現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲
現代音楽と言われても、そういった音楽ジャンルがあること自体知らない、という方が大多数なのではないかと思います。
知識として多少は知っていたとしても、敷居が高く難解なイメージを抱かれている方も多いのではないでしょうか。
クラシックのみならず、ミニマル・ミュージックからアヴァン・ポップ、フリージャズ、ノイズ・アヴァンギャルドにいたるまで、現代音楽の影響は多くの分野で根付いています。
そんな現代音楽の名曲とされる楽曲を軸として、幅広い分野における楽曲を選出してみました。
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現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲(51〜60)
Webern – 5 Movements for String Quartett Op5Alban Berg Quratett

弦楽オーケストラのバージョンとともに、ウェーベルンの作品の中では、比較的よく取り上げられる作品。
刺激的で明解な作風は、新ウィーン楽派やウェーベルンの入門としても最適。
この後、スタイルはマニアックな極小主義へと変化を遂げ、第二次大戦後の現代音楽に多大の影響を与えることになる。
弦楽四重奏曲第3番Alexander Goehr

ゲールの存在がなければ、イギリスはクラシック(現代音楽)の分野で随分と遅れていました。
彼が音楽の歴史を掘り起こし、ひとつの音の解釈を古典から現代まで研究してくれたことが、私たちにとって財産になります。
誰だって、そんな面倒くさいことはゴメンですから。
イギリスの方向へ足を向けては眠れません。
DorchadasAnn Cleare

官能的で衝撃的な音の塊に女流作曲家であるアンは何を込めているのでしょうか。
彼女の音楽は彫刻のようであり、音色からの色彩であったりします。
生きているがゆえに知覚するすべてに注意深く耳を傾けて、音楽としてサンプルリターンしてくれる彼女の存在は現代音楽の世界には欠かせません。
B. Bartok. Ballet suite from The Miraculous MandarinDmitri Jurowski

「中国の不思議な役人」はバルトークの円熟期の作品の一つ。
本来はパントマイムの伴奏音楽として作曲されたが、バレエや単独での管弦楽の演奏で披露されることも多い。
ゾンビ化した主人公を少女の処女性が救済するというストーリーは、初演当時、大変なスキャンダルを巻き起こした。
Schoenberg “Gurre-Lieder”Donald Runnicles

「浄夜」と並んで、「グレの歌」は20世紀に至るドイツ音楽のエッセイを集大成した作曲者の出発点となった作品。
ファゴットだけで6本必要という5管編成の膨大な管弦楽、それに釣り合うだけの大規模な混声合唱は、現代音楽の巨頭・新ウィーン楽派の入門には最適。
「三文オペラ」より 序曲Kurt Weill

ドイツ特有の硬質な響きで、これほど滑稽なメロディーを演奏されてしまうと、これが悲劇なのか喜劇なのかわからなくなってしまいます。
ブレヒトの戯曲「三文オペラ」にヴァイルが音楽をつけたものですが、序曲からこのクオリティなので劇中はさらにオリジナリティ溢れる曲に満ちています。
現代音楽(芸術音楽)の名曲。おすすめの人気曲(61〜70)
Stravinsky ‘Soldier’s Tale’Leo Geyer

ストラヴィンスキー「兵士の物語」は、大規模な管弦楽を駆使していたバレエ音楽とは対照的に、ほぼ室内楽に近い小アンサンブルでロシアの寓話を舞台化した作品。
組曲もあるが、実際にパントマイムやバレエで舞台化された映像と一緒に鑑賞したい。