田さんの姿勢は非常に衝撃的でした。

福山雅治さんや吉田栄作さんも大きな影響を受けたと語るほどの名曲で、勝負の世界で戦う格闘家の入場曲としてこれ以上ない選択といえるでしょう。

魚井フルスイング選手

Run魂Runグループ魂

ベテラン総合格闘家、魚井フルスイング選手が入場曲として使用しているのが、劇団「大人計画」のメンバーによって結成されたコミックバンドが2002年12月にリリースしたアルバム『Run魂Run』の収録曲。

作詞を宮藤官九郎さん、作曲を富澤タクさんが手がけています。

ディーゼルカーをテーマにした風刺的な歌詞が特徴で、環境問題や都市交通の混雑を独特のユーモアで描いた内容となっています。

格闘技の入場曲としては珍しいコミカルな要素を持ちながらも、しっかりと戦いへ向かう気持ちを盛り上げてくれる1曲ですね。

【闘志】熱い!ファイター・格闘家たちの入場曲に注目(31〜40)

World is MineShowtek

Showtek – World is Mine – official music video
World is MineShowtek

野杁正明選手の入場曲です。

16歳にしてK-1甲子園で優勝する早咲きのファイター野杁選手は、那須川天心選手と武尊選手の試合で大きな話題となったTHE MATCH 2022にも出場した期待の新人。

オランダ発のエレクトロユニットShowtekによるこの曲は、心臓の鼓動音や自分自身に喝を入れるセリフなど、最初から格闘技やストリートファイトを意識して作られていますね。

自身のモチベーションをグッと上げたい時にピッタリの1曲です。

He’s a PirateKlaus Badelt

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマソングとても有名なこの曲は、村田諒太さんの入場曲でもあります。

アフリカンなリズムとオーケストラを組み合わせた壮大な音楽は、まさに世界制覇に飛び出す格闘家にぴったりですね。

ボクシングに興味がなくても、オリンピックの中継で彼の試合を見たという人もいるのではないでしょうか。

オリンピック選手とプロボクサーはたいてい住み分けされているものですが、村田さんはどちらにも赴き、金メダルとWBA世界ミドル級スーパー王者の座を手に入れました。

その背景には、日本人には不利とされているミドル級で、逆境に立ち向かいながらも泥臭い試合で結果を出す努力の男の姿勢があります。

I BelieveTOK

「神の子」「KID」などの愛称で知られた山本徳郁さんの入場曲を聴くと、リングの上だけでなく、あらゆる場面で多くの人に愛された男のまぶしい笑顔が頭に浮かびます。

41歳という若さでこの世を去った彼が設立したジムKRAZY BEEの面々、とりわけ今でも格闘技の場で活躍する山本美憂さんや山本アーセンさん、世界を舞台に戦う堀口恭司さんらトップファイターたちは、今なお彼の意志を忘れていません。

駅のホームで線路に落ちた人を助けたことについて「当然だろ」と言った徳郁さんの優しさと強さを思い出す曲ですね。

Hard SaddeningRedHookNoodles Beats

Hard Saddening (Love Music Mix) (Hip Hop Instrumental)
Hard SaddeningRedHookNoodles Beats

Krush、K-1 WORLD GPともにフェザー級でチャンピオンを取っている江川優生選手の入場曲です。

キックボクシングの選手でありながらボクシングの技術が非常に高いのが江川選手の特徴ですが、入場曲を選ぶ感性もまた非常に洗練されています。

この曲はジャンルとしてはヒップホップですが、構成はいわゆるインストゥルメンタルで、ラップや歌が入っていません。

かろうじて加工されたボーカルがビートに合わせて配置されていますが、これも正確には聞き取れないため、歌詞がまったくない曲と言っていいでしょう。

あえて歌詞のない曲を選択し、純粋な音楽の響きによって自分自身を高めるという、珍しい選択ですね。

交差点 feat. EXPRESSBANTY FOOT

BANTY FOOT / 交差点 feat. EXPRESS (OFFICIAL MV)
交差点 feat. EXPRESSBANTY FOOT

K-1やKrushで活躍する大沢文也選手の入場曲は、とても優しいイントロから暖かく人生を応援してくれるBANTY FOOTのレゲエナンバー。

相手を打ち負かしたり、逆境に立ち向かったり、自分の力を誇示するという表現ではなく、周囲を見つめ、自分自身を見つめ、ゆっくりと前に進むという格闘家の入場曲としてはとても珍しい1曲ではないでしょうか。

大沢選手はYouTubeでもいつも明るく、先輩にも後輩にも気さくに話す人間愛のあふれる方です。