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【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選

4手で同時に演奏するピアノ連弾曲は、どれも華やかでかっこいいものばかり!

発表会などで披露する曲を選ぶ際「どんな作品が発表会映えするだろう?」「どれも難しそうに思えて選べない……」などと悩まれる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、豪華で華やかな連弾曲の中から、中級レベルのオススメ作品をご紹介します!

どれも豪華に聴こえますが、2人して弾き分けたり、中級レベルのアレンジも多くて気負わずチャレンジできる曲ばかりです。

ぜひ、これから取り組む連弾曲選びにお役立てください。

もくじ

【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選(1〜20)

パリのワルツCatherine Rollin

【姉妹連弾】パリのワルツ キャサリン・ロリン 小3&小5
パリのワルツCatherine Rollin

美しい旋律で人気を集めた作曲家、キャサリン・ロリンさん。

ピアノ通の方であれば誰でも知っている有名な作曲家ですね。

今回はそんなキャサリンの作品のなかでも、こちらの『パリのワルツ』を紹介したいと思います。

今回のランキングのなかではマイナーな部類にあたりますが、メロディーは非常にキャッチーで、分かりやすい構成と控えめではありながらも華やかな主旋律が特徴です。

難易度は初心者でも取り組めるレベルなので、初めて連弾に挑戦するという方は必聴です。

きらきらピアノ こどものピアノ連弾名曲集1巻より「ねこバス」轟千尋

ねこバス(きらきらピアノ こどものピアノ連弾名曲集1巻より) 全音楽譜出版社
きらきらピアノ こどものピアノ連弾名曲集1巻より「ねこバス」轟千尋

連弾というと同じ歳や同じ体格の人と演奏するイメージですが、家で連弾を練習するとなれば、お父さんかお母さんが付きそうことも多いと思います。

主旋律に比べて伴奏の難易度がグッと下がる本作は、連弾に自信がない保護者の方も取り組みをしやすいのが特徴です。

難易度はもちろん、こどもでも演奏できるほどのものなのですが、速いパッセージや少しだけ幅の広い運指が登場したりと、つまずく部分もあります。

2人のピアノ中級者におすすめの連弾曲となっています。

【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選(21〜40)

小組曲 第4曲 バレエClaude Debussy

Piano Duo Dahlia ピアノ連弾 小組曲 4 .バレエ/ドビュッシー
小組曲 第4曲 バレエClaude Debussy

フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが若い頃に手掛けた『小組曲』。

全4楽章からなるピアノ連弾作品で、華やかで優雅な雰囲気が魅力的です。

その中の第4楽章『バレエ』は、活気に満ちた冒頭からワルツのような中間部を経て、壮大なフィナーレへと展開します。

1889年2月、ドビュッシー自身とピアニストのジャック・デュランによってパリで初演されました。

印象派絵画を思わせる繊細な音色と、バレエ音楽特有の軽やかさが見事に融合しています。

ピアノ連弾を楽しみたい方や、ドビュッシーの初期作品に触れてみたい方にオススメの1曲です。

スラヴ舞曲 Op.46 第10番Antonin Dvořák

Slavonic Dance in E minor, Op. 72, No. 2 by Antonin Dvořák
スラヴ舞曲 Op.46 第10番Antonin Dvořák

チェコの大作曲家ドヴォルザークが手掛けた舞曲集の1曲。

ピアノ連弾のために書かれた後、管弦楽版も作られました。

ゆったりとした哀愁を帯びた旋律と、活発な舞曲風の部分が交互に現れる構成が特徴的です。

ウクライナ起源の民俗音楽「ドゥムカ」の形式を取り入れ、スラヴの魂が感じられる情感豊かな作品に仕上がっています。

1878年に第1集が作曲され、その後の第2集と合わせて16曲からなる舞曲集となりました。

ゲーム『シヴィライゼーション4』のBGMとしても使用されており、クラシック音楽に馴染みのない方にもオススメの1曲です。

トランペット吹きの休日Leroy Anderson

[ピアノ連弾]トランペット吹きの休日/ルロイ・アンダーソン/ピアノデュオ ルミエール/Bugler’s Holiday/Leroy Anderson/4hands piano
トランペット吹きの休日Leroy Anderson

軽快で華やかな曲調が特徴的な本作は、ルロイ・アンダーソンによって1954年に作曲されました。

アンダーソンは、ハーバード大学で音楽を学び、後にニューイングランド音楽院でさらに研鑽を積んだ才能豊かな作曲家です。

原曲は3本のトランペットを強調させた約2分40秒の短い楽曲ですが、その中に詰め込まれた音楽性は豊かで、聴く人を魅了します。

トランペット奏者の休日を描いたこの曲は、力強さの中にも優しさと繊細さを併せ持つ、まさにアンダーソンならではの作品といえるでしょう。

そんなこの曲は、ピアノ連弾で弾くのもオススメ!

華やかさを求める方や、短い曲でも濃密な音楽体験を望む方にピッタリです。

スペイン舞曲 Op.12 第3番Moritz Moszkowski

[ピアノ連弾] スペイン舞曲 Op.12-3 モシュコフスキ/クラシック/ピアノデュオ ルミエール/Spanish Dances Moszkowski/classic/4hands piano
スペイン舞曲 Op.12 第3番Moritz Moszkowski

19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したモーリッツ・モシュコフスキー。

彼が1876年に発表したピアノ連弾曲集の1曲が、今回ご紹介する作品です。

スペインの民族舞踊のリズムや情緒を取り入れた本作は、明るく活気に満ちた曲調が特徴的。

軽快で躍動的な性格から、演奏会や教育の場で頻繁に取り上げられています。

2人の奏者が互いに絡み合うような対話的な演奏が求められるため、技術的な挑戦とともに、音楽的な表現力も試される作品となっています。

華やかでかっこいい連弾曲をお探しの方にオススメですよ。