【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲
ミックスボイスというワード。
皆さんも一度くらいはお耳にされたことのあるワードでしょう。
この記事にたどり着いた方なら、常日頃から「ミックスボイスを習得したい!!」と強く思われている方も多いかもしれないですね。
実際、僕のところにボイトレのレッスンに来られている生徒さんの中にも「ミックスボイスができるようになりたいです」というご要望をお持ちの方も非常に多いです。
では、ミックスボイスって一体どんなものかというテーマで発声法について説明すると本が一冊書けるほどの内容になってしまうので、ここでは世間の多くの方の認識に倣って「地声とファルセット(裏声)の中間の声」ということにしておきますが、そのミックスボイスを習得すると、地声成分と裏声成分の混ぜ方を微妙にコントロールして成分比をコントロールすることで、さまざまな歌唱表現ができるようになり、また歌える楽曲の幅も広がってきます。
本稿では、そんな現代の楽曲を歌うための必須テクニックとも言えるミックスボイスの習得に役立ちそうな曲を集めてみました。
各曲の紹介記事の中には、ごく簡単にですが『歌うためのアドバイス』的なことも含めているので、それもご参考にされた上でぜひ日頃の歌の練習にお役立てください。
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【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲(71〜80)
MAKAFUKARADWIMPS

RADWIMPSのメジャー通算8作目のアルバム『FOREVER DAZE』収録曲で、2021年11月23日リリース。
とても彼ららしいシンフォニックにアレンジされた美しいバラード曲に仕上げられています。
そして、この楽曲で聴けるボーカルの野田洋次郎さんの歌唱もかなり秀逸!
本稿のテーマであるミックスボイスだけに限らず、さまざまな発声を巧みに使い分けて、この壮大で美しい楽曲を歌唱表現されています。
一聴すると地声で歌われているように感じる箇所でも、よく聴くと高次倍音成分を多く含む歌声で歌唱されており、曲全体を通してミックスボイス的な発声を多用して歌われているのではないかと思いました。
これを練習されるときは、できるだけ声を口の中の上顎に当てることを意識して歌ってみてください。
こうするだけでご本人のような高次倍音成分の多い歌声になると思います。
ただ、くれぐれも喉を締め付けて発声しないようにご注意くださいね。
空も飛べるはずスピッツ

スピッツの通算8作目のシングルで1994年4月リリース。
90年代J-POPを代表する大ヒット曲なので、きっとお耳にされたことのある方も多いことでしょう。
さて、本稿のテーマであるミックスボイス、実はその定義は曖昧で、筆者は強めのファルセットボイス、あるいは少し優しめの地声のハイトーンと解釈しているのですが、この楽曲で聴けるボーカルの草野さんの歌唱には、そんな発声が楽曲全編に渡って多用されており、ご本人の歌唱をよく研究してみると、ミックスボイスの効果的な使い方の参考になる箇所がたくさんあると思います。
ぜひ、読者の皆さんそれぞれでぜひ研究して練習してみてください。
どんなときも槇原敬之

槇原敬之さんの3作目のシングルで、1991年6月リリース。
これは裏声をベースとしたクリアなミックスボイスの好例と言える作品でしょう。
声の切り替えポイントもわからないように巧みに発声を使い分けて歌われているので、一聴すると「これ、全部裏声じゃないの??」と思う方も多いかもしれませんね。
裏声成分を主体としたクリーンなミックスボイスの練習には最適な一曲と言えるでしょう。
うるうびとRADWIMPS

映画『余命10年』の主題歌にも採用されているRADWIMPSのシングル曲で、2022年3月リリース。
楽曲冒頭からボーカルの野田洋次郎さんのステキなミックスボイスが聴ける美しいバラード楽曲ですね。
一聴したところ、楽曲のほぼ全編に渡ってミックスボイス主体の発声で歌われているように感じますが、ところどころで聴けるファルセットによる歌唱との発声の使い分けもミックスボイスやファルセットの習得を目指す方にはとても参考になるのではないでしょうか。
声を上顎に当てるようにして発声して、優しくやわらかい発声を心がけるようにして練習してみてください。
きっと得られるものは大きいと思いますよ!
ロビンソンスピッツ

スピッツ、11作目のシングルで1995年4月リリース。
この曲は…発声のランク的には起訴段階は習得済みの人向けの練習素材になるでしょうか。
この「ロビンソン」では高い音程でロングトーンを歌う必要があり、喉を締めて、いわゆる「喉声」になってしまうとすぐに声が疲れたり、喉を痛めてしまいます。
しっかりと腹筋に力を入れて上体を支えた上で、喉は締め付けないようにして、声は少し鼻に抜くような感じで鼻腔を共鳴させて歌えるように練習してみてくださいね。
不思議星野源

星野源さんの配信限定シングルで、2021年4月27日リリース。
後にCDとしても同年6月にリリースされています。
TBS系 火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』の主題歌として書き下されました。
ポップな楽曲の中にソウルミュージックからの影響を色濃く感じさせてくれる歌唱で定評のある星野源さんですが、その歌唱力、歌唱表現はこの楽曲でも健在!
洋楽のソウルミュージックで聴けるようなソフトなミックスボイスを巧みに使った歌唱が存分に楽しめる楽曲になっています。
いわゆる「裏声ベースのミックスボイス」ということになると思いますが、ソフトに歌おうと腰砕けな発生になってしまうと楽曲が台無しになってしまいますので、ハイトーン箇所では腹筋でしっかりと上体を支えた上で、喉を締め付けないように声を出す練習をしてみてくださいね。
あくまで「ソフトさ」を失わずに歌うことが、この楽曲を歌いこなす上でとても重要になってくると思います。
Lemon米津玄師

米津玄師さんのメジャー通算8作目のシングルで、2018年2月リリース。
TBSテレビの金曜ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として書き下ろされました。
ちょっとマイナー調のもの悲しいメロディと曲調がとても魅力的な楽曲ですよね。
ボーカルメロディもとても歌いやすく覚えやすいもので、リリースから数年たった今でも、この曲が多くの日本人に愛されているのも納得の完成度だと思います。
そんなにハイトーンボイスが多用されている楽曲ではありませんが、サビメロなどを中心に、楽曲のキーポイントになるところでは高音による歌唱が披露されており、声の高い男性、高音が得意な男性のカラオケネタとしても十分にオススメできるものになっていると思います。
原曲をよく聴いて、地声やファルセットなど、発声の使い分けに注意して歌ってみてください。





