1990年代懐かしの邦楽バンドの名曲・ヒット曲
1990年代にはさまざまなジャンルのたくさんのバンドが活躍した時代。
ビーイング系のバンドをはじめ、ビジュアル系バンドもたくさん登場しましたし、国内でメロコアシーンが盛り上がったのも90年代中頃からですよね。
中には今もなお一線で活躍されているバンドも少なくありません。
この記事では、当時を知る方が聴けば「懐かしい!!」と感じるであろう90年代のバンドによる名曲を紹介していきますね!
懐かしい曲はもちろんたくさんあるのですが、中には、今もなお定番曲として親しまれている曲もたくさんあるんですよね。
この時代ならではの魅力が詰まった曲たちをぜひお楽しみください。
1990年代懐かしの邦楽バンドの名曲・ヒット曲(21〜30)
PassionSIAM SHADE

SIAM SHADEといえば『1/3の純情な感情』のヒットで語られることが多いですが、圧倒的な演奏能力を持った実力派のハードロック・バンドとして、若い世代のヘビーメタル~ハードロック・ファンからの評価も高いバンドです。
インディー時代は、しっかり化粧を施したビジュアル系バンドとして活動しており、LUNA SEAの弟分として、メンバーがローディーを務めていた時期もありました。
そんな彼らが本格的なブレイクを果たすのは先述した『1/3の純情な感情』ですが、あえて同じ1997年にリリースされた『PASSION』を紹介いたします。
ダウン・チューニングで放たれるヘビーなリフ、タッピングを駆使したソロ、栄喜さんの歌唱と言葉遊びがさえわたる歌詞も最高。
ファンからの人気も高い名曲ですよ。
HOWEVERGLAY

今となっては、GLAYがビジュアル系シーンで活動を始め、X JAPANのYOSHIKIさんが主宰するエクスタシーレコードからインディーズ・デビューを果たしたことを知らないという若い方も多いでしょう。
皆さんご存じの通り、北海道は函館出身の4人組は狭いジャンルの枠内を飛びこえて、2020年代以降も安定した人気を誇っています。
日本における歴代CDアルバム売り上げ枚数第3位という名誉を誇る彼らですが、とくに90年代中盤から後半以降の人気ぶりはすさまじいものがあり、音楽史に残る特大ヒット曲を次々と生み出しました。
そんな彼らにとっては初のミリオンセラーとなったのが、1997年にリリースされた名曲バラード『HOWEVER』です。
いまさら説明を付け加える必要もないくらいに素晴らしい楽曲ですが、レゲエ調のリズムを意識したという、休符をうまく使ったベース・ラインがとてもかっこいいので、ぜひ意識して聴いてみてください!
1990年代懐かしの邦楽バンドの名曲・ヒット曲(31〜40)
Over the rainbowMOON CHILD

1995年に結成、1996年にはメジャー・デビューを果たし、1999年に解散という短い活動歴でありながらも、大ヒットした名曲『ESCAPE』のバンドとして記憶に残っている方も多くいるのでは?
絶頂期には「ポストMr.Chlidren」などとも呼ばれていました。
インディーズ時代は下北沢を拠点として活動していた経歴を持ったバンドでありながらも、ポップ~ダンス系のアーティストが中心のavex traxにスカウトされ、avex traxにとっては初となるロック・バンドとしてデビューしたというのも興味深いですね。
そんな彼らにとって、初のオリコンチャートのトップ100入りを果たした1996年にリリースされたシングル曲『Over the rainbow』は、ミスチル直系の軽やかなサウンドと、ファルセットを駆使した艶のあるボーカルが心地いい名曲となっておりますよ。
ブギーTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT

オリコン10位のアルバム「チキンゾンビーズ」の中にあってPVまで作られましたが、同じアルバムにキラーチューンの「ゲットアップルーシー」や「バードメン」が入っているためか存在感がイマイチな不遇な曲です。
ミドルテンポで地味な印象はありますが、何度も聴くと良さが伝わってきます。
さわって・変わってスピッツ

「渚」や「スカーレット」などのブレイク後、ポップ路線から本来の姿であるロック志向へと転換した時期に作られた作品です。
亀田誠治をプロデューサーに迎え作られたこの曲は、歌詞もさることながらひねくれたハードなサウンドの中にもスピッツらしさを感じさせられます。
チェリースピッツ

青春時代の喜びや切なさを繊細に描いた楽曲が1996年4月にリリースされ、世代を超えて愛され続けています。
スピッツの優しいメロディと詩的な歌詞が織りなす魔法のような楽曲は、恋愛や別れ、未来への希望など、さまざまな思いを優しく包み込みます。
アルバム『インディゴ地平線』にも収録され、ノンタイアップながらオリコン週間1位を獲得。
2019年からはNTT東日本のCMソングとしても使用され、多くの人々の心に寄り添っています。
愛する人への思いやほのかな切なさを抱えながらも、未来への希望を胸に抱く人に寄り添う、心温まる1曲です。
世界が終るまでは…WANDS

1991年から活動しているロックバンド、WANDSの代表曲とも言えるのがこの曲。
アニメ『SLAM DUNK』の主題歌となり、今もなおアニソンの名曲として親しまれているミドルテンポのロックバラードです。
90年代を代表する曲でもあり、当時の音楽シーンを反映したサウンドは聴いていると懐かしい気持ちになりますよね!
これまでのキャリアの中でメンバーチェンジや活動ストップも経験しながら、2019年に再始動し話題になりました。