【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選
4手で同時に演奏するピアノ連弾曲は、どれも華やかでかっこいいものばかり!
発表会などで披露する曲を選ぶ際「どんな作品が発表会映えするだろう?」「どれも難しそうに思えて選べない……」などと悩まれる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、豪華で華やかな連弾曲の中から、中級レベルのオススメ作品をご紹介します!
どれも豪華に聴こえますが、2人して弾き分けたり、中級レベルのアレンジも多くて気負わずチャレンジできる曲ばかりです。
ぜひ、これから取り組む連弾曲選びにお役立てください。
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【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選(21〜30)
6つの小品 Op.11 第6番「スラヴァ(栄光)」Sergei Rachmaninov

20世紀最大のクラシック作曲家とも称されるロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフが手掛けた連弾曲集『6つの小品 Op.11』。
「栄光」を意味するタイトルが付けられた最終曲『スラヴァ』は、穏やかさとラフマニノフらしい華やかさを兼ね備えた1曲です。
この曲では、移り変わっていく曲調の変化を大胆に表現することが大切!
曲にちりばめられたテーマの旋律を意識しながらも、場面ごとの雰囲気の違いを十分に味わいながら演奏しましょう。
「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46 第3曲「アニトラの踊り」Edvard Grieg

ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグの代表作である劇付随音楽『ペール・ギュント』。
これをもとにした2つの管弦楽組曲が広く親しまれており、その中の数曲はグリーグ自身によってピアノ独奏曲や歌曲にアレンジされ出版されています。
連弾でも演奏される機会が多く、軽快なリズムと怪しげなメロディが印象的な第1組曲の第3曲『アニトラの踊り』も、発表会や演奏会でたびたび取り上げられています。
プリモとセコンドのリズムがそろう部分や、掛け合いになる部分が多いため、音を出すタイミングだけでなく、呼吸で間を取るタイミングまでピッタリ合わせられるよう、丁寧に練習しましょう。
【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選(31〜40)
ラプソディー・イン・ブルーGeorge Gershwin

アメリカ音楽の革新者、ジョージ・ガーシュウィンが1924年に作曲したこの楽曲。
クラシックとジャズを融合させた斬新な試みで、アメリカ音楽史に新たな1ページを刻みました。
アメリカの広大な「メルティングポット」や都市の活気を音楽で表現しており、わずか5週間という短期間で完成させたという逸話も興味深いですね。
ピアノと管弦楽のための作品ですが、ピアノ連弾で弾くとまた違った魅力を味わえますよ!
ガーシュウィンの才能が存分に発揮されたこの名曲は、クラシックファンにもジャズ愛好家にもオススメの1曲です。
行進曲「威風堂々」Op.39 第1番Edward Elgar

イギリスの作曲家エドワード・エルガーの代表作『行進曲「威風堂々」Op.39』は、管弦楽作品としてあまりにも有名ですよね。
実は、『威風堂々』は第1番から第6番の6曲で構成されており、私たちが思い浮べるメロディは第1番のもの。
6曲中で最も知られており、初演から3日後の演奏会で2度もアンコールを求められた逸話を持つ傑作です。
勇ましい行進や勇者をたたえる様子をイメージしながら、2人で息を合わせてダイナミックに演奏しましょう。
トランペット吹きの休日Leroy Anderson

軽快で華やかな曲調が特徴的な本作は、ルロイ・アンダーソンによって1954年に作曲されました。
アンダーソンは、ハーバード大学で音楽を学び、後にニューイングランド音楽院でさらに研鑽を積んだ才能豊かな作曲家です。
原曲は3本のトランペットを強調させた約2分40秒の短い楽曲ですが、その中に詰め込まれた音楽性は豊かで、聴く人を魅了します。
トランペット奏者の休日を描いたこの曲は、力強さの中にも優しさと繊細さを併せ持つ、まさにアンダーソンならではの作品といえるでしょう。
そんなこの曲は、ピアノ連弾で弾くのもオススメ!
華やかさを求める方や、短い曲でも濃密な音楽体験を望む方にピッタリです。
歌劇「イーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」Alexander Borodin

アレクサンドル・ボロディン作曲の『歌劇「イーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」』は、CMなどで耳にする機会も多いクラシックの名曲です。
オーボエからクラリネットへと引き継がれていくメロディが印象的なこの曲は、ピアノ連弾でも非常に華やかな演奏に仕上がります。
聴き映えする作品ですが、複雑な技術を必要とせず中級者でも挑戦しやすいので、発表会での選曲にもオススメです。
この曲を通して、2人の息の合った演奏をぜひご堪能ください。
亡き女王のためのパヴァーヌMaurice Ravel

心洗われる美しいメロディで多くの人の心をつかむ、モーリス・ラヴェルの名曲『亡き女王のためのパヴァーヌ』。
1899年にピアノ独奏曲として作曲された作品で、のちに作曲者自身によって管弦楽用に編曲されています。
発表会でも頻繁に演奏される人気の高い作品ですが、連弾で演奏することで音域が広がり、曲の持つ素朴な美しさはそのままに、よりスケールの大きい音楽に仕上がります。
ソロバージョンと連弾バージョンを弾き比べ、聴き比べしてみてはいかがでしょうか?






