洋楽ヘビーメタル入門編。メタルの歴史を変えた名曲たち
ヘビーメタルという音楽ジャンルは多くのサブ・ジャンルが存在しており、その幅広さは当のメタル・ファンであっても好みが分かれるほどです。
「メタルは好きだけどデスメタルはちょっと……」という方もいらっしゃいますし、エクストリームなメタル以外に興味がない方、どんなメタルでもいける方、さまざまというのがおもしろいですよね。
これからメタルを聴こうという方は、どこから聴けばよいのか迷ってしまうかもしれません。
今回の記事では、そんなメタル初心者の方に向けてオススメの名曲、人気曲をご紹介します!
王道のヘビーメタルだけではなく、メタルの可能性を示すサブ・ジャンルにも目を向けた幅広いラインアップをぜひお楽しみください。
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洋楽ヘビーメタル入門編。メタルの歴史を変えた名曲たち(71〜80)
Death Of MeAsking Alexandria

若者を中心に高い人気を誇るイギリスのオルタナティブメタルバンドの一曲です。
この曲は彼ららしい過激なギターサウンドとボーカルのデスヴォイスが光る一曲で、一般的なヘヴィメタルより過激なサウンドがクセになる名曲です。
Green MachineKyuss

メタルやサイケデリックロックを融合したストーナーメタルというジャンルにおいて中心的なバンドとして活躍したアメリカ出身のロックバンド・カイアスの楽曲。
2ndアルバム『Blues for the Red Sun』からシングルカットされた楽曲で、厚みのあるバンドサウンドと疾走感がテンションを上げてくれるナンバーです。
メタルというよりはブルーズに近いギターサウンドには、一般的に知られるメタルバンドを聴いてきたリスナーは衝撃を受けるかもしれませんね。
独特なバンドサウンドがキャッチーな、メタルというジャンルの可能性を再確認させてくれるナンバーです。
Home Sweet HomeMötley Crüe

大会場を中心としたライブや強いコマーシャル性を特徴としたスタジアム・ロックというムーブメントの代表的なバンド、モトリー・クルーの楽曲。
1985年に発表した3rdアルバム『Theatre Of Pain』に収録されたナンバーで、叙情的なピアノの伴奏から始まるロックバラードです。
激しい楽曲ばかりを演奏しているイメージを持たれがちなメタルバンドですが、その高い演奏技術から紡がれるバラードの世界観は圧巻ですよね。
数々のアーティストもカバーしている、モトリー・クルーの新たな一面を発見できるナンバーです。
PapercutLinkin Park

1990年代後半から2000年代前半にかけて、ニューメタルと呼ばれる音楽ジャンルのブームが巻き起こりました。
あまりにも売れすぎたために同じようなバンドが量産され、批判も多かったムーブメントではありますが、2020年代の現在はニューメタルからの影響を公言する若手バンドも増えており、メタルという大木の根っこにニューメタルというジャンルもしっかりと根付いていたことは改めて強調しておきたいですね。
そんなニューメタル勢と呼ばれたバンドの中でも、エレクトロニカやヒップホップの要素を巧みに操り、センスの良いバンド・アンサンブルと心が震えるほどに素晴らしいメロディを武器として、巨大な成功を収めたバンドがリンキン・パークです。
彼らの音を模倣するバンドが続出したほどの影響をシーンに及ぼし、あまりにも売れすぎたがゆえに一部では批判もありましたね。
こちらの『Papercut』は、全世界で3,000万枚以上も売れた2000年リリースのデビュー・アルバム『Hybrid Theory』のオープニング・ナンバーです。
スクラッチや同期モノなども盛り込んだヘビーなサウンドの中で、マイク・シノダさんの切れの良いラップ、故・チェスター・ベニントンさんのエモーショナルなメロディとシャウトが絡み合う初期の彼ららしい王道のナンバーで、リリースから20年以上が過ぎた今、改めて聴き直しても最高にカッコいいですよ!
Make me BadKorn

独特でエグ味の強い楽曲が中心のオルタナティブメタルバンドによる一曲です。
この曲も彼ららしい独特のエグ味が感じられる一曲ですが、重くテクニカルなギターと粘っこいサウンドのベースが印象的なヘヴィメタルの名曲です。
As I DieParadise Lost

デスドゥームやゴシックメタルといったジャンルの先駆者として名高く、母国であるイギリスよりもヨーロッパ大陸で支持されているパラダイス・ロストの楽曲。
3rdアルバム『Shades of God』に収録されている楽曲で、それまでのデスドゥームテイストを残しながらもメロディアスな方向性に踏み切ったバンドのカラーを象徴するメタルサウンドが画期的なナンバーです。
重々しいビートと激しいディストーションサウンドのギターで進行するアレンジは、まさにゴシックメタルを思わせる聴きごたえがありますよね。
バンドの進化が垣間見える、まだゴシックメタルを知らないリスナーにもおすすめのナンバーです。
Round And RoundRatt

1980年代に隆盛したLAメタルの代表的なバンドの一つ、ラットの楽曲。
デビューアルバム『Out Of The Cellar』に収録されたナンバーで、ブリッジミュートを絡めたヘビーなギターリフと、ヘビーな中にもポップ性を持ったメロディーがテンションを上げてくれますよね。
メタルナンバーというとボーカルが聴きとりづらい、テンポが速すぎて何をやっているかわからない、といったイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、同曲ではロックのかっこよさとメタルの重厚感が楽しめます。
メタル初心者の方にもオススメのナンバーです。






