高校の文化祭にオススメの演劇作品。人気の盛り上がるアイデア
高校の文化祭で演劇に挑戦することになったとき、どの作品を選ぶかで舞台の印象は大きく変わりますよね。
感動的なファンタジーから親しみやすいコメディー、感動的なミュージカルまで、それぞれに異なる魅力と演出のポイントがありますよ。
クラス全員で協力して作り上げる演劇だからこそ、作る側もみんなが楽しめて、観客にも喜んでもらえる作品を見つけたいものですよね。
こちらでは、高校の文化祭にピッタリの演劇作品を幅広く紹介しています。
クラスに合った作品を見つけてくださいね!
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ミュージカル・大人数向け・感動作おすすめ(1〜10)
心が叫びたがってるんだ

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のスタッフによる青春ファンタジーアニメ。
玉子の妖精にかけられた呪いのトラウマによりコミュニケーションを取りづらくなった女子高生の成瀬順を主人公とした話で、ミュージカルに取り組む高校生たちとの成長を描いた物語です。
感動的なストーリーとなっていることもあり、まさに高校での文化祭にぴったりではないでしょうか。
アニメという点でも親しみやすく実写版もヒットしたこちら。
イベントに向けて作り上げていく過程でクラスメイトとの絆も深まりそうですね。
クライマックスで解き放つ心の叫び、きっと一生の思い出になると思います。
Is〜アイズ〜

学生演劇でよく演じられる演目である岡村多佳子さん作の『Is~アイズ~』は、自分のことをうまく言葉にできないサチが主人公として描かれています。
実は彼女がうまく心の中のことを言葉にできないのは、サチの中には実は何人もの「私」が居るから。
このお話では、サチが周りの人たちと接しながら、本当の自分を探すという物語です。
サチの中に居るたくさんの「私」同士が会議をするシーンなど、演劇ならではの魅力的な演出が特徴的。
原作の上演時間は約1時間あるので、時間の制限がある場合は物語をアレンジしてみてもいいかもしれません。
ウエストサイド物語

現代版のロミオとジュリエットとも言えるこの作品は、異なる背景を持つ若者たちの恋と争いを描いた力強いミュージカルです。
文化祭で取り上げれば、ダンスと歌を通じてクラスの団結力を表現でき、迫力ある演出で観客を引きつけられます。
対立する2つのグループを描く構成により、多くの生徒がそれぞれの役を楽しめるのも魅力です。
シリアスなテーマの中にも友情や愛情といった身近な感情が込められており、高校生ならではの等身大の演技が活きる作品になります。
演出次第で現代風にもアレンジしやすく、自由度の高さも魅力です。
レ・ミゼラブル

ロマン派の詩人として活躍したヴィクトル・ユーゴーさんが執筆したフランス文学の大河小説。
七月革命後のフランスを舞台とした作品で、「悲惨な人々」「哀れな人々」という意味のタイトルが示すとおり社会情勢や民衆の生活といった当時のフランスが背景となっています。
1980年代にミュージカルとして上演されることも増え、また「銀の燭台」のエピソードのみに編集されたストーリーが小学生道徳の教科書に掲載されるなど、長年に渡り幅広く親しまれています。
重厚なストーリーや有名な劇中歌の存在も含め、文化祭で上演すれば一目置かれることまちがいなしの作品です。
ミュージカル・大人数向け・感動作おすすめ(11〜20)
ロミオとジュリエット
ミュージカルや映画、宝塚歌劇団を始めとした舞台で多く披露される、ウィリアム・シェイクスピアさんによる悲恋の名作。
14世紀のヴェローナを舞台とした対立する家族であるキャピレット家のジュリエットと、モンタギュー家のロミオの恋物語です。
知名度が高く文化祭でも定番の演劇として選択されることが多いのでみんなが楽しめる点でもオススメです。
配役や演出の面でもとても盛り上がることでしょう。
有名なバルコニーのシーンでのジュリエットのセリフや告白シーンは欠かせません!
君の名は。

2016年に公開された映画『君の名は』をクラスのみんなで再現してみてはいかがでしょうか?
男女が入れ替わるというストーリーですので、男子生徒が女の子らしく、女子生徒が男の子らしく振る舞う演技で盛り上がることまちがいなし。
脚本の書き方で、コメディふうにも感動モノにもできるのではないでしょうか?
水深ゼロメートルから

『水深ゼロメートルから』は、2019年におこなわれた第44回四国地区高等学校演劇研究大会にて「文部科学大臣賞」を受賞した作品です。
脚本を書いたのは当時、徳島市立高等学校の演劇部に所属していた中田夢花さん。
2021年には劇場で公開され、2024年5月に映画化されました。
プール掃除中に交わされる女子生徒たちと体育教師の会話が描かれたこちらの作品。
学生たちの等身大の悩み事がつづられているので、現役高校生のみなさんなら共感できる内容だと思います。







