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【男性向け】ミックスボイス練習曲・高音が出やすくなる参考曲

「高い声で歌いたいのに、喉が締まってしまう……」「地声で出せる音域をもっと広げたい!」そんな悩みを抱えている方にとって、ミックスボイスの習得は歌の表現力を飛躍的に高める大きな鍵となります。

でも、闇雲に練習するだけでは上達への道のりは遠回りになりがち。

実は、曲選びによって効率よくミックスボイスを身につけられることをご存じでしたか?

本稿では、高音の発声トレーニングに役立つ練習曲をたっぷりとご紹介します。

楽しみながら歌える楽曲を通じて、理想の歌声へと一歩ずつ近づいていきましょう!

【男性向け】ミックスボイス練習曲・高音が出やすくなる参考曲(81〜90)

MAKAFUKARADWIMPS

RADWIMPS – MAKAFUKA [Official Music Video]
MAKAFUKARADWIMPS

RADWIMPSのメジャー通算8作目のアルバム『FOREVER DAZE』収録曲で、2021年11月23日リリース。

とても彼ららしいシンフォニックにアレンジされた美しいバラード曲に仕上げられています。

そして、この楽曲で聴けるボーカルの野田洋次郎さんの歌唱もかなり秀逸!

本稿のテーマであるミックスボイスだけに限らず、さまざまな発声を巧みに使い分けて、この壮大で美しい楽曲を歌唱表現されています。

一聴すると地声で歌われているように感じる箇所でも、よく聴くと高次倍音成分を多く含む歌声で歌唱されており、曲全体を通してミックスボイス的な発声を多用して歌われているのではないかと思いました。

これを練習されるときは、できるだけ声を口の中の上顎に当てることを意識して歌ってみてください。

こうするだけでご本人のような高次倍音成分の多い歌声になると思います。

ただ、くれぐれも喉を締め付けて発声しないようにご注意くださいね。

うるうびとRADWIMPS

RADWIMPS – うるうびと [Official Music Video]
うるうびとRADWIMPS

映画『余命10年』の主題歌にも採用されているRADWIMPSのシングル曲で、2022年3月リリース。

楽曲冒頭からボーカルの野田洋次郎さんのステキなミックスボイスが聴ける美しいバラード楽曲ですね。

一聴したところ、楽曲のほぼ全編に渡ってミックスボイス主体の発声で歌われているように感じますが、ところどころで聴けるファルセットによる歌唱との発声の使い分けもミックスボイスやファルセットの習得を目指す方にはとても参考になるのではないでしょうか。

声を上顎に当てるようにして発声して、優しくやわらかい発声を心がけるようにして練習してみてください。

きっと得られるものは大きいと思いますよ!

You‘re the Only…小野正利

小野正利 – You‘re the Only… (25th Anniversary Version)~ Never Say Good-Bye (VS Music Video)
You‘re the Only…小野正利

小野正利さん、3枚目のシングルで1992年8月リリース。

HMバンド、ガルネリウスのシンガーとしても活躍し、超絶ハイトーンシンガーとしても知られる小野さん。

それだけにミックスボイスの練習素材としても、かなり上級者向けのセレクトです。

小野さんの場合、その楽曲の特性からも地声を歌の中で使うことはほぼないので、ほぼ一曲を通してミックスボイスで歌っていると言っていいでしょう。

ファルセットが使われることもあまりないので、声帯のコントロールがよほど巧みにできているものと思われます。

焦らずじっくりと、そしてできれば正式なボイストレーニングを受けた上で高音方向の音域を広げるように練習してみてください。

その方法については、ここでは書ききれないので、詳しく知りたい方は僕宛にメッセージください。

不思議星野源

星野源 – 不思議 (Official Video)
不思議星野源

星野源さんの配信限定シングルで、2021年4月27日リリース。

後にCDとしても同年6月にリリースされています。

TBS系 火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』の主題歌として書き下されました。

ポップな楽曲の中にソウルミュージックからの影響を色濃く感じさせてくれる歌唱で定評のある星野源さんですが、その歌唱力、歌唱表現はこの楽曲でも健在!

洋楽のソウルミュージックで聴けるようなソフトなミックスボイスを巧みに使った歌唱が存分に楽しめる楽曲になっています。

いわゆる「裏声ベースのミックスボイス」ということになると思いますが、ソフトに歌おうと腰砕けな発生になってしまうと楽曲が台無しになってしまいますので、ハイトーン箇所では腹筋でしっかりと上体を支えた上で、喉を締め付けないように声を出す練習をしてみてくださいね。

あくまで「ソフトさ」を失わずに歌うことが、この楽曲を歌いこなす上でとても重要になってくると思います。

WanteD! WanteD!Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEの通算5作目のシングルで2017年8月リリース。

ドラマ『僕たちがやりました』のオープニングテーマに起用されています。

このMrs. GREEN APPLEでボーカルを務める大森元貴さん、少し少年っぽさを感じさせてくれる魅力的な高次倍音成分を多く含んだ歌声の持ち主ですが、その歌声の魅力はこの曲でも最大限に発揮されていてます。

この楽曲でミックスボイスが多用されているのは、柔らかい発声を多用して歌われているAメロ部分でしょう。

柔らかい発声というと声を小さくして歌うものと勘違いしてしまう方も多いかと思いますが、決して音量は小さくせずに息の吐き出し速度を調節して表現の強弱をつけるようにして練習してみてください。

この練習を積むことで効果的なミックスボイスの練習になると思います。

そういう練習をするには、この曲のAメロ部分などは最適な素材ですよ!

大きな古時計平井堅

作詞・作曲はヘンリー・クレイ・ワークで、1876年に発表された、ポップスの古典と言ってもいい曲ですね。

今回紹介する平井堅さんのバージョンは2002年8月にリリースされました。

男性のR&B系でやわらかいミックスボイスと言えば、この平井堅さんが筆頭株に当たるでしょう。

楽曲としてはまったくR&B色のない曲ですが、それを見事なやわらかいミックスボイスを駆使して歌いこなしているところは、さすがと言う以外にありませんね。

男性がミックスボイスを使う上での最高のお手本になる曲だと思います。

【男性向け】ミックスボイス練習曲・高音が出やすくなる参考曲(91〜100)

生命体星野源

星野源 – 生命体 (Official Video)
生命体星野源

星野源さんの通算8作目の配信限定シングルで、2023年8月リリース。

TBS系『世界陸上』『アジア大会』テーマソングとして書き下ろされました。

聴いているだけで楽しい気分にさせてくれる、少しハネた軽快なリズムが心地いい楽曲ですね。

この軽快なバックトラックの上で、激しく上下するボーカルメロディを星野さんは、発声の切り替え絶妙に、そしてスムーズにおこなうことで見事に歌いこなされています。

とくにAメロパートの星野さんの歌声に注目して聴くと、チェストボイス、ミックスボイス、ヘッドボイスの使い方、使い分けの参考になると思いますので、ぜひじっくりと注意深く聴いて研究してみてください。