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現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲

現代音楽と言われても、そういった音楽ジャンルがあること自体知らない、という方が大多数なのではないかと思います。

知識として多少は知っていたとしても、敷居が高く難解なイメージを抱かれている方も多いのではないでしょうか。

クラシックのみならず、ミニマル・ミュージックからアヴァン・ポップ、フリージャズ、ノイズ・アヴァンギャルドにいたるまで、現代音楽の影響は多くの分野で根付いています。

そんな現代音楽の名曲とされる楽曲を軸として、幅広い分野における楽曲を選出してみました。

もくじ

現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲(41〜60)

合唱曲:「イェルサレム」Charles Hubert Parry

パリーが作曲したオルガン伴奏の合唱曲をエルガーがオーケストラ用に編曲したという豪華な一曲がこの曲です。

毎年夏に開催されるプロムス(ロンドンで8週間にわたって行われるクラシック音楽のお祭り)の最終日に歌われることでも有名な曲です。

自分が作った曲をみんなが声を合わせて歌ってくれることほど、うれしいことがありましょうか。

Schoenberg “Gurre-Lieder”Donald Runnicles

Schoenberg “Gurre-Lieder” BBCSO/Runnicles 2002 Proms
Schoenberg "Gurre-Lieder"Donald Runnicles

「浄夜」と並んで、「グレの歌」は20世紀に至るドイツ音楽のエッセイを集大成した作曲者の出発点となった作品。

ファゴットだけで6本必要という5管編成の膨大な管弦楽、それに釣り合うだけの大規模な混声合唱は、現代音楽の巨頭・新ウィーン楽派の入門には最適。

Stravinsky ‘Soldier’s Tale’Leo Geyer

Stravinsky ‘Soldier’s Tale’ Performed by Constella Ballet & Orchestra
Stravinsky 'Soldier's Tale'Leo Geyer

ストラヴィンスキー「兵士の物語」は、大規模な管弦楽を駆使していたバレエ音楽とは対照的に、ほぼ室内楽に近い小アンサンブルでロシアの寓話を舞台化した作品。

組曲もあるが、実際にパントマイムやバレエで舞台化された映像と一緒に鑑賞したい。

Arthur Honegger – Symphony No. 2 for strings and trumpetOndřej Vrabec

第二次世界大戦中の陰鬱な空気が反映された作品。

弦楽合奏に3楽章でトランペットが入る。

オネゲルの作品はいずれも理性的な曲想で、即物的な質感が馴染めないという向きもあるが、第2番は比較的親しみやすい旋律で入門には最適。

ヴァイオリン協奏曲:「Maninyas」より 第3楽章Ross Edwards

現代的だけれど、親しみやすい側面を持ったバイオリン・コンチェルトです。

ここ最近になってオーストラリアは良質の作曲家を続々と輩出してきますけれど、彼らに共通してある、なんとも捉えどころのないフレーズ感というのは、何と何が折衷してでき上がったものなのかと、考えさせられます。

Kodály: Háry-János-SuiteSinfonieorchester ∙ Juraj Valčuha

Kodály: Háry-János-Suite ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Juraj Valčuha
Kodály: Háry-János-SuiteSinfonieorchester ∙ Juraj Valčuha

バルトークと並んで20世紀ハンガリーを代表するコダーイ・ゾルタンの代表作。

本来はオペラ・コミックだが、ハンガリー語の台詞が多いこともあってなかなか上演機会はない。

オペラの中から6曲選んで管弦楽で演奏される組曲の方が有名。

3・5曲目には伝統的な民族楽器ツィンバロンが加わる。