【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲
ミックスボイスというワード。
皆さんも一度くらいはお耳にされたことのあるワードでしょう。
この記事にたどり着いた方なら、常日頃から「ミックスボイスを習得したい!!」と強く思われている方も多いかもしれないですね。
実際、僕のところにボイトレのレッスンに来られている生徒さんの中にも「ミックスボイスができるようになりたいです」というご要望をお持ちの方も非常に多いです。
では、ミックスボイスって一体どんなものかというテーマで発声法について説明すると本が一冊書けるほどの内容になってしまうので、ここでは世間の多くの方の認識に倣って「地声とファルセット(裏声)の中間の声」ということにしておきますが、そのミックスボイスを習得すると、地声成分と裏声成分の混ぜ方を微妙にコントロールして成分比をコントロールすることで、さまざまな歌唱表現ができるようになり、また歌える楽曲の幅も広がってきます。
本稿では、そんな現代の楽曲を歌うための必須テクニックとも言えるミックスボイスの習得に役立ちそうな曲を集めてみました。
各曲の紹介記事の中には、ごく簡単にですが『歌うためのアドバイス』的なことも含めているので、それもご参考にされた上でぜひ日頃の歌の練習にお役立てください。
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【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲(31〜40)
Goodest BaddestTHE RAMPAGE vs THE JET BOY BANGERZ

THE RAMPAGEとTHE JET BOY BANGERZというEXILE系の両グループによる楽曲、『Goodest Baddest』。
独特のリズムが印象的なナンバーで、やや変則的な構成が特徴です。
本作のポイントはサビ前のパート。
メンバーによってはファルセットで歌っていますが、ロングトーンではないため、ミックスボイスの練習にはピッタリな楽曲です。
最初は声量を意識せずに、発声を重視することで、次第に声量も身についてくるので、ぜひ参考にしてみてください。
シュガーソングとビターステップUNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDENの10枚目のシングルで2015年5月リリース。
この曲はミックスボイスの練習素材としてはかなりハイレベルです。
ボーカルメロディにハイトーンが続きますが、これをファルセット(ヘッドボイス)で歌ってしまうと歌にパワー感がなくなってしまうし、地声(チェストボイス)で歌ってしまうと、この軽快感が全く死んでしまうことになるでしょう。
しっかりと鳩尾あたりの腹筋を締めて喉を締め付けないように、そして上顎の空洞を最大限に使って声を口腔内で響かせるようなイメージで歌ってみてください。
Go HigherWayV

中国のボーイズグループ、WayV。
2024年に日本デビューを果たし、そのハイパフォーマンスから注目を集めています。
そんなWayVの作品のなかでも、特にミックスボイスの参考としてオススメしたいのが、こちらの『Go Higher』。
本作のポイントは大サビ前のパート。
非常に高いミックスボイスなので、真似するのは難しいかもしれませんが、きれいな発声なので参考にはなるでしょう。
ライブ映像なども見ながら、口の動きに注目するのもオススメです。
SUN星野源

星野源さん、8作目のシングルで2015年5月リリース。
ミックスボイスを使った歌唱の例を紹介しようと検索してみると、R&B系の曲が多いことからも、どうしてもバラードよりのミドルテンポの曲が多くなる中、この曲はノリのいいリズム感を養う練習にもいい曲だと思います。
音域的には高すぎず低すぎずと言う感じの楽曲なので、無理なくミックスボイスの発声を練習するための素材としても最適でしょう。
怪獣の花唄Vaundy

シンガーソングライター、Vaundyさんの配信限定シングルで、2020年5月リリース。
彼のファーストアルバム『strobo』からの先行配信シングルとしてリリースされました。
なかなか印象的なタイトルの楽曲ですよね。
そのタイトルから受ける印象に反し、楽曲そのものはとても正統派なアップテンポのポップソングで、バックトラックの上でVaundyさんの伸びやかなハイトーンボイスが存分に楽しめます。
ボーカルメロディにも比較的高い音域の音が多用されているので、声の高い男性がカラオケで歌う楽曲としてもオススメできるものではないかと思います。
これを歌うには、テンポ感やノリを失わないことが重要になってくると思いますので、しっかりとビートを感じた上でリズムが平坦にならないように注意して歌ってみてください。
【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲(41〜50)
しるしMr.Children

Mr.Childrenの29枚目のシングルで2006年11月リリース。
ミスチルの桜井さんのボーカル、その楽曲のジャンルというか傾向からも、あまりミックスボイスという印象を持たない方も多いかと思いますが、この曲で聴けるような、喉を開いて喉に力を入れずに高音域を歌う歌唱はミックスボイスを使った発声のお手本とも言えるもので、ミックスボイスを習得するための素材として最適なものと言っていいでしょう。
歌う時は、喉に力を入れた絞り出すような声にならないように、しっかりと上体を腹筋で支えて歌うように心がけてみてください。
AnarchyOfficial髭男dism

Official髭男dismが2022年にリリースした楽曲で、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』主題歌に採用されています。
この楽曲でミックスボイスを使って歌われているのは、おそらくBメロおよび楽曲の2分20秒あたりから始まるDメロ部分ですが、これらの部分とサビでの地声の歌声をよく聴き比べると、彼がミックスボイスを非常に効果的に使って歌唱表現しているのにお気づきになるのではないでしょうか。
歌唱表現の中でのミックスボイスパートの使い方の参考としても非常に役立つ楽曲でしょう。
ぜひ彼の発声の使い分けに着目して聴いてみてください。
ご自身で歌われる時は、このミックスボイスパートはファルセットに近い発声で、声を上顎の奥歯の裏あたりに当てるように意識して練習されるのがいいと思います。





