夏の風物詩、高校野球に切っても切れない関係と言えるのが応援歌です。
それぞれの高校の吹奏楽部が演奏する応援歌はそれ自体がエネルギーの源ですし、試合の流れを変えるほどの力を持つ「魔曲」と呼ばれる曲があるくらいですから、その存在感は並大抵のものではありません。
こちらの記事では、見ている側としてもテンションの上がる高校野球の応援歌として人気の名曲を紹介しています。
実は原曲を知らなかった、という方も楽しめる内容となっていますから、この機会にぜひお楽しみください!
【熱狂】高校野球の応援歌人気曲まとめ(1〜10)
宿命Official髭男dism

高校球児たちの熱い想いがつまった楽曲が誕生しました!
Official髭男dismさんのこの曲は、甲子園という舞台に立つ選手たちへのエールソングとして作られたんです。
ピアノが印象的なメロディーと力強いボーカルが心に響きますね。
2019年7月に発売されたシングルで、同年の「熱闘甲子園」テーマソングにも起用されました。
夢に向かって頑張る人たちの背中を押してくれる応援歌として、多くの人の心を掴んでいます。
高校野球ファンはもちろん、何かに挑戦したい人にもぴったりの1曲。
甲子園を目指す選手たちの思いが詰まった歌詞に、きっと勇気をもらえるはずです!
レッツゴー習志野習志野高校吹奏楽部

高校野球の応援曲として長く愛され続けている習志野高校のオリジナル曲。
1975年に当時の吹奏楽部長が作曲したこの曲は、「美爆音」と称される迫力あるサウンドが特徴です。
ドンッドンッドドドンッと響く力強いリズムと流れるようなメロディーが、聴く人の心を熱くさせますね。
YouTubeの習志野市公式動画は2018年にアップされ、2020年には再生回数100万回を突破。
数々の快進撃の中で演奏され、野球の流れを変える力を持つ曲として知られています。
パワプロでも使用されるなど、野球ファンならずとも楽しめる1曲です。
あとひとつFUNKY MONKEY BABYS(現:FUNKY MONKEY BΛBY’S)

FUNKY MONKEY BABYSの代表曲として知られるこの楽曲は、2010年8月にリリースされ、高校野球の応援ソングとしても話題を呼びました。
プロ野球選手の田中将大さんがミュージックビデオに出演し、ファンの間で大きな注目を集めました。
本作は努力と前進する勇気を歌った感動的なバラードで、夏の風景や仲間との絆が描かれています。
聴く人の心に響く歌詞とメロディーで、多くの人々に愛され続けています。
高校野球の応援はもちろん、卒業式や運動会など、大切な場面で勇気と希望を与えてくれる1曲です。
モンキーターン (千葉ロッテマリーンズ チャンステーマ)

プロ野球球団である千葉ロッテマリーンズが、チャンステーマに使用していることでも知られる、高校野球の応援歌としても定番の楽曲です。
パチスロ「モンキーターン」での当たりのBGMが原曲で、チャンスをつかむという部分は共通していますが、これを応援歌に使用したという点がユニークですね。
高校野球にそぐわないという意見もありましたが、軽やかなテンポ、チャンスに向かっていく勢いというところで、応援歌としてしっかりと定着していきました。
フレーズを繰り返していくような構成なのでセクションの切り替えもわかりやすく、応援を合唱する場所を作りやすいところもポイントですね。
栄光の扉平井大

高校野球の熱い応援歌としても知られる1曲。
平井大さんが2022年7月に発表した楽曲で、『熱闘甲子園』のテーマソングにも採用されました。
キャッチーなメロディと温かみのある歌詞で、夢に向かって挑戦する若者たちへのエールが込められています。
困難に直面しても諦めない強さや、自分を信じ続けることの大切さを伝える歌詞が心に響きます。
テレビ朝日系『MUSIC STATION』でも披露され、大きな反響を呼びました。
高校野球の応援はもちろん、人生の大切な場面で勇気をもらいたい時にぴったりの1曲です。
Jock RockRob Rowberry

智辯学園和歌山高校がチャンステーマとして、吹奏楽アレンジを加えたものを演奏したことがきっかけで、全国に知られていきました。
原曲はYAMAHAのソフトやキーボードに、サンプル音源として収録されていたもので、作曲者以外の情報がないという不思議な楽曲です。
高校野球の応援歌の中でもとくに重要なタイミングで演奏される曲で、その緊迫感の演出などから「魔曲」の異名でも知られています。
アップテンポなリズム、華やかで勢いのあるメロディーが戦いに対する前のめりなイメージを強調している楽曲ですね。
ナツノオモイデベリーグッドマン

声を震わせながら仲間と誓う「負けない覚悟」が胸を熱くする、ベリーグッドマンの爽やかな応援歌です。
本作は2021年夏の高校野球・東西東京大会のテーマ曲に起用されました。
元高校球児であるMOCAさんの実体験が込められているかのような歌詞が、ただ頑張れと励ますだけでなく、不安な気持ちや葛藤を抱えながらも、仲間と支え合って前に進むことの大切さを教えてくれます。
スポーツや勉強で壁にぶつかっているあなたの背中を、そっと、しかし力強く押してくれることでしょう。