高校の文化祭にオススメの演劇作品。人気の盛り上がるアイデア
高校の文化祭で演劇に挑戦することになったとき、どの作品を選ぶかで舞台の印象は大きく変わりますよね。
感動的なファンタジーから親しみやすいコメディー、感動的なミュージカルまで、それぞれに異なる魅力と演出のポイントがありますよ。
クラス全員で協力して作り上げる演劇だからこそ、作る側もみんなが楽しめて、観客にも喜んでもらえる作品を見つけたいものですよね。
こちらでは、高校の文化祭にピッタリの演劇作品を幅広く紹介しています。
クラスに合った作品を見つけてくださいね!
ミュージカル・大人数向け・感動作おすすめ(11〜20)
時をかける少女

数々のリメイク作品が作られる不朽の名作です。
青春の1ページと、現実のような非現実を表現できれば拍手喝采まちがいなし!
ストーリーに入り込むのは難しいですが、それだけにやりがいのあるテーマではないでしょうか。
水深ゼロメートルから

『水深ゼロメートルから』は、2019年におこなわれた第44回四国地区高等学校演劇研究大会にて「文部科学大臣賞」を受賞した作品です。
脚本を書いたのは当時、徳島市立高等学校の演劇部に所属していた中田夢花さん。
2021年には劇場で公開され、2024年5月に映画化されました。
プール掃除中に交わされる女子生徒たちと体育教師の会話が描かれたこちらの作品。
学生たちの等身大の悩み事がつづられているので、現役高校生のみなさんなら共感できる内容だと思います。
うさみくんのお姉ちゃん

2015年に開催された高校演劇全国大会で、最優秀作品に選ばれた劇です。
観ていただくとわかる通り、これでもかと笑えるハートフルなコメディ作品で、ずっと観ていられる魅力があります。
そして登場人物一人ひとりのキャラ立ちが素晴らしく、誰に対しても好感を覚えてしまいます。
演劇としてのレベルはかなり高いですが、せっかくならこれぐらいのクオリティ、目指してもいいんじゃないでしょうか。
演劇魂をぶつけましょう!
えんとつ町のプペル

夢や希望にあふれる高校生のみなさんにぜひチャレンジしてほしい演劇は『えんとつ町のプペル』。
お笑い芸人・西野亮廣さんが制作した絵本をもとに、アニメ映画化も果たした作品です。
温かい友情を描いた作品なので、クラス全員で作り上げる文化祭の舞台にぴったりですね。
ファンタジックな衣装や音響にこだわってみるのもオススメ。
「街の背景を作るのが難しそう……」という方は、原作の映像をスクリーンに映してみてください。
感動的な物語を作りあげることでクラスメイトの仲が深まる演劇です。
この世界の片隅に

2024年にミュージカル化されたことで話題になった『この世界の片隅に』。
もともとはマンガを原作とする作品で、その後にドラマやアニメにもなったんですよね。
広島県呉市を舞台に、戦争をテーマにした作品のため、観客を感動させられるような見応えのある演劇にしたいときにオススメの演目です。
ミュージカルの舞台の映像が動画サイトにもアップロードされているので、そちらも参考にしながらしっかりと作り込んでみてはいかがでしょうか?
ハムレット

シェイクスピアの四大悲劇の中の一つ『ハムレット』。
作品が長いため、脚本などの作成に手間がかかりますが、手間をかけるだけの価値があると思わせてくれるような作品でもあります。
藤原竜也さん、満島ひかりさん主演で舞台もされていたので、そちらを参考に作るのもオススメですよ!
ヘアスプレー

1960年代のアメリカを舞台にした、ダンスと多様性をテーマにしたミュージカル作品。
文化祭で観客の心を明るくするパワーがあります。
音楽や衣装、振り付けを通じて明るくポップな世界を演出でき、お客さんの手拍子を誘うほど盛り上がります。
見た目や考え方の違いを乗りこえていく登場人物たちの姿は高校生にも共感しやすく、演じる側も前向きな気持ちで取り組めるでしょう。
歌やダンスが多いため練習を重ねることで団結力も高まり、クラス全体が1つになれる演劇です。