【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲
ミックスボイスというワード。
皆さんも一度くらいはお耳にされたことのあるワードでしょう。
この記事にたどり着いた方なら、常日頃から「ミックスボイスを習得したい!!」と強く思われている方も多いかもしれないですね。
実際、僕のところにボイトレのレッスンに来られている生徒さんの中にも「ミックスボイスができるようになりたいです」というご要望をお持ちの方も非常に多いです。
では、ミックスボイスって一体どんなものかというテーマで発声法について説明すると本が一冊書けるほどの内容になってしまうので、ここでは世間の多くの方の認識に倣って「地声とファルセット(裏声)の中間の声」ということにしておきますが、そのミックスボイスを習得すると、地声成分と裏声成分の混ぜ方を微妙にコントロールして成分比をコントロールすることで、さまざまな歌唱表現ができるようになり、また歌える楽曲の幅も広がってきます。
本稿では、そんな現代の楽曲を歌うための必須テクニックとも言えるミックスボイスの習得に役立ちそうな曲を集めてみました。
各曲の紹介記事の中には、ごく簡単にですが『歌うためのアドバイス』的なことも含めているので、それもご参考にされた上でぜひ日頃の歌の練習にお役立てください。
【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲(21〜30)
RocksJAM Project

日本のアニソンをハードロックに落とし込んだ音楽性と圧巻のパフォーマンスで、世界からも高い評価を集めるボーカルグループ、JAM Project。
影山ヒロノブさんや遠藤正明さんといった有名アニソンシンガーが所属するグループですね。
そんな彼らの楽曲のなかでも、特にミックスボイスの参考としてオススメしたいのが、こちらの『Rocks』。
冒頭の遠藤正明さんによるミックスボイスは、ただ高いだけではなく、しっかりとした厚みがあります。
単純に歌唱力も参考になるので、ぜひチェックしてみてください。
クスシキMrs. GREEN APPLE

Mrs.GREEN APPLEの名曲『クスシキ』。
本作は人気アニメ「薬屋のひとりごと」のテーマソングとして起用されており、アニメの人気とともに世間から多くの注目を集めています。
メロディーに関しては、Mrs.GREEN APPLEが最も得意としているエネルギッシュな長調で、中低音域~高音域にまとまっています。
ファルセットやミックスボイスが登場するだけでなく、その中で迫力も出されているので、本作を練習曲にすれば、歌唱力が格段にアップするでしょう。
【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲(31〜40)
R/E/D/キズ

今、若手ヴィジュアル系バンドのなかでも、特にレベルが高いということで界隈で話題を集めるバンド、キズ。
今年は武道館での単独公演も成功させ、ますます勢いが増してきていますよね。
こちらの『R/E/D/』は、そんなキズの新曲です。
ボーカルの来夢さんはハイトーンボイスの使い手として知られているのですが、本作でも一般的なポップスでは味わえないレベルの高いハイトーンボーカルが登場します。
シャウトを混ぜた力強いハイトーンが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
スターライトパレードSEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARI(通称・セカオワ)、メジャー2作目のシングルで2011年11月リリース。
息をたくさん混ぜて声のアタックを優しくすることを意識して発声してみてください。
このとき喉を締めて息を絞ると苦しげな声になってしまうので、できる限り喉を開いて、しっかりと腹筋で上体を支えた上で発声するように心がけてみてください。
とてもいいミックスボイスの練習になると思いますよ!
怪獣の花唄Vaundy

シンガーソングライター、Vaundyさんの配信限定シングルで、2020年5月リリース。
彼のファーストアルバム『strobo』からの先行配信シングルとしてリリースされました。
なかなか印象的なタイトルの楽曲ですよね。
そのタイトルから受ける印象に反し、楽曲そのものはとても正統派なアップテンポのポップソングで、バックトラックの上でVaundyさんの伸びやかなハイトーンボイスが存分に楽しめます。
ボーカルメロディにも比較的高い音域の音が多用されているので、声の高い男性がカラオケで歌う楽曲としてもオススメできるものではないかと思います。
これを歌うには、テンポ感やノリを失わないことが重要になってくると思いますので、しっかりとビートを感じた上でリズムが平坦にならないように注意して歌ってみてください。
ひまわりの約束秦基博

秦基博さんの17作目のシングルで2014年8月リリース。
この曲は地声よりのパワフルなミックスボイスがサビなどで多用されており、どちらかと言えば歌うための難易度は高めの曲ですね。
喉を開いた状態での高音が必須になり、それを楽にやわらかく歌うためのミックスボイスの使い方を勉強するための曲としては、最適な一曲となるでしょう。
ファルセット(裏声)を使うところも多く出てくるので、発声の切り替えがうまくできるように練習してみてください。
over the top宮本浩次

長年にわたって活躍するエレファントカシマシのボーカル、宮本浩次さん。
最近はソロでも活躍しており、独創性にあふれた音楽性やボーカルから、若い世代にも支持を受けています。
そんな宮本浩次さんの新曲であるこちらの『over the top』は、高音ボーカルを味わうにはうってつけの作品です。
本作はトレンドのファルセットこそあまり登場しませんが、代わりに力強いミックスボイスが何度も登場します。
男性なら一度は憧れる力強い高音ボーカルを味わえるので、ぜひチェックしてみてください。