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魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ

突然ですが、皆さんは「ムード歌謡」に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。

若い世代であれば、そもそも「ムード歌謡」というジャンル自体聞いたことがないかもしれませんね。

戦後に生まれた「ムード歌謡」はその名の通り歌謡曲の形態の一種なのですが、実際のところ定義は非常に曖昧で、音楽的なことより情緒であったりまさに「ムード」を重視したジャンルと言えるかもしれません。

そんな独特の魅力を放つ昭和が生んだ大人の音楽「ムード歌謡」に今回は注目、代表的な名曲を集めてみました。

昭和の歌謡曲に興味があるという若い音楽好きも、もちろん当時を知る世代の方もぜひお楽しみください!

もくじ

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(1〜20)

雨の慕情八代亜紀

八代亜紀の30枚目のシングルとして1980年に発売されました。

作詞をした阿久悠が女心を歌にしたもので、第22回日本レコード大賞を受賞など多くの賞を受賞しました。

八代亜紀のシングルでは2番目の売上を記録しており、多くの演歌歌手にカバーされた八代亜紀の代表曲の一つになっています。

昔の名前で出ています小林旭

昭和50年発売小林旭さんも数々のヒット曲を世に送り出しており、日活の大スターでした。

渡り鳥シリーズで人気を得て後にあの大物歌手と美空ひばりさんと結婚したのですが、事実婚で戸籍上は籍を入れてなかったそうです。

わずかな期間しか結婚生活がなかったので、知らない方も多いかもしれません。

曲は女性が港酒場゙で名前を変えてお店に出て、もしかしたらあえるかもしれないという女性版渡り鳥の曲ですが、ムードが非常にいい曲で一人スナックで飲んでいる時などぴったりではないでしょうか?

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(21〜40)

愛のふれあい沢ひろしとTOKYO99

愛のふれあい 沢ひろし&TOKYO99 1968
愛のふれあい沢ひろしとTOKYO99

快活にうねるリズムで軽快に始まり、潤いたっぷりの美声を包み込むようにメリハリの効いた混声が合わさるこれぞムード歌謡といったこの曲は、あなたの心にふれるエクスタシー・ボイスと銘打たれたのも納得の歌声にシビれます。

バス・ステップ平浩二

平浩二 バスストップ Bus Stop/Koji Taira
バス・ステップ平浩二

平浩二の7作目のシングルとして1972年に発売されました。

平浩二としてはデビュー3年目にしての初の大ヒットした曲で、この曲中のバス・ストップの舞台となったのは渋谷駅東口のバスターミナルでした。

1982年に明治チョコレートのCMソングに起用され、平浩二の代表曲となりました。

伊勢佐木町ブルース青江三奈

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伊勢佐木町ブルース青江三奈

青江三奈7枚目のシングルとして1968年に発売されました。

伊勢佐木町とはは横浜市の繁華街のことで、デビュー曲以降ヒットに恵まれなかった彼女のために、作詞を手掛けた川内康範は「ハーン」というため息を曲中に入れるように命じ、見事そのアイディアが功を奏し、大ヒットとなりました。

この曲で「第10回日本レコード大賞」歌唱賞、「第1回全日本有線放送大賞」優秀スター賞を受賞しました。

稚内ブルース原みつるとシャネル・ファイブ

原みつるとシャネル・ファイブ – 稚内ブルース
稚内ブルース原みつるとシャネル・ファイブ

この鼻に抜けるような独特の歌唱と歌い回しと、「稚内」で韻を踏むサビのリズム感は、一度聴いたら忘れられない癖の強さがあります。

ムード歌謡の扉を開いてしまった人が病み付きになること請け合いの、かめばかむほど味が出てくる一曲です。