高校の文化祭にオススメの演劇作品。人気の盛り上がるアイデア
高校の文化祭で演劇に挑戦することになったとき、どの作品を選ぶかで舞台の印象は大きく変わりますよね。
感動的なファンタジーから親しみやすいコメディー、感動的なミュージカルまで、それぞれに異なる魅力と演出のポイントがありますよ。
クラス全員で協力して作り上げる演劇だからこそ、作る側もみんなが楽しめて、観客にも喜んでもらえる作品を見つけたいものですよね。
こちらでは、高校の文化祭にピッタリの演劇作品を幅広く紹介しています。
クラスに合った作品を見つけてくださいね!
アニメ・漫画・現代学園モノ&バラエティ作品(11〜20)
ママ

さまざまな劇作やCM脚本をつとめる、いやどみ☆こ~せい教諭による作品『ママ』。
校内を飛び越えさまざまな場所で演劇を披露する佐賀県立佐賀東高校の演劇部が上演した作品の一つです。
母子家庭で女手一つで育ててくれた母とその娘との物語を描いた作品で、最愛の人の死を目前にして「生きるということ」をテーマにしています。
いやどみ教諭が書いた台本には結末がなく、佐賀東高校の演劇部も自分たちでその結末を考えたそうです。
台本を読んで自分たちならこの親子の結末をどうしたいか考えて作るのも、文化祭や学園祭のいい思い出になるのではないでしょうか?
星の王子様

世界中の人々に愛されているサン=テグジュペリの童話、星の王子さまです。
もともとが童話ではありますが、人生への深い洞察や胸にすっと響く言葉がちりばめられており、文化祭の劇としても十分に耐えるものとなっております。
花より男子

少女漫画からドラマ、そして映画にもなった『花より男子』はミュージカルにもなりましたよ!
それを参考に、実際に文化祭でも演じてみてはいかがでしょうか?
学生たちが演じるリアルな物語は、よりいっそう感動できるものになるかもしれませんね!
衣装は制服をそのまま使えますし、ストーリーのアレンジもしやすそうですのでオススメです。
鬼滅の刃

吾峠呼世晴さんの漫画を原作とする人気のテレビアニメ『鬼滅の刃』。
主人公である竈門炭治郎が、鬼となってしまった妹を人間に戻すための方法を探す中で成長する姿を描いた物語です。
大正時代をモデルにして書いた話なので、衣装なども和服が多く、見た目にも楽しい劇になるでしょう。
ただ、殺陣のシーンが多いので、そこはなるべくかっこよく見せる工夫が必要かもしれませんね。
長編の話なので、どれかをクローズアップして劇にするといいと思います!
花の鎖

有名な作家、湊かなえから一作を紹介します。
2011年に発行され、2013年には映画にもなった作品で、湊かなえらしい伏線の張り方と構成が素晴らしいなと思った作品です。
ストーリーが登場人物ごとに独立しているように見えて、実はそれが伏線になったり、物語の鍵になったりしているので、学園祭などで劇にするならば相当構成を考える必要があります。
しかし、大変なだけに劇の達成感や観客に与える満足感というものは計り知れないだろうと私は思います。
アニメ・漫画・現代学園モノ&バラエティ作品(21〜30)
魔女の宅急便NEW!

小学生にも人気があるジブリ作品の中から、劇におススメしたい『魔女の宅急便』をご紹介します。
主人公のキキは13歳という年齢ですが、そこに小学生も親近感がわくのではないでしょうか?
また、猫のジジやトンボといった個性的なキャラクターも、小学生が演じたかわいくもあり面白さもでそうです。
『魔女の宅急便』は、子供から大人になる過程の、一人立ちがテーマにもなっています。
劇を通して、子供達も何かを学んだり、気づきを得ることもあるかもしれませんね。
クレヨンしんちゃんNEW!
しんちゃんの破天荒な活躍ぶりを「やりすぎ」と思う人もいるそうですが、子供からの人気は絶大である『クレヨンしんちゃん』。
テレビアニメはもちろんおもしろいのですが映画のしんのすけは優しくて、勇気もあって、責任感もあってとっても優等生なんです。
『ドラえもん』のジャイアンが映画のときに好青年になるのと同じ現象かな?
そんな『クレヨンしんちゃん』を上演するのも楽しそうです。
お父さん役、お母さん役も子供たちが演じるのでアットホームな劇になりそう。
みんなしんちゃん役をしたいのかな?