【男性向け】ミックスボイス練習曲・高音が出やすくなる参考曲
「高い声で歌いたいのに、喉が締まってしまう……」「地声で出せる音域をもっと広げたい!」そんな悩みを抱えている方にとって、ミックスボイスの習得は歌の表現力を飛躍的に高める大きな鍵となります。
でも、闇雲に練習するだけでは上達への道のりは遠回りになりがち。
実は、曲選びによって効率よくミックスボイスを身につけられることをご存じでしたか?
本稿では、高音の発声トレーニングに役立つ練習曲をたっぷりとご紹介します。
楽しみながら歌える楽曲を通じて、理想の歌声へと一歩ずつ近づいていきましょう!
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【男性向け】ミックスボイス練習曲・高音が出やすくなる参考曲(71〜80)
完全感覚DreamerONE OK ROCK

ONE OK ROCKの4作目のシングルで2010年2月リリース。
ややハスキーでいて少し歪んだような声の印象のボーカル、Takaですが、この曲でも聴ける、とてもエッジと歪感のあるミックスボイスは、なかなか秀逸と言えるでしょう。
この歪感は、おそらく発声するときの息の吐き出しスピードを速くすることで出しているものと思われ、よくR&B系のシンガーの使う、柔らかなファルセット寄りのミックスボイスとは一線を画すものですね。
ロック系のシンガーを目指す方でハイトーンを強化したい方には、とてもいい練習素材となるでしょう。
腹筋をしっかりと締めてお腹の面積を小さくした上で、息の速度は速く、喉はあまり締め付けないようにして歌ってみてください。
TAKE IT BACKDa-iCE

ハイパフォーマンスで人気を集めるダンスボーカルグループ、Da-iCE。
ミックスボイスといえば、まず彼らを思い浮かべるのではないでしょうか?
そんなDa-iCEのなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『TAKE IT BACK』。
本作はミックスボイスのパートが非常に多く、そのどれもがファルセット手前ギリギリのミックスボイスです。
歌い切るには相当な訓練と素質が必要ですが、参考としても十分な作品と言えるでしょう。
空も飛べるはずスピッツ

スピッツの通算8作目のシングルで1994年4月リリース。
90年代J-POPを代表する大ヒット曲なので、きっとお耳にされたことのある方も多いことでしょう。
さて、本稿のテーマであるミックスボイス、実はその定義は曖昧で、筆者は強めのファルセットボイス、あるいは少し優しめの地声のハイトーンと解釈しているのですが、この楽曲で聴けるボーカルの草野さんの歌唱には、そんな発声が楽曲全編に渡って多用されており、ご本人の歌唱をよく研究してみると、ミックスボイスの効果的な使い方の参考になる箇所がたくさんあると思います。
ぜひ、読者の皆さんそれぞれでぜひ研究して練習してみてください。
M八七米津玄師

米津玄師さんの通算12枚目のCDシングルで2022年5月リリース。
タイトルからおわかりになる方も少なくないかと思いますが、映画『シン・ウルトラマン』の主題歌として制作されています。
かつてのいわゆるウルトラソングをご存じの方にすれば、驚くほどに大人なムードの楽曲ですよね。
その楽曲の「大人なムード」の演出に大きく貢献しているのが、地声やミックスボイス、ファルセットを巧みに使い分けた米津さんの歌唱です。
一聴したところ、おそらくAメロ部分などの比較的やわらかい発声で歌われている部分でミックスボイスが多用されている気がしますね。
できるだけ声を上顎に緩やかに当てるようにして歌ってみてください。
かなりミックスボイス習得の練習になると思います。
もちろんサビなどのハイトーン箇所での地声、ファルセットの切り替えもスムーズにできるようになってください。
喉を締め付けて歌うとせっかくの曲の雰囲気が台なしになるだけでなく、喉を痛める結果にもなるのでご注意くださいね。
地球儀米津玄師

米津玄師さんの通算14作目のシングルで、2023年7月リリース。
映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろされたそうです。
ピアノ中心のシンプルかつ壮大なバックトラックの上で、米津さんの優しくも力強い歌声が存分に楽しめる一曲です。
とくにAメロパートでの地声寄りのミックスボイスの使い方は、ミックスボイスの習得を目指す方にとって、大いに参考になるのではないでしょうか。
ボーカルメロディの中で中高域のところは、声を広く上顎に当てるようにして歌ってみてください。
BREAKOUTSnow Man

アクロバットなダンスとK-POPとも渡り合えるボーカルテクニックで人気を集める9人組ボーイズグループ、Snow Man。
ハイトーンボイスを多く用いた楽曲が多い彼らの作品のなかでも、特にミックスボイスの参考としてオススメしたい楽曲が、こちらの『BREAKOUT』。
常にミックスボイスが登場する作品ではありませんが、サビで2度、ミックスボイスが登場します。
女性受けの良い楽曲でもあるので、ぜひマスターしてみてください。
愛とか恋とかNovelbright

大阪出身のロックバンド、Novelbrightの配信限定シングルで2022年4月、同曲の収録されたアルバム『Assort』のリリースに先駆けて配信スタートされました。
この曲のBメロパートからサビで聴ける歌唱は、ミックスボイスやファルセットの効果的な使い方としてとても参考になると思います。
とくにサビメロは音の高低差が激しい箇所が多いので、練習素材としても最適と言えるでしょう。
できるだけ喉を締め付けないように、また声を上顎に当てるようなイメージで発声して練習してみてください。





