RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search

【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選

4手で同時に演奏するピアノ連弾曲は、どれも華やかでかっこいいものばかり!

発表会などで披露する曲を選ぶ際「どんな作品が発表会映えするだろう?」「どれも難しそうに思えて選べない……」などと悩まれる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、豪華で華やかな連弾曲の中から、中級レベルのオススメ作品をご紹介します!

どれも豪華に聴こえますが、2人して弾き分けたり、中級レベルのアレンジも多くて気負わずチャレンジできる曲ばかりです。

ぜひ、これから取り組む連弾曲選びにお役立てください。

もくじ

【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選(61〜80)

agitato!清塚信也

清塚信也×高井羅人 / agitato!(『KIYOZUKA☆LAND -キヨヅカ☆ランド-』より)
agitato!清塚信也

メディアでも活躍中の大人気ピアニスト清塚信也さんと、サラリーマンピアニスト高井羅人さんの息の合った演奏で話題となった、清塚信也さん作曲の『agitato!』。

フランツ・リストの『パガニーニによる大練習曲 第6番』や、リムスキー=コルサコフの『熊蜂の飛行』、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『トルコ行進曲』などの名曲のアレンジが盛り込まれた、弾いていて思わずテンションが上がってしまう1曲です。

クラシカルな要素もロックテイストも味わえるぜいたくな作品といえるでしょう。

組曲「ドリー」Op.56 第2曲 ミ・ア・ウGabriel Fauré

PTNA2014コンペ全国決勝/連弾中級 金賞 長村郁実 & 長村拓実 フォーレ/組曲「ドリー」より 2.ミ・ア・ウー
組曲「ドリー」Op.56 第2曲 ミ・ア・ウGabriel Fauré

ガブリエル・フォーレの名作、組曲『ドリー』。

バルダック家の娘、エレーヌの誕生日を祝うために作曲された作品で、現在ではピアノ発表会の定番として愛されています。

今回はその中から第2曲『ミ・ア・ウ』を紹介したいと思います。

この作品のポイントは、組曲のフィナーレにふさわしい華やかなメロディ。

エネルギッシュな構成は連弾の迫力を際立たせてくれるでしょう。

ぜひチェックしてみてください。

2人のピアニストのためのブルクミュラーより「アラベスク」田淵紗恵子

ヨハン・ブルグミュラーを代表する作品の一つ、『アラベスク』。

現在でも多くの演奏家やファンに愛されている作品です。

そんなブルグミュラーの名作『アラベスク』を現代的にアレンジしたのが、こちらの『2人のピアニストのためのブルクミュラーより「アラベスク」』。

原曲よりもジャズのテイストが強くなっており、全体として非常に華やかな印象にまとめられています。

上級者向けに近い難易度をほこるため簡単には手を出せませんが、ぜひチェックしてみてください。

リベルタンゴÁstor Piazzolla

Astor Piazzolla : Libertango (four hands) /ピアソラ:リベルタンゴ(連弾) Piano Duo Yu & Ai
リベルタンゴÁstor Piazzolla

世界的なバンドネオン奏者として知られているアルゼンチンの偉大な作曲家、アストル・ピアソラさん。

クラシックからヒントを得た独特のアルゼンチンタンゴは現地でだけでなく、世界中で愛され続けています。

そんな彼の作品のなかでも特にオススメしたいのが、こちらの『リベルタンゴ』。

難易度としては中級のなかでも上位にあたるほど難しいのですが、非常に聴き映えのする華やかな1曲なので、ぜひチェックしてみてください。

道化の行進Emmanuel Chabrier

フランスの作曲家エマニュエル・シャブリエの死後に、遺作として出版された連弾曲『道化の行進』。

予測のつかない動きで見るものを惑わせる道化師の姿を描いたかのような、変化に富んだ華やかな作品です。

観客をまったく飽きさせないほど次々と移り変わる曲調は、まさにコンサートピースにピッタリ!

難易度が高くテクニックや合わせることに意識が向きがちですが、演奏者自身が楽しんでいなければ、この曲のおもしろさは伝わりません。

ぜひ、観客を楽しませる道化師になりきって演奏してみてくださいね!

おわりに

中級者向けのオススメピアノ連弾曲をご紹介しました。

連弾で演奏できる作品の中には、ピアノソロやオーケストラの作品を中級者向けに4手連弾用にアレンジしたものも数多くあります。

一人で弾くわけではないので、一人が上級者か中級者、もう一人が初級者であっても、弾ける人がリードしてレベルアップも出来るのが連弾での演奏の魅力ですね!

連弾曲として発表されたものでなくても、原曲とは異なる魅力で楽しく演奏できますので、ぜひ、さまざまなジャンルの作品にチャレンジしてみてください。