最近の邦楽は10数年前に比べて、圧倒的に音域が広くなっています。
加えて、音程の上下も激しくなっているため、狭い声域を持つ女性にとっては、自分にあった楽曲をなかなか見つけられないのではないでしょうか?
そこで今回は、音域が狭かったり、キーの調整がしやすい楽曲をセレクトいたしました。
もちろん、カラオケでのウケを考えて、なるべくメジャーな楽曲からピックアップしておりますので、ぜひチェックしてみてください!
【女性の方向け】音域が狭くても歌える曲。キー調整もしやすいオススメ曲(1〜5)
キスをしようよ少年キッズボウイ

淡さを感じさせる音楽性が印象的なバンド、少年キッズボウイ。
J-POPの特色が強いバンドなので、ロック特有の力強いボーカルは必要としないのですが、こちらの『キスをしようよ』も例に漏れず、パワフルな歌声を使わずとも歌える簡単な作品です。
Bメロが最も音域が高く、サビになると音域が低くなるという構成で、全体の音域は狭めに仕上がっています。
ポップな楽曲なので、高低差ではなく、発音面でポップさを表現すると良いでしょう。
夜想曲矢作萌夏

AKB48の元メンバーで現在はシンガーソングライターとして活躍している矢作萌夏さん。
楽曲のジャンルはほとんどがJ-POPで、クセのないオーソドックスなメロディーで人気を集めています。
そんな彼女の楽曲のなかでも、特に音域が狭い作品としてオススメしたいのが、こちらの『夜想曲』。
中音~中高音域にまとまった楽曲のため、印象としては高さを感じるかもしれませんが、音域が狭い分、キー調整もしやすいので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
味噌汁とバター汐れいら

洋楽からインスパイアを受けた音楽性で知られるシンガーソングライター、汐れいらさん。
こちらの『味噌汁とバター』は今までの彼女の音楽性とは異なり、J-POP色が特に強い作品です。
彼女が得意としているカントリーミュージックの要素は少しだけ垣間見えるものの、全体を通してクセのないメロディーに仕上げられています。
ファルセットが登場しますが、音域自体は広くはなく、ファルセット部分も地声で問題なく歌えるでしょう。
BLACK DOLLЯu-a

トラックメイクも自身でこなすことで知られるマルチな才能を持つフィメールラッパー、Яu-aさん。
アーティスト名の読み方は、ルウアです。
10代のギャルから特に人気の高い彼女ですが、そんな彼女の楽曲のなかでも、こちらの『BLACK DOLL』は特に音域の狭い作品としてオススメです。
全体を通してオートチューンで加工されており、音域はかなり狭くまとまっています。
音域の狭さからキー調整も非常に楽ですので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
幸福な通電ポップしなないで

世界観を重視した音楽性で知られるバンド、ポップしなないで。
エレクトリック系の作曲で知られており、機械的でありながらもファンタジックで幻想的な音楽性で、高い評価を集めていますよね。
そんな彼女たちの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『幸福な通電』。
ボーカルのかめがいあやこさんの声質が高いため、高い楽曲に思えるかもしれませんが、音域は非常に狭いので、適正キーに合わせれば誰でも簡単に歌えます。
【女性の方向け】音域が狭くても歌える曲。キー調整もしやすいオススメ曲(6〜10)
衝動GLIM SPANKY

独特のハスキーボイスと退廃的なメロディーで人気を集める2人組バンド、GLIM SPANKY。
音域が狭い女性にとっては、歌いやすい楽曲が多いバンドの筆頭格なのではないでしょうか?
そんな彼女たちの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、新曲であるこちらの『衝動』。
Bメロでファルセットが登場しますが、地声で歌える部分をあえてファルセットで歌っているだけなので、ここが難点になることはないでしょう。
あえて適正キーから1つキーを下げるくらいが、最も歌いやすいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
太陽ヨルシカ

若い世代から絶大な支持を集めている音楽ユニット、ヨルシカ。
アンニュイな楽曲が特に人気で、わりと歌いやすい楽曲が多い印象ですよね。
そんなヨルシカの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『太陽』。
本作はヨルシカの楽曲のなかでも、屈指の音域の狭さをほこっており、誰でも発声できる簡単なボーカルラインにまとめられています。
誰でも歌える楽曲ですが、やや低音寄りの女性の方がより映えるので、ぜひ声の低い女性に歌っていただきたい作品です。