高校の文化祭で盛り上がる!演劇作品のアイデア集
高校の文化祭で演劇に挑戦することになったとき、どの作品を選ぶかで舞台の印象は大きく変わりますよね。
感動的なファンタジーから親しみやすいコメディー、感動的なミュージカルまで、それぞれに異なる魅力と演出のポイントがありますよ。
クラス全員で協力して作り上げる演劇だからこそ、作る側もみんなが楽しめて、観客にも喜んでもらえる作品を見つけたいものですよね。
こちらでは、高校の文化祭にピッタリの演劇作品を幅広く紹介しています。
クラスに合った作品を見つけてくださいね!
ディズニー・童話・ファンタジー作品特集(1〜10)
ピーターパン

ディズニー作品をはじめ、1924年以降にさまざまな形で映画化されてきた、スコットランドの作家であるジェームス・マシュー・バリーさんの作品。
日本では映画だけでなくホリプロ制作のミュージカルも有名ですよね。
ファンタジーにあふれる設定、ドラマチックなストーリー、緊張感のある戦闘シーンなど、ハイライトが多い作品であることから文化祭の演目としても盛り上がるのではないでしょうか。
誰もが一度は聴いたことがあるであろうストーリーのため、観客も一緒になって世界観に入り込める作品です。
ディセンダント

ディズニーによる実写の映画である『ディセンダント』は、2015年にアメリカで公開され、続編も作られた人気の作品です。
「ディズニー・ヴィランズ」と呼ばれる悪役たちに注目したような設定、他のディズニー作品のキャラクターが登場することも印象的です。
ディズニー作品には欠かせない、ミュージカルの要素も取り入れられており、演技の中に躍動感も表現されますね。
悪役たちといえば、おそろしさを伝えるような衣装やセリフが印象的なので、この部分を意識して演技を作り上げましょう。
キャラクターがしっかりと伝わるように、大げさな演技で、親しみやすさを演出するのがいいかと思います。
美女と野獣

アニメ映画、そして実写映画でも大人気を集めたディズニー作品『美女と野獣』。
自分勝手でごうまんな野獣がベルと出会うことで人を思いやる気持ちを持ち、だんだん互いに心を通わせ愛が芽生えていく物語です。
演劇として公演する際には、魔法にかけられた城の住人たちをどのように表現するかは大切なポイント。
物語を知らない人にもわかりやすくするには、やはりダンボールなどでポットや時計の形を作り、衣装としてそれを着るのがオススメです。
そのほかの細かな家具や食器たちも作り、歌のシーンでは踊っているように見せながらそれらを動かすと曲の楽しげな雰囲気も伝わりますよ!
ディズニー・童話・ファンタジー作品特集(11〜20)
リメンバーミー

ギターに関する天才的な才能を持ちながら、音楽を禁止されている主人公の冒険を描いたディズニー作品『リメンバー・ミー』を題材にした演劇です。
それぞれの役柄に合わせた衣装、ガイコツのメイク、楽曲を実際にギターで弾きがたるなど、とても手の込んだ内容に仕上がっていますね。
ステージも2つ用意され、シーンに合わせて使い分けられています。
感動作として知名度も高い作品なので、ギターを弾けるクラスメイトがいるならぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
リトル・マーメイド

歌やダンスに力を入れた演劇に取り組みたい文化祭でおすすめなのが『リトルマーメイド』です。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの『人魚姫』を原作としたディズニー映画がもととなり、2008年からは世界中で上演されているミュージカルの名作。
『アンダー・ザ・シー』をはじめとした名曲もステキですよね。
人魚姫のアリエルと人間の王子であるエリックの恋物語で、練り込まれたストーリーは出演者の一人ひとりがじっくりと取り組めるのではないでしょうか。
華やかな世界観や海を表現するさまざまな工夫も裏方さんの活躍が光ると思います。
青春の思い出にぜひ挑戦してみてはいかがですか!
眠れる森の美女

おとぎ話の定番として知られるこの物語は、文化祭の舞台に夢のような世界を広げてくれます。
魔女の呪いによって眠りにつく姫と彼女を救う王子の物語は、シンプルで演じやすく、お客さんも分かりやすく楽しめる内容です。
妖精や王様などの登場人物も多いため、クラス全体で役を分担しやすく、衣装や背景づくりでも個性を発揮できます。
音楽やダンスを加えることで演劇に動きとリズムが生まれ、舞台をより華やかに演出できるでしょう。
幻想的な雰囲気を大切にしながら、創意工夫した演出が楽しめる作品です。
ライオンキング

1990年代の「ディズニー・ルネサンス」と呼ばれる時代に公開され、9億8千万ドルという興行収入をたたき出した長編アニメーション映画。
2019年にフルCGによるリメイク版が公開され、日本では劇団四季による演目も有名ですよね。
登場するキャラクターがすべて動物であることから衣装など準備段階から大変ではありますが、自然界の弱肉強食を描いたストーリーの奥行きから多くの観客を魅了できるのではないでしょうか。
聴きなじみのある挿入歌とともに会場全体で盛り上がれる、文化祭の舞台にオススメの作品です。