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【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲

ミックスボイスというワード。

皆さんも一度くらいはお耳にされたことのあるワードでしょう。

この記事にたどり着いた方なら、常日頃から「ミックスボイスを習得したい!!」と強く思われている方も多いかもしれないですね。

実際、僕のところにボイトレのレッスンに来られている生徒さんの中にも「ミックスボイスができるようになりたいです」というご要望をお持ちの方も非常に多いです。

では、ミックスボイスって一体どんなものかというテーマで発声法について説明すると本が一冊書けるほどの内容になってしまうので、ここでは世間の多くの方の認識に倣って「地声とファルセット(裏声)の中間の声」ということにしておきますが、そのミックスボイスを習得すると、地声成分と裏声成分の混ぜ方を微妙にコントロールして成分比をコントロールすることで、さまざまな歌唱表現ができるようになり、また歌える楽曲の幅も広がってきます。

本稿では、そんな現代の楽曲を歌うための必須テクニックとも言えるミックスボイスの習得に役立ちそうな曲を集めてみました。

各曲の紹介記事の中には、ごく簡単にですが『歌うためのアドバイス』的なことも含めているので、それもご参考にされた上でぜひ日頃の歌の練習にお役立てください。

【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲(21〜40)

クスシキNEW!Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」Official Music Video
クスシキNEW!Mrs. GREEN APPLE

Mrs.GREEN APPLEの名曲『クスシキ』。

本作は人気アニメ「薬屋のひとりごと」のテーマソングとして起用されており、アニメの人気とともに世間から多くの注目を集めています。

メロディーに関しては、Mrs.GREEN APPLEが最も得意としているエネルギッシュな長調で、中低音域~高音域にまとまっています。

ファルセットやミックスボイスが登場するだけでなく、その中で迫力も出されているので、本作を練習曲にすれば、歌唱力が格段にアップするでしょう。

over the topNEW!宮本浩次

長年にわたって活躍するエレファントカシマシのボーカル、宮本浩次さん。

最近はソロでも活躍しており、独創性にあふれた音楽性やボーカルから、若い世代にも支持を受けています。

そんな宮本浩次さんの新曲であるこちらの『over the top』は、高音ボーカルを味わうにはうってつけの作品です。

本作はトレンドのファルセットこそあまり登場しませんが、代わりに力強いミックスボイスが何度も登場します。

男性なら一度は憧れる力強い高音ボーカルを味わえるので、ぜひチェックしてみてください。

R/E/D/NEW!キズ

今、若手ヴィジュアル系バンドのなかでも、特にレベルが高いということで界隈で話題を集めるバンド、キズ。

今年は武道館での単独公演も成功させ、ますます勢いが増してきていますよね。

こちらの『R/E/D/』は、そんなキズの新曲です。

ボーカルの来夢さんはハイトーンボイスの使い手として知られているのですが、本作でも一般的なポップスでは味わえないレベルの高いハイトーンボーカルが登場します。

シャウトを混ぜた力強いハイトーンが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。

スキマスイッチ

スキマスイッチ – 「奏(かなで)」Music Video : SUKIMASWITCH / KANADE Music Video
奏スキマスイッチ

スキマスイッチの2作目のシングルで2004年3月リリース。

スキマスイッチもミックスボイスを効果的に使った男性の歌が楽しめるアーティストとして最適ですね。

楽曲で使われる音域としては全体的にそんなに高い音がでてきませんが、一曲を通して、ミックスボイスの発声の時のコツである『鼻腔に声を当てる』ような発声を心がけて歌っていただくと、原曲の雰囲気に近いやわらかい歌が歌えると思います。

よろしければお試しくださいませ。

最後の転調後は地声よりの力強いミックスボイスも必要になりますが、極力、喉は締めないように注意してくださいね。

きらり藤井風

Fujii Kaze – Kirari (Official Video)
きらり藤井風

藤井風さんの通算8作目のシングルで、2021年5月3日リリース。

一口にミックスボイスと言っても、シンガーさんによってその使い方は色々ありますが、この藤井さんのミックスボイスは、裏声ベースのものですね。

この曲を歌いこなすには、まずは地声〜裏声(ファルセット)の切り替えがスムーズにできるようになる必要がありますが、その「発声の切り替え」の中でミックスボイスの使い方が習得できてくると思います。

喉に力を入れないで発声することから練習を始めてみてくださいね。