平成を彩った秋の名曲まとめ。心に染みる秋うたを聴こう!
1989年から約30年間続いた平成。
この間、数多くのCDがミリオンセラーを達成し、J-POPシーンは大変盛り上がりました。
そうした楽曲の中にはさまざまな情景や感情、物語が描かれた曲がありますが、この記事ではとくに秋をテーマにした楽曲を紹介していきますね!
何かとイベントごとも多く盛り上がる夏とは対照的に、どこか切なさがただよう秋にはしっとりとした楽曲が多いように感じます。
歌詞を見ながら聴いてみてほしい曲がたくさんありますので、ぜひじっくりとお楽しみください。
平成を彩った秋の名曲まとめ。心に染みる秋うたを聴こう!(21〜30)
秋風のモノクロームFIELD OF VIEW

1994年にviewとしてデビューした後、イメージを一新して再デビューしたことも話題となったロックバンド、FIELD OF VIEW。
2ndベストアルバム『FIELD OF VIEW BEST 〜fifteen colours〜』と同時発売された16thシングル曲『秋風のモノクローム』は、ピアノとアコースティックギターをフィーチャーした浮遊感のあるイントロから世界観に引き込まれてしまいますよね。
切ない別れを描いたリリックは、ドラマチックなメロディーとともに胸を締め付けられるのではないでしょうか。
ノスタルジックなアレンジがセンチメンタルな、秋に聴きたくなるロックチューンです。
alone in my room鈴木亜美

小室哲哉さんがプロデュースした鈴木あみさんのこの曲、歌詞を見れば秋を舞台に描かれた曲だとわかります。
楽しかった夏が過ぎ、冬に向かってだんだんと気温が下がっていく秋。
ただでさえ寂しい気持ちになってしまいがちなこの季節ですが、この曲の主人公はどうやら1人で過ごしていて人肌恋しくなっている様子。
意中の彼に向けて「そばにいてよ」とつづった歌詞には、共感できる方が多いのではないでしょうか?
寂しさで弱った心が描かれた歌詞ですが、曲調はTKサウンドであり、ミドルテンポですがノリよく仕上げられていますね!
秋風Kiroro

秋の深まりと冬の接近を感じる様子を描いた、Kiroroによる切ない雰囲気の楽曲です。
ユニットの特徴でもあるピアノが印象的なサウンドで、単音で響くその音色が切なさを強調しています。
秋の寒さが強くなるごとに冬が近づいてくることを実感し、気持ちが沈んでいく姿が歌詞では描かれています。
曲が進むにつれて冬が嫌いな理由が徐々に明かされていき、切なさがより鮮明に伝わってくる構成ですね。
切なさのイメージが強い秋の終盤にピッタリの楽曲ではないでしょうか。
茜色の夕日フジファブリック

フジファブリックといえばいくつか秋を思わせる曲がありますが、この曲もその中の一つですね。
タイトルの『茜色の夕日』は、まさに秋の夕焼け空を思わせます。
ボーカルの志村正彦さんの鼻に抜けるようなやわらかい歌声をはじめ、曲のあちらこちらに感情を震わせる要素があってとてもいい雰囲気なんですよね。
最近では、俳優の菅田将暉さんがカバーしていたりと、長年愛され続けている名曲です。
永遠の夕日ハンバートハンバート

秋の夕日を見ながら昔の恋を思い出す様子が歌われた、ハンバート ハンバートの『永遠の夕日』。
2018年にリリースされたアルバム『FOLK 2』に収録されています。
秋の切ない空気感は、ときに昔の淡く切ない思い出を呼び起こすこともありますよね。
この曲と同じように、昔の恋を思い出してしまったというときは素直にその気持ちを受け入れて、この曲とともに「あの人は今も元気かな」と思いをはせてみるのもいいのではないでしょうか。
夕日が映し出す赤色の温かさのように、ほっと心が温まるような1曲です。