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洋楽ヘビーメタル入門編。メタルの歴史を変えた名曲たち

ヘビーメタルという音楽ジャンルは多くのサブ・ジャンルが存在しており、その幅広さは当のメタル・ファンであっても好みが分かれるほどです。

「メタルは好きだけどデスメタルはちょっと……」という方もいらっしゃいますし、エクストリームなメタル以外に興味がない方、どんなメタルでもいける方、さまざまというのがおもしろいですよね。

これからメタルを聴こうという方は、どこから聴けばよいのか迷ってしまうかもしれません。

今回の記事では、そんなメタル初心者の方に向けてオススメの名曲、人気曲をご紹介します!

王道のヘビーメタルだけではなく、メタルの可能性を示すサブ・ジャンルにも目を向けた幅広いラインアップをぜひお楽しみください。

洋楽ヘビーメタル入門編。メタルの歴史を変えた名曲たち(71〜80)

ShotgunLimp Bizkit

アメリカの大人気ラップメタルバンドの一曲です。

この曲は彼ららしい軽快でテクニカルなMCのラップと重くかつ過激なギターサウンドが光る一曲で、非常にノリもよくラップメタルの楽曲を語るうえで外すことのできない名曲です。

Lets Get RockedDef Leppard

DEF LEPPARD – “Lets Get Rocked” (Official Music Video)
Lets Get RockedDef Leppard

イギリス出身のバンド、DEF LEPPARDの5thアルバム『Adrenalize』の1曲目を飾る楽曲で、非常にDEF LEPPARDらしいミドルテンポのポップでヘヴィな楽曲に仕上げられています。

サウンドメイク的には、大ヒットアルバムとなった前作『Hysteria』を引き継いだものになっており、非常に繊細に構築されたサウンドメイクと分厚いコーラスが楽しめるものです。

このあたりはバンドのソングライティングやアレンジの実力もさることながら、エグゼクティブプロデューサーとして制作に参加していたロバート・ジョン・マット・ラングの手腕によるところが大きいのだろうなーと思います。

時代を経ても色褪せない名曲だと思います。

筆者はDEF LEPPARDのサウンドメイクには個人的にもすごく影響を受けていることもあって大好きな一曲です!

Home Sweet HomeMötley Crüe

Mötley Crüe – Home Sweet Home (Official Music Video)
Home Sweet HomeMötley Crüe

大会場を中心としたライブや強いコマーシャル性を特徴としたスタジアム・ロックというムーブメントの代表的なバンド、モトリー・クルーの楽曲。

1985年に発表した3rdアルバム『Theatre Of Pain』に収録されたナンバーで、叙情的なピアノの伴奏から始まるロックバラードです。

激しい楽曲ばかりを演奏しているイメージを持たれがちなメタルバンドですが、その高い演奏技術から紡がれるバラードの世界観は圧巻ですよね。

数々のアーティストもカバーしている、モトリー・クルーの新たな一面を発見できるナンバーです。

Death Of MeAsking Alexandria

ASKING ALEXANDRIA – The Death of Me (Official Music Video)
Death Of MeAsking Alexandria

若者を中心に高い人気を誇るイギリスのオルタナティブメタルバンドの一曲です。

この曲は彼ららしい過激なギターサウンドとボーカルのデスヴォイスが光る一曲で、一般的なヘヴィメタルより過激なサウンドがクセになる名曲です。

HeartworkCarcass

Carcass – Heartwork (Official Video)
HeartworkCarcass

それまでのメタルよりも重厚なサウンド、攻撃的でハイスピードな楽曲という特徴を持つエクストリームメタルバンドの代表格・カーカスの楽曲。

メロディックデスメタルに正統性を与えたと言われている4thアルバム『Heartwork』のタイトルトラックで、ブラストビートのドラムとエッジの効いたギターリフによるオープニングから泣きのツインリードギターへと進行していくイントロがドラマチックですよね。

凶暴性を感じるデスボイスをフィーチャーはもちろん、その高い演奏技術とアレンジに聴き入ってしまう方も多いのではないでしょうか。

デスメタルがただ激しいだけの音楽ではないということを教えてくれるナンバーです。

Make me BadKorn

Korn – Make Me Bad (Official Video)
Make me BadKorn

独特でエグ味の強い楽曲が中心のオルタナティブメタルバンドによる一曲です。

この曲も彼ららしい独特のエグ味が感じられる一曲ですが、重くテクニカルなギターと粘っこいサウンドのベースが印象的なヘヴィメタルの名曲です。

PapercutLinkin Park

Papercut [Official HD Music Video] – Linkin Park
PapercutLinkin Park

1990年代後半から2000年代前半にかけて、ニューメタルと呼ばれる音楽ジャンルのブームが巻き起こりました。

あまりにも売れすぎたために同じようなバンドが量産され、批判も多かったムーブメントではありますが、2020年代の現在はニューメタルからの影響を公言する若手バンドも増えており、メタルという大木の根っこにニューメタルというジャンルもしっかりと根付いていたことは改めて強調しておきたいですね。

そんなニューメタル勢と呼ばれたバンドの中でも、エレクトロニカやヒップホップの要素を巧みに操り、センスの良いバンド・アンサンブルと心が震えるほどに素晴らしいメロディを武器として、巨大な成功を収めたバンドがリンキン・パークです。

彼らの音を模倣するバンドが続出したほどの影響をシーンに及ぼし、あまりにも売れすぎたがゆえに一部では批判もありましたね。

こちらの『Papercut』は、全世界で3,000万枚以上も売れた2000年リリースのデビュー・アルバム『Hybrid Theory』のオープニング・ナンバーです。

スクラッチや同期モノなども盛り込んだヘビーなサウンドの中で、マイク・シノダさんの切れの良いラップ、故・チェスター・ベニントンさんのエモーショナルなメロディとシャウトが絡み合う初期の彼ららしい王道のナンバーで、リリースから20年以上が過ぎた今、改めて聴き直しても最高にカッコいいですよ!