魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ

くちなしの花渡哲也

くちなしの花　　渡　哲也　ＵＰＢ-００５７

歌唱のテクニックや小細工はいっさいなしの誠実な歌声は、不器用な男の恋心を歌うにはもってこいの唯一無二の魅力を持っており、こうした純愛を歌うに相応しい味わいがあります。

病気療養で長期入院してる間に大ヒットとなったのも、当時の人気ぶりを感じさせます。

柳ケ瀬ブルース美川憲一

美川憲一「柳ヶ瀬ブルース」

昭和41年発売。

ご当地ソングの先駆けといった美川憲一さんの代表作の一つで、岐阜県の柳ケ瀬はこの曲で一躍有名になりました。

本人は「自分は明るい性格なので、暗い曲は似合わない」とこの歌をあまり好んでなかったようですが、かなりの低音で始まる美川さんの歌い出しはとてもインパクトがあり、暗い曲というイメージよりはいい曲だなと年を取れば取るほど味が出る名曲です。

今日でお別れ菅原洋一

菅原洋一-今日でお別れ・オリジナル歌手、日本歌謡曲・カラオケ、中国語の訳文＆解說

昭和42年発売今もなお現役で美しい歌声で頑張っていられますが、お若い頃の映像がありましたので、こちらを選びました。

歌詞はタイトルの通りお別れの詩なのですが、別れとしては当たり前の事なのですが、抜群の歌唱力と美声で別れの曲の代名詞となる位の大ヒットでした。

女の意地西田佐知子

女の意地　西田佐知子　cover by etuko　編集：katuyoshi

昭和45年発売。

ハスキーな声でどこかやるせない感じの歌い方が印象的な方でした。

数々のヒット曲に恵まれて第1線で活躍されていたのですが、後に名司会者の関口宏さんと結婚されてからは表舞台にはいっさい出なくなりました。

結婚後は幸せな結婚生活にもかなり姑問題には悩まされたようでそれでも、うまく家庭をきりもりした関口宏さんも佐知子さんをベタ褒めしてました。

ブルー・ライト・ヨコハマいしだあゆみ

ブルーライト・ヨコハマ　いしだあゆみ

いしだあゆみの26作目のシングルとして1968年に発売されました。

横浜のご当地ソングの代表的な楽曲で、150万枚以上を売り上げたミリオンセラー作品です。

多くのアーティストがカバーしていることでも有名ですね。

いしだあゆみはこの曲で1969年の「第20回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしました。

有楽町であいましょうフランク永井

有楽町で逢いましょう / フランク永井

昭和32年発売。

高度成長期時代の日本を代表するおしゃれで都会の街は銀座です。

ムード歌謡で銀座とタイトルをつけられている曲の多さにはびっくりですが、悲しげな感じの曲が多い中でこの曲はデートするウキウキ気分がわかるムード歌謡曲です。

フランク永井さんの低音で美しい声も魅力です。