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魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ

突然ですが、皆さんは「ムード歌謡」に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか。

若い世代であれば、そもそも「ムード歌謡」というジャンル自体聞いたことがないかもしれませんね。

戦後に生まれた「ムード歌謡」はその名の通り歌謡曲の形態の一種なのですが、実際のところ定義は非常に曖昧で、音楽的なことより情緒であったりまさに「ムード」を重視したジャンルと言えるかもしれません。

そんな独特の魅力を放つ昭和が生んだ大人の音楽「ムード歌謡」に今回は注目、代表的な名曲を集めてみました。

昭和の歌謡曲に興味があるという若い音楽好きも、もちろん当時を知る世代の方もぜひお楽しみください!

もくじ

魅惑のムード歌謡。昭和の名曲まとめ(41〜60)

夜の銀狐斉条史朗

斉条史朗「夜の銀狐」【ムード歌謡】(オフィシャルオーディオ)
夜の銀狐斉条史朗

昭和44年発売ムード歌謡曲の主な特徴は1960年〜1970年前半は夜の銀狐に限らず、男性が女性の気持ちを歌っているのが数多く、水商売の世界で生きる女性を描き本気の恋や愛などはできない、できたとしてもだまされるという類のパターンが多い中での典型的なムード歌謡曲、夜の銀狐はタイトルからしてすぐに想像がつきます。

途中で何を言っているかよくわからない外国語の歌詞が出てきますが、スペイン語です。

それもこの曲の魅力です。

大阪ラプソディー海原千里・万里

大阪ラプソディー 海原千里・万理 1994-YouTube.mp4
大阪ラプソディー海原千里・万里

何よりも特筆すべきは、この曲を歌う姉妹漫才コンビの妹が現在の上沼恵美子であることでしょう。

とかく男性グループか、男女で歌われることがほとんどだったご当地ムード歌謡の世界に、姉妹によるデュエットは新鮮に響きました。

逢いたくて逢いたくて園まり

逢いたくて逢いたくて 園まり 1966
逢いたくて逢いたくて園まり

園まりの19枚目のシングルとして1966年に発売されました。

岩谷時子が作詞、宮川泰作が曲をした、園まりの代表曲のひとつで、同年には園まり自身も歌手役で出演する同名タイトルの日活制作の映画が上映されました。

多くのアーティストによってカバーされており、園まりの代表曲となっています。

愛の奇跡ヒデとロザンナ

25En.愛の奇跡/ヒデとロザンナ(cover)by Deja Vu @蒲田 Catfish Tokyo 20171228
愛の奇跡ヒデとロザンナ

イタリア人女性とのデュエットという異色のコンビでリリースされたこの曲は、デビュー曲のB面だったにもかかわらず話題を拡大させ、人気歌手の仲間入りとなる大ヒットとなりました。

二人はビジネスの関係だけではなく、後に結婚し、夫婦でデュオとなりました

別れても好きな人ロス・インディオス&シルヴィア

ロス・インディオス&シルヴィア 別れても好きな人 / LOS INDIOS&Silvia Wakaretemo Sukina Hito
別れても好きな人ロス・インディオス&シルヴィア

別れた男女の恋心が再び燃え上がるかのような斬新な切り口で描かれたこの曲は、歌詞の内容とは裏腹に爽やかな美声が印象的なこの二人によって、泥臭くならずにスーっと耳に入ってくる心地よさがウケて、爆発的なヒットとなりました。

好きですサッポロ森雄二とサザンクロス

昭和56年発売さっぽろ雪まつりのテーマソングとして起用されヒットしました。

ムード歌謡曲の中ではわりと新しい方ですが、ご当地ソングでもあるので、北海道コンサドーレ札幌の応援歌やなぜか盆踊り曲になども起用されており、結構根強い人気のある曲です。