【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲
ミックスボイスというワード。
皆さんも一度くらいはお耳にされたことのあるワードでしょう。
この記事にたどり着いた方なら、常日頃から「ミックスボイスを習得したい!!」と強く思われている方も多いかもしれないですね。
実際、僕のところにボイトレのレッスンに来られている生徒さんの中にも「ミックスボイスができるようになりたいです」というご要望をお持ちの方も非常に多いです。
では、ミックスボイスって一体どんなものかというテーマで発声法について説明すると本が一冊書けるほどの内容になってしまうので、ここでは世間の多くの方の認識に倣って「地声とファルセット(裏声)の中間の声」ということにしておきますが、そのミックスボイスを習得すると、地声成分と裏声成分の混ぜ方を微妙にコントロールして成分比をコントロールすることで、さまざまな歌唱表現ができるようになり、また歌える楽曲の幅も広がってきます。
本稿では、そんな現代の楽曲を歌うための必須テクニックとも言えるミックスボイスの習得に役立ちそうな曲を集めてみました。
各曲の紹介記事の中には、ごく簡単にですが『歌うためのアドバイス』的なことも含めているので、それもご参考にされた上でぜひ日頃の歌の練習にお役立てください。
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【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲(41〜50)
over the top宮本浩次

長年にわたって活躍するエレファントカシマシのボーカル、宮本浩次さん。
最近はソロでも活躍しており、独創性にあふれた音楽性やボーカルから、若い世代にも支持を受けています。
そんな宮本浩次さんの新曲であるこちらの『over the top』は、高音ボーカルを味わうにはうってつけの作品です。
本作はトレンドのファルセットこそあまり登場しませんが、代わりに力強いミックスボイスが何度も登場します。
男性なら一度は憧れる力強い高音ボーカルを味わえるので、ぜひチェックしてみてください。
【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲(51〜60)
愛とか恋とかNovelbright

大阪出身のロックバンド、Novelbrightの配信限定シングルで2022年4月、同曲の収録されたアルバム『Assort』のリリースに先駆けて配信スタートされました。
この曲のBメロパートからサビで聴ける歌唱は、ミックスボイスやファルセットの効果的な使い方としてとても参考になると思います。
とくにサビメロは音の高低差が激しい箇所が多いので、練習素材としても最適と言えるでしょう。
できるだけ喉を締め付けないように、また声を上顎に当てるようなイメージで発声して練習してみてください。
Pale Blue米津玄師

米津玄師さんの通算11作目のCDシングルで、2021年6月16日リリース。
TBS系 金曜ドラマ『リコカツ』の主題歌に起用されています。
さて、この楽曲を歌う米津玄師さん。
ミックスボイスを巧みに使ったやわらかい高音表現には定評のあるシンガーさんですが、その実力はこの楽曲でも健在。
Aメロ部分などで、その歌声の魅力を存分に堪能できる楽曲となっています。
サビ部分での地声による高音の歌唱と聴き比べてみると、よりわかりやすく、ご自身がミックスボイスを習得するための理解も深まるのではないかと思います。
R/E/D/キズ

今、若手ヴィジュアル系バンドのなかでも、特にレベルが高いということで界隈で話題を集めるバンド、キズ。
今年は武道館での単独公演も成功させ、ますます勢いが増してきていますよね。
こちらの『R/E/D/』は、そんなキズの新曲です。
ボーカルの来夢さんはハイトーンボイスの使い手として知られているのですが、本作でも一般的なポップスでは味わえないレベルの高いハイトーンボーカルが登場します。
シャウトを混ぜた力強いハイトーンが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
Lovers AgainEXILE

EXILE、22枚目のシングルで2007年1月リリース。
EXILEのATSUSHIと言えば、今やミックスボイスで歌う男性の代表格のような存在ですよね!
裏声寄りのとても綺麗なミックスボイスが楽しめる一曲です。
この曲に限らず、EXILEの曲はそんなに極端に高い音域が必要な曲も少ないので、クリアなミックスボイスのための練習素材として最適でしょう。
クオリアUVERworld

UVERworld、16作目のシングルで2010年9月リリース。
ボーカルTAKUYA∞の歌を分析してみると、非常に地声とつながりのいい、声帯をしっかりと締めた息漏れの少ないミックスボイスを巧みに使いこなしていることがわかります。
ちょっと聴いただけでは地声との区別があまりつかないかもしれないですね。
これもまた上級者向けのセレクトになると思いますが、腹筋をしっかりと使って、また輪状甲状筋をしっかりとコントロールした上で「喉声」にならないミックスボイスを出せるように練習してみてください。
空も飛べるはずスピッツ

スピッツの通算8作目のシングルで1994年4月リリース。
90年代J-POPを代表する大ヒット曲なので、きっとお耳にされたことのある方も多いことでしょう。
さて、本稿のテーマであるミックスボイス、実はその定義は曖昧で、筆者は強めのファルセットボイス、あるいは少し優しめの地声のハイトーンと解釈しているのですが、この楽曲で聴けるボーカルの草野さんの歌唱には、そんな発声が楽曲全編に渡って多用されており、ご本人の歌唱をよく研究してみると、ミックスボイスの効果的な使い方の参考になる箇所がたくさんあると思います。
ぜひ、読者の皆さんそれぞれでぜひ研究して練習してみてください。