魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ
突然ですが、皆さんは「ムード歌謡」に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。
若い世代であれば、そもそも「ムード歌謡」というジャンル自体聞いたことがないかもしれませんね。
戦後に生まれた「ムード歌謡」はその名の通り歌謡曲の形態の一種なのですが、実際のところ定義は非常に曖昧で、音楽的なことより情緒であったりまさに「ムード」を重視したジャンルと言えるかもしれません。
そんな独特の魅力を放つ昭和が生んだ大人の音楽「ムード歌謡」に今回は注目、代表的な名曲を集めてみました。
昭和の歌謡曲に興味があるという若い音楽好きも、もちろん当時を知る世代の方もぜひお楽しみください!
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魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(21〜30)
稚内ブルース原みつるとシャネル・ファイブ

この鼻に抜けるような独特の歌唱と歌い回しと、「稚内」で韻を踏むサビのリズム感は、一度聴いたら忘れられない癖の強さがあります。
ムード歌謡の扉を開いてしまった人が病み付きになること請け合いの、かめばかむほど味が出てくる一曲です。
ラブユー東京黒沢明 & ロス・プリモス

昭和41年発売歌謡界を代表するムード歌謡のグループです。
サビの部分はCMソングでも使われていたので、若い方でも知っているかもしれません。
この曲は最初はレコードのB面だったのですが、わかりやすい詞と覚えやすい曲の全てがマッチしてロングヒット曲となります。
愛のふれあい沢ひろしとTOKYO99

快活にうねるリズムで軽快に始まり、潤いたっぷりの美声を包み込むようにメリハリの効いた混声が合わさるこれぞムード歌謡といったこの曲は、あなたの心にふれるエクスタシー・ボイスと銘打たれたのも納得の歌声にシビれます。
おまえにフランク永井

フランク永井が1972年に発売した曲で、この曲は作曲家・吉田正が自らの人生を陰で支え続けた夫人に対する感謝の念を込めて作られた作品と言われています。
もともとは1966年に発売されたフランクのシングル「大阪ろまん」のB面として収録されていました。
フランク永井の集大成の曲とも言われている名曲です。
小樽のひとよ鶴岡雅義と東京ロマンチカ

鶴岡雅義による耳障りの良いレキントギターの音色に聴きほれざるを得ないこの曲は、小樽を舞台に旅立った男と地元に残してきた女の恋模様を描いており、甘い地声とファルセットを見事に使い分け、切々と声をしぼる歌唱が見事にそれを表現しています。
そんな女のひとりごと増位山太志郎

昭和52年発売。
現役時代は東の大関まで行った立派なお相撲さんですが、歌っている姿は根っからの歌手に見えます。
とにかくこの甘い声が非常に魅力で、当時は歌のうまさで話題になりました。
この曲も水商売へ初めて飛び込んだ女性の心境をしっとりと歌いあげています。
力士の時代にお酒の世界を十分に学んだのかもしれませんね?
中の島ブルース秋庭豊 & アローナイツ

クールファイブも歌っていますが、こちらが本家本元。
札幌の夜の街で生きてきた男たちによる、昭和のブルースです。
1973年にリリースされ話題を呼び、その後全国版が発売されました。
深い哀愁が感じられる名曲です。




