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フィギュアスケートの使用曲【2025】

芸術点を競うスポーツとして世界的な人気を集めるフィギュアスケート。

フィギュアスケートといえば、音楽は欠かせませんよね。

突然ですが、あなたはフィギュアスケートにどんなイメージを持ちますか?

恐らく、多くの方がクラシックのような古典的な楽曲をイメージするかと思います。

確かに、ポップミュージックはアイスダンスの使用に限られていましたが、2014年から競技でもポップミュージックの使用が解禁されました。

今回は、そんなフィギュアスケートの定番の楽曲をクラシックと、ポップミュージックからピックアップしてみました。

メロディアスな作品が多く登場するので、ぜひ最後までお楽しみください!

フィギュアスケートの使用曲【2025】(1〜10)

シェルブールの雨傘Michel Legrand

「シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg」~Soundtrack by Michel Legrand
シェルブールの雨傘Michel Legrand

2021年以降、四大陸選手権をはじめとする国内外の大会で活躍している三浦佳生さんが、2024-2025シーズンにフリースケーティングで使用した楽曲です。

この曲は1964年のジャック・ドゥミ監督によるミュージカル映画の楽曲で、作曲したのはミシェル・ルグランさんです。

60年代の作品でありながらも、現代でも恋愛映画の名作として多くのファンに愛され続けているんですよね。

原曲では男女ボーカルによるデュエット形式になっています。

Pump It UpEndor

Endor – Pump It Up (official video)
Pump It UpEndor

長岡柚奈さんと森口澄士さんのペアは、初出場の2023-24シーズンの全日本選手権で優勝という成績を残しました。

そんなふたりが出演したアイスショー『Bloom On Ice 2024』で披露したプログラムに使用されていた楽曲です。

もともとは1998年にリリースされたダンゼルさんの楽曲で、ここでは2019年にエンドーさんがリミックスしたものを使用しています。

タイトルの『Pump It Up』から連想されるトレーニングの雰囲気を振り付けの中にもしっかりと取り入れて、コミカルで力強い内容に仕上げています。

ショーのプログラムなので、曲に合わせて楽しさをしっかりと伝えてくれますね。

You’ll Never Walk AloneRichard Charles Rodgers/Oscar Greeley Clendenning Hammerstein II

フィギュアグランプリファイナルで活躍した、三浦璃来選手と木原龍一選手ペア。

二人が使用し、感動を呼んだのが『You’ll Never Walk Alone』です。

こちらは、1945年に、ミュージカルの劇中歌としてリチャード・ロジャースさんが制作した楽曲です。

神聖な雰囲気のメロディと、がんばる人を応援する内容の歌詞は多くの人に愛されており、近年はスポーツの応援歌としても使用されてきました。

その歌詞を知る二人のファンは、思わず胸が熱くなったのではないでしょうか。

フィギュアスケートの使用曲【2025】(11〜20)

Rock Me AmadeusFalco

Falco – Rock Me Amadeus (Official Video)
Rock Me AmadeusFalco

全日本ジュニア選手権で結果を残すなど、早くから活躍を見せている西野太翔さんが2024年のフリースケーティングで使用していた楽曲です。

ファルコさんの『Rock me Amadeus』をアレンジしたもので、原曲のデジタルなサウンドとは異なり、やわらかいオーケストラのような雰囲気にアレンジされていますね。

主にピアノとストリングスで構成されていて、この壮大な中に迫力や緊迫感も含まれているところが印象的です。

楽器も変わったインストのアレンジだからこそ、壮大な雰囲気が原曲よりも強調されているように感じられますね。

MIRACLESarah Brightman

Sarah Brightman “Miracle” Composed by YOSHIKI
MIRACLESarah Brightman

荘厳な雰囲気に包まれるX JAPANのYOSHIKIさんが手がけた『MIRACLE』です。

2013年にリリースされたアルバム『YOSHIKI CLASSICAL』に収録されているこの曲は、北京2022冬季オリンピックに出場を果たした河辺愛菜選手がフリーの演技で使用しました。

歌っているサラ・ブライトマンさんの気迫に満ちた歌声と、そこに重なる何か強大な世界に引き込まれそうな壮大な音色が、この世とは思えない未知の世界観を生み出しています。

奇跡を起こすため、自分の夢をかなえるためにどんな壁も乗りこえていきなさいという思いが歌われています。

GravityJohn Mayer

2018年平昌オリンピックで銀メダルを獲得するなど、大活躍をみせる宇野昌磨選手が、2022年ショートプログラムに選んだ楽曲が、ジョン・メイヤーさんの『Gravity』です。

ジョン・メイヤーさんは、現代の三大ギタリストにも選ばれているアメリカのシンガーソングライター、ギタリストなんですよね。

『Gravity』は、2006年にリリースされたシングルで、ビルボードのAdult Top 40チャートで第10位にランクインしました。

8分の6拍子の大人な雰囲気のバラードで、泣きのギターソロもいい音でかっこいいんですよね。

陰陽師梅林茂

Onmyoji Main Theme (陰陽師 メインテーマ)
陰陽師梅林茂

2014年のソチオリンピック、2018年の平昌オリンピックにて2大会連続で金メダルを獲得した羽生結弦さん。

彼が2015年から2016年にかけてのシーズンで『SEIMEI』と命名したフリースケーティングに使用されたのが『陰陽師』です。

作曲家の梅林茂さんが制作しており、笛や太鼓などの「和」をテーマにした楽器で構成される壮大なサウンドが響きます。

スケートリンクを艶やかに踊りこなす彼の姿に、マッチした曲ともいえるでしょう。

華やかでありながら、ときにはダイナミックな技を披露するフィギュアスケートを盛り上げる楽曲です。