フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲
「フュージョン」とはジャズ・ミュージックから派生した音楽ジャンルですが、その言葉通りさまざまな要素を融合させた、まさにクロスオーバーなサウンドとして多くの名盤や名曲を世に送り出しています。
フュージョンに興味がある、とりあえず何曲か聴いてみたい……そんな初心な方々に向けて、本稿ではソフトでオシャレな曲から難解で革新的な楽曲まで存在するフュージョンの名曲をご紹介!
海外のアーティストを中心として、往年の人気曲や王道の1曲、定番曲に近年注目されているジャズフュージョンの要素を兼ね備えたアーティストの名曲までたっぷりお届けいたします。
当時を懐かしみたい方々も、現代のフュージョンをお探しの方もぜひご覧ください。
フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲(81〜100)
Aruban NightsBobby Lyle

アメリカのピアニストBobby Lyleの南米のリゾート地、アルバの夜を描いた一曲。
そのピアノの流れるような演奏がフュージョンのリズムに気持ちよく絡み合い、あたかもアルバの夜がありありと目の前に浮かぶようです。
リズムの取り方も、ダイナミクスのつけ方も一段とおしゃれな、お酒を飲みながら目を閉じて浸って聴きたい大人のための一曲です。
キング・コックローチChick Corea

リターン・トゥ・フォーエヴァーでは激しくテクニカルな演奏を特徴とするチック・コリアですが、このプロジェクトではかなり肩の力を抜いたアレンジでスムースに聴かせてくれます。
しかしサラッと演奏している風に見えますがリズムの鋭いことといったら…。
From Gagarin’s Point of ViewEsbjörn Svensson Trio

スローテンポのウッドベースのあたたかい音色に、ピアノがよく映える一曲です。
後ろで鳴る伸びのある音色も印象的で、この曲の世界観を盛り上げています。
一体どのようなシュチュエーションを想像して作られたかはわかりませんが、不穏な雰囲気もあり、独特の緊張感をもった一作です。
真夜中部屋を暗くして聴きたいナンバーです。
Classical ThumpVictor Wooten

2011年発表のアルバム「A Show of Hands」収録。
64年生まれ、ヴァージニア州出身のベーシスト。
高度な技術とグルーブ溢れる演奏でファンが多く、同業者にも一目置かれています。
最初からいきなり凄腕のベースが炸裂します。
初めて聴くと驚くかもしれません。
mount. airy groovepieces of a dream

82年発表のアルバム「We Are One」収録。
75年にフィラデルフィアで結成された3人組。
バンド名はサックス奏者StanleyTurrentineが75年に発表した同名のアルバムタイトルが由来。
この曲ではポップでノリの良いフュージョンを聴かせてくれます。