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平成を彩った秋ソングのJ-POP名曲まとめ。心に染みる秋うたを聴こう!

季節の移ろいを美しく歌い上げた楽曲の中でも、秋をテーマにした曲は格別な魅力を持っています。

平成という時代、日本の音楽シーンからは色とりどりの秋の情景を描いた名曲が生まれました。

切ない恋の物語から紅葉狩りの情景まで、さまざまな秋の表情を音楽で表現しているんですよね。

この記事では、1989年から2019年まで続いた約30年に渡る平成時代に生まれた秋の雰囲気たっぷりのJ-POPの名曲をご紹介します。

懐かしい思い出と共に、心に響く秋の名曲の数々をじっくりとお楽しみください。

平成を彩った秋ソングのJ-POP名曲まとめ。心に染みる秋うたを聴こう!(1〜10)

秋の空NEWS

高く澄み渡る空が、どこか物悲しくも感じられる季節に聴きたくなるのが、NEWSが歌うこのバラードですよね。

秋の切ない風を感じながら、大切な人との別れを乗り越えようとする心情が描かれているのではないでしょうか。

澄んだ青空を見上げて涙をこらえる主人公の姿が目に浮かぶようで、その美しいメロディーとともに胸を締め付けられます。

この楽曲は、2010年9月に発売されオリコン週間チャートで初登場1位を記録した名盤『LIVE』に収められています。

本作は、一人で物思いにふけりたい秋の夜長や、感傷的な気分に浸りたい時に聴くと、その世界観が心に深く染み渡っていくのを感じられるはずです。

地下街ゆず

ストリートから羽ばたいたフォークデュオ、ゆずの原点ともいえる一曲です。

10月の晴れた午後という歌いだしが、まさに秋の清々しい空気を感じさせますね。

アコースティックギターの素朴な音色に乗せて、好きな人に会いたいけど会えない、そんな切ない恋心が描かれています。

しかし、ただ悩んでいるだけではなく、自分の気持ちに正直になろうと決意する前向きな強さも感じられるんですよね。

この楽曲は、1997年10月に発売されたインディーズ・ミニ・アルバム『ゆずの素』に収録された一曲で、後にベスト盤『Home[1997~2000]』にも収められました。

何かに迷っている時、そっと背中を押してくれるような温かさがあります。

秋の散歩のお供にもぴったりですよ。

ヤバイTシャツ屋さん

秋の歌といえば、切ないメロディやセンチメンタルな歌詞が定番ですよね。

でも、そんな秋ソングの常識を覆すユニークな視点で楽しませてくれるのが、ヤバイTシャツ屋さんです。

本作で歌われているのは、春や夏、冬といった季節に比べて、秋って少しアピールが弱いんじゃない?

という、誰もが一度は感じたことのあるかもしれない素直な気持ち。

その正直すぎるメッセージを、疾走感あふれるメロコアサウンドに乗せてしまう遊び心がいいんですよね。

この楽曲は、平成後期の2018年12月に発売されたアルバム『Tank-top Festival in JAPAN』に収録されています。

ありきたりな秋の過ごし方にピンとこない時や、友人とのドライブで盛り上がりたい時にぴったりな一曲ではないでしょうか。

平成を彩った秋ソングのJ-POP名曲まとめ。心に染みる秋うたを聴こう!(11〜20)

静謐甘美秋暮抒情UNISON SQUARE GARDEN

秋の夕暮れが持つ、静かでどこか甘いセンチメンタルな空気をそのまま音にしたような一曲ですね。

この楽曲は、スリーピースロックバンドUNISON SQUARE GARDENが手掛けた、知る人ぞ知る秋の名曲です。

過ぎゆく季節への愛おしさと、その一瞬の美しさを大切に切り取ったような情景が目に浮かびます。

本作は平成後期の2018年1月に発売された名盤「MODE MOOD MODE」に収録されているナンバー。

タイアップなどはありませんが、その叙情的なメロディーと斎藤宏介さんの透明感あふれる歌声が、バンドの繊細な一面を教えてくれます。

日が短くなった帰り道や、少し肌寒い夜に一人で物思いにふけりたい時に聴くと、心にじんわりと染み渡るのではないでしょうか。

秋エモいキュウソネコカミ

共感してしまう歌詞が魅力の5人組ロックバンド、キュウソネコカミ。

本作は2016年10月発売のシングル『わかってんだよ』にカップリングとして収録された、隠れた秋の名曲ですよね。

BPM160という疾走感のあるビートに、秋特有のセンチメンタルな感情を乗せたバンドアンサンブルがとても印象的です。

歌詞には、乾いた空気や鈴虫の声といった情景がリアルに描かれ、ふと人恋しくなる切ない心情がストレートにつづられているんですよね。

アップテンポなサウンドと哀愁を感じさせるメロディーのコントラストが胸に響く、秋の夜に聴きたいエモーショナルなナンバーではないでしょうか。

秋、晴れ。僕に風が吹いた。Hey! Say! JUMP

澄み渡る秋空の下、そっと背中を押してくれるような温かい風を感じるHey! Say! JUMPの隠れた名曲です。

冒頭のささやくようなセリフから、柔らかなハーモニーへと続く流れに、思わず聴き入ってしまいますよね。

自分には何もないと思い込んでいた主人公が、未来への希望を見つけて一歩踏み出す姿が描かれていて、平成の時代を象徴する彼らが歌うからこそ、そのメッセージが胸に響くんです。

この楽曲は2015年10月に発売されたシングル『キミアトラクション』に収録された一曲で、表題曲はCMソングとしても話題になりました。

何かを始めたいけれど自信が持てない時、本作がきっと心に寄り添い、明日への勇気をくれるのではないでしょうか。

男心と秋の空ゴールデンボンバー

ヴィジュアル系エアーバンドのイメージを覆すような、切ない秋の楽曲といえばこの作品かもしれませんね。

「女心と秋の空」という言葉を巧みにもじり、男性の揺れ動く繊細な心情がつづられています。

どこか懐かしい歌謡曲風のメロディーが、秋特有のもの悲しさを一層引き立てているんですよね。

この心に染みる一曲は、2011年1月に発売されたアルバム『ゴールデン・アワー〜下半期ベスト2010〜』に収録されています。

本作はオリコン週間チャートで初登場3位を記録するほどの支持を集めました。

恋に悩んだり、センチメンタルな気分になったりする秋の夜長にぴったりな一曲です。

変わりやすい空模様を眺めながら、自分の気持ちと重ね合わせて聴いてみてはいかがでしょうか。