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【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲

ボーカルの入っていない音楽、いわゆる「インストゥルメンタル」、日本においては「インスト」という略語でも知られているジャンルには、映画のサウンドトラックからクラシック音楽、15秒の短いCM音楽に至るまで、さまざまな楽曲が含まれます。

本記事では、誰もが知っている有名なサントラ曲から、熱いギターインスト、いやしのラウンジ・ミュージックまで、オススメのインストゥルメンタルの名曲を幅広くセレクトしました。

「歌詞がない曲も、意外にいいかも!」と、新たな感覚への気づきにつながれば幸いです。

【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(161〜170)

(Anesthesia) – Pulling TeethMetallica

メタリカの名前は知っていても、彼らはヘビーメタルバンドでインストゥルメンタル曲はやってないのではと思われている方もいらっしゃるかもしれません。

こちらで紹介している『(Anesthesia) – Pulling Teeth』はメタリカの初期メンバーであり、独創的なスタイルでバンドをけん引するも事故死という悲劇的な最期を迎えてしまった伝説的なベーシスト、クリフ・バートンさんによるベースソロ曲なのですね。

記念すべきデビューアルバム『Kill ‘Em All』に収められており、作曲のクレジットもクリフさん自身の名前が単独で記載されています。

強烈にひずませたベースの音が実にアグレッシブでかっこいいサウンドとなっていますから、あまりメタルを聴かない方であってもベーシストであれば一度は聴いておくべきでしょう!

Friend of the NightMogwai

ポストロックと呼ばれる種類の曲です。

バンドサウンドを基調としつつピアノのフレーズを混ぜ合わせています。

激しさがありつつも穏やかでゆっくりとしています。

お酒を飲みながら部屋で静かに聴いていたいような曲です。

【2025】インストゥルメンタルの名曲。おすすめのインスト曲(171〜180)

One of These DaysPink Floyd

ロックの多くはボーカル・ミュージックですが、クラシックやジャズなど色々な音楽を融合して進歩的な音楽を数多く生み出した「プログレッシヴ・ロック」というジャンルには、インストの名曲が多数あります。

ピンウ・フロイドのこの曲も、大変に有名な1曲です。

falkorCovet

Covet – falkor (full band playthrough)
falkorCovet

ギターやベースなどの弦楽器で、通常はピックを使う右手を左手のように弦をおさえる役割に変える特殊奏法、タッピング。

この技を自在につかいこなす新進気鋭の女性ギタリスト、イヴェット・ヤングさんが率いるバンドがコベットです。

そして彼女たちの楽曲の中でも『falkor』は、テクニックを前面に押し出すのではなく、あくまでも聴きやすいメロディーラインを意識した、インスト初心者にもイチオシのナンバー。

ギターインストは激しくて苦手という方にもオススメの優しいサウンドですよ!

ナットロッカーEmerson Lake&Palmer

Emerson, Lake & Palmer – Nut Rocker – Live in Switzerland, 1970
ナットロッカーEmerson Lake&Palmer

チャイコフスキーの「くるみ割り人形」をベースにロック・アレンジした曲。

ライブアルバム「展覧会の絵」の中のラストにアンコール曲として納められています。

ELPの「顔」キース・エマーソンがライブでキーボードを叩く姿が印象的です。

もともとチャイコフスキーの作品はメロディがポピュラーミュージックにつながる部分があり、聴きやすいので、「プログレはどうも……」という人にもウケたのかもしれません。

しかし、彼らの一連のアレンジ力には驚嘆するばかりです。

キース・エマーソンの鬼才ぶりはELP結成前の「ナイス」時代に発表された「アメリカ」(「ウエストサイドストーリー」挿入曲)などからも窺い知ることができます。

真赤な太陽(Sippin’ ‘n’ Chippin’)T-Bones

真赤な太陽/T・ボーンズ (The T Bones – Sippin”n Chippin’)
真赤な太陽(Sippin' 'n' Chippin')T-Bones

1966年発表。

全米ではTOP40圏外でしたが、日本ではラジオ番組のテーマとして使われたことでヒットしました。

そのため最近でも時折ラジオでオンエアされ、今でも根強い人気である証拠でしょう。

典型的ギターインスト曲ですが、メロディがキャッチーなのと、アレンジがシンプルなのが却ってウケたのかも知れません。

イントロのドラムソロが流れると、やはり心が浮き立つものです。

最後は女性のコーラスが入り、オルガンで締めまなど、聴かせ方も上手です。

UndertureThe Who

イギリスのロックバンド、ザ・フーが1969年にリリースしたアルバム「TOMMY」は、ロックとオペラを融合した「ロックオペラ」の名盤とされています。

その中でも独特の存在感を放つインストゥルメンタル曲が「Underture」で、この曲は物語の主人公であるトミーの見た幻覚を表現したとされています。

さまざまな楽器の音色が交錯し、緊張感あふれる複雑な展開が魅力です。