現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲
現代音楽と言われても、そういった音楽ジャンルがあること自体知らない、という方が大多数なのではないかと思います。
知識として多少は知っていたとしても、敷居が高く難解なイメージを抱かれている方も多いのではないでしょうか。
クラシックのみならず、ミニマル・ミュージックからアヴァン・ポップ、フリージャズ、ノイズ・アヴァンギャルドにいたるまで、現代音楽の影響は多くの分野で根付いています。
そんな現代音楽の名曲とされる楽曲を軸として、幅広い分野における楽曲を選出してみました。
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現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲(41〜50)
Chorale VI-Cantus-Song of AeolusKarl Jenkins

アフリカ系の言語をベースとした「アディエマス語」と呼ばれる架空の言語で歌われる神秘的なコーラス、視界が開けたように雄大なリズムと壮大なオーケストレーションがまるである種に宗教的体験をもたらすような音楽に、初めて聴いた方であれば驚きすら感じたのではないでしょうか。
2017年、石原さとみさんが出演するトヨタの車プリウスPHVのCM曲として起用された『風の神の歌』という邦題でも知られるこちらの楽曲は、アディエマスというグループが1997年にリリースしたアルバム『Adiemus II: Cantata Mundi』に収録されている楽曲です。
そのアディエマスは、イギリスはウェールズ出身のカール・ジェンキンスさんを中心として結成された音楽ユニット。
ジェンキンスさんは音楽大学でアカデミックな教育を受け、卒業後はニュークリアスやソフト・マシーンといったジャズロック・グループに参加。
1990年代に入って始められたのが、このアディエマスなのですね。
前衛的なクラシック音楽ユニットであり、日本を含めて世界中にヒーリング・ブームを巻き起こした存在の1つと言えましょう。
Porz GoretYann Tiersen

2001年に公開され、本国フランスのみならず、日本においても大ヒットを記録した映画『アメリ』の映画音楽を手掛けて広く知られることとなった音楽家、ヤン・ティルセンさん。
現代音楽からミニマル・ミュージック、アヴァンギャルドにいたるまで縦横無尽な創作活動を続けるティルセンさんの才能は、1つの枠内に収まるようなものではありませんが、今回はそんなティルセンさんが2016年にリリースしたピアノ・ソロ作品『EUSA』に収録されている『Porz Goret』を紹介します。
クラシカルな響きを基調としながらもどこかノスタルジックで牧歌的な旋律を持ち、聴く人の映像的なイマジネーションを広げてくれるような素晴らしい楽曲ですね。
ご本人がアルバムのタイトルにもなっているウェサン島でピアノを演奏するMVは、YouTubeで1,000万回を軽くこえる再生数となっておりますよ。
Béla Bartók – Concerto For OrchestraThe Orchestra of the University of Music FRANZ LISZT Weimar

作曲者最晩年の作品。
「管弦楽のための協奏曲」とは奇怪な名前だが、作曲家には魅力があるようで、コダーイやその他の作曲家による同名の作品もいくつかある。
急弾緩弾急というシンメトリックな5楽章の流れの中に、亡命中だったバルトークの望郷の念がうかがわれる。
Alban Berg – WozzeckBruno Maderna

20世紀の歌劇として最高傑作。
上演回数も圧倒的に多い。
無調音楽でオペラを上演してしまうという破天荒な試みだが、ストーリーの展開の速さもあって全く退屈しない。
新ウィーン楽派の一人、アルバン・ベルクの代表作の一つとしても重要な位置を占めている。
ドリーム・オブ・ザ・ソングGeorge Benjamin

この曲は現代の神童、ベンジャミンが書いたカウンターテナーとオーケストラのための作品です。
ベンジャミンの音楽を聴くと、表現の陰影における正確さや、突然オーケストラが噴き出す爆発的な音の塊なども、破たんすることなく一貫性を持って曲に収まっていることに驚きます。
まさに職人芸です。
現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲(51〜60)
オラトリオ「日蓮聖人」黛敏郎

戦後の日本音楽界を代表する作曲家として知られる黛敏郎さん。
現代音楽のみならず映画音楽の分野でも活躍した音楽家です。
黛さんの作品のなかでも、仏教的世界観を西洋のオラトリオ形式で表現したこの大作は、まさに圧巻の一言に尽きます。
日蓮の生涯を「海・花・光・雪・山」の5部構成で描き、日本語の朗読と重厚な合唱、シンフォニックなオーケストラが一体となって壮大な物語を紡ぎだすのですね。
終盤、題目を反復しながら高揚していくクライマックスは、聴く者の魂を揺さぶるでしょう。
本作は、日蓮聖人第七百遠忌の記念事業として1982年4月に初演された作品です。
西洋音楽の枠組みに日本の精神性を融合させた、唯一無二の音楽体験を求める方にぜひ聴いていただきたい名曲です。
現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲
English Country TunesMichael Finnissy

8つの演奏会用練習曲 作品40 第5曲:冗談Nikolay Kapustin

現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲(51〜60)
Webern – 5 Movements for String Quartett Op5Alban Berg Quratett

弦楽オーケストラのバージョンとともに、ウェーベルンの作品の中では、比較的よく取り上げられる作品。
刺激的で明解な作風は、新ウィーン楽派やウェーベルンの入門としても最適。
この後、スタイルはマニアックな極小主義へと変化を遂げ、第二次大戦後の現代音楽に多大の影響を与えることになる。
弦楽四重奏曲第3番Alexander Goehr

ゲールの存在がなければ、イギリスはクラシック(現代音楽)の分野で随分と遅れていました。
彼が音楽の歴史を掘り起こし、ひとつの音の解釈を古典から現代まで研究してくれたことが、私たちにとって財産になります。
誰だって、そんな面倒くさいことはゴメンですから。
イギリスの方向へ足を向けては眠れません。


